業務日誌(2002年10月その2)

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10月20日 インチキガーデニング(2)

ハイビスカスの苗
 2月17日以来久々の話題ですが(話題がないとこれになる(^^;)。


 7月に沖縄は小浜島に旅行に行った帰りに、石垣島の土産物店で売っていた「ハイビスカスの枝」を買ってみました。

 裸の枝がビニールパックに入れて売られており、「挿し木をすれば芽が出てくる」とのことだったので、半信半疑でしたがやってみたところ、見事に全部葉が出てきました。

 ただ、本来熱帯性植物なので、8月中はぐんぐん成長していましたが、9月になったとたんにばったり成長が止まってしまい、あわてて室内に取り込みました。

 現在窓際の日のよく当たるところに置いてありますが、冬を越せるのでしょうか?
いったい、花が咲くところまでたどりつくのかどうか。




10月17日 再クラッシュ?

 ちまたのThinkPadフリークの間では、X30の限定版の話題で持ちきりのようですが、私自身はミラージュブラックにはあまり惹かれないので、BaniasのX31待ちかなあ………と思っております(またまたオタクな話ですみません)。

 と思いつつ、本日朝、愛機X20をハイバネーションから復帰させてみたら、何かおかしい。

 なんと、液晶に一筋、縦線が入ってしまっています。どうやら、縦の1ドット分の列だけ、故障してしまったような雰囲気。

 このX20は本年1月にも液晶が逝ってしまい、保険で修理に出してからまだ9ヶ月ですが、満員電車の持ち歩きにまたしてもダウンしてしまったか!!

 たとえ1ドット列分の故障と言ってもまたまた液晶パネル自体の交換になってしまうんだろうなあ、保険が利くとは言え、もったいない。しばらく我慢してこのまま使おうか?と1日中逡巡していました。

 そしてまたまた鞄にぎゅう詰めにX20を突っ込んで帰宅。ふと突っ込むときに「故障しかけの液晶に圧力をかけて、家に帰ったらさらに壊れていたりして………」という危惧が頭をよぎりましたが、「ええい、そんなことで弱気になってはリアルモバイラーとは言えん!」と振り切って帰りました。

 さて帰宅後、おそるおそるX20を取り出し起動させてみると………あれれ??
 液晶の筋がありません。ひょっとして直っちゃった?

 昔のテレビが叩くと直る、と言う話はよくありましたが、最新のPC液晶も、押すと直るのでしょうか?まあとりあえず、めでたしめでたしですが。




10月15日 免責異議

 個人が破産申立を行う場合、目的はただ一つ、「免責決定」をもらうことです。

 免責決定とは、要は借金をチャラにしてもらえることですが、債権者を犠牲にして破産者に「徳政令」を出すわけですから、法律上それなりの条件があります。

 簡単に言うと、「誠実な債務者」にしか免責決定は下りない、という建前になっていて、例えば詐欺的な借り入れを行ったとか、借り入れたお金を全部ギャンブルにつぎ込んでしまったとかの事情がある場合、免責決定は下りない可能性があります。

 もっとも、最近は裁量免責が非常に多く運用されていて、免責決定が下りないのは本当に極限的な場合ですが………

 さて、この免責するかどうかの決定の前に、破産者の審尋が行われ、その後1ヶ月間、債権者に異議申し立ての期間が与えられます。

 破産者代理人として関わっている場合、サラ金業者などがいやがらせ的に異議を出してきたりすると非常に嫌な思いをするのですが、偶然現在、全く逆の立場で関わっている件があります。つまり、債権者側として免責異議を出しているのですね。

 その債権者は個人的に大金を貸して踏み倒されたため、あきらめるにあきらめられず免責異議を出しているのですが、調べてみると、この破産者、当方の債権者には知らんぷりで、債権者のうち消費者金融業者にのみ、任意整理を行って相当な金額を弁済していたことが判明。これは偏把弁済といって、立派な免責不許可事由です。

 実はこの破産者の申立代理人は、8月17日の日誌で私が触れたK弁護士です。さもありなん、というか、これでこの破産者の免責が不許可になったらほとんど弁護過誤だなあ、と言う気がしてしまいます。




10月14日 机の整理

 3連休は非常にいい天気の行楽日和でしたが、私はおとといと本日の2日は事務所に休日出勤でした(^^;

 仕事も溜まっていてやらなければいけないこともあるのですが、今週はひたすら身の回りの片づけのためです。

 もともと(自慢することではないですが)、あまり片づけ好きではない性質ですが、最近は忙しくなったことでさらに片付けも整理もお留守になり、気がつくと記録庫の事件記録は全く秩序がなくなって、お目当ての記録を探すのに常に手間取るようになり、机の上は3分の2が片づけなければならなかった(はずの)弁護士会や派閥からのファクスで占拠されていました。

 先月の末に、ふと本屋で目にした「気がつくと机の上がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」というタイトルの本。最近はやりのこのようなタイトルのハウツー本にはあまり興味はありませんでしたが、このタイトルにはぐっと来ました。まるで私のためにあるような(^^;

 ちょっと立ち読みをしてみても、いちいち身につまされることが多く、一念発起して身の回りを整理しよう(これが本の第0章)と思い立ちました。

 とは言っても、片づけをする日程を組むこと自体に一苦労。この3連休が来るまで半月はまたなければなりませんでした。

 おととい、出勤して、まずは段ボールで3つの「すぐやるもの」「あとでやるもの」「思い出の品」という、本に書いてあるとおりの箱を作り、作業開始。

 しかし、おとといは事件記録の整理でほとんど終わってしまい、時間切れ。本日、再び机の上の整理にかかり、2時間かかってようやくきれいになりました(カメラを持ってくればよかった)。

 あとは机の周りと引き出しの中をいつやるかです。そして、この状態をいつまで持たせられるか(笑)