大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日 home 家成俊勝・大東翼・赤代武志さん 2008年 5月15日午後快晴 豊中市の事務所にて その01 その02 その03 その04 その05 その06 その07 その08 その03 30分32秒 〜46分 05秒 佐藤:学生集めてみんなで観にいったと レベルの低い鉄筋工から ミニマム教養へレベルアップやね〜 会場爆笑 家成:それでもまだ バーテンやってました はははは 佐藤:鉄筋工あがりのバーテンにもかかわらずジャットを観ながら 家成:シェーカー振りながらド「ナルドジャットをええで〜」と 言い ワイワイガヤガヤガヤ 佐藤:そうか〜そこで大島さんと知り合って まだバーテンやっているわけだね 家成:まだバーテンやって ですね そのバーテン時代に バーがうちのバーと もう一個上にもバーが在って そのバーテンさんがDJやってたんですね その人が店終わったら うちのバーによく呑みに来て バーカウンター越しに 喋っている時に そのDJの人が こんどクラブで何かやるから そん時にお前ちょっと内装やらへんかと 「何か音だけじゃつまらないから、なにか作れよ」と言って 「わかりますよ〜」って 何トンかの鉄筋買い占めてね かいじょう爆笑 佐藤:アート風味鉄筋工に変身 家成:その時も 大東 とも知り合っていたんで 大東と僕が あと2名ぐらい 専門学校の友達と 4人で 鉄筋を直接鉄筋屋に買い付けに行って 4トントラックで 積んで持って来て ずーずーっと現場に搬入して 鉄筋だけで空間作って 佐藤:なるほどね〜 家成:それが意外と 好評でまあ〜 シリーズ化されて それからあの〜 佐藤:どんなの作ったんですか 何か写真はないんですか 家成:その鉄筋の写真が無いんですよね 佐藤:記録しようと言う意図が無かったのね 家成:無かったです 佐藤:まだ自分の事を信用できてないから 家成:うふふふうふ 佐藤:それは ないのは 残念やね〜 家成:それがシリーズみたいになって 何回も 大東:二回目とか3回目から 写真はあるんです 佐藤:大東さんはいきなり専門学校で 家成さんに出会って 大東:席が一番2番で 前後だったんです 佐藤:巻き込まれ鉄筋工へ〜 ははははっは それはどういう意味で好評だったの 家成:なんか こんなもん見たこと無いみたいな クラブで何か遊んでいる ような人達だったんで ああこれ順番があれなんで 佐藤:いですよ 家成:鉄筋はこれにないですからね 鉄筋が一番最初にあったんですけど、それがちょっと残してないと そん時は体いじめるのが 気持ち良かったんですよ 佐藤:エネルギグーえ余っ 過ぎて マゾだね 家成:マゾヒスティクだったんです 佐藤:ロストジェネレーションのど真ん中で 景気悪かったからな このあたりは 家成:そうなですよ 佐藤:はははは それで肉体を痛めつけていた 家成:痛めつけて居て 佐藤:むんもン した 存在を痛めつけて お姉ちゃんかまってる場合やないと 鉄筋ステージはみんなが喜ぶと 家成:そうなですよ なにか まあ ちょうどデスコ時代が バブル終わって ちょうどクラブ アンダーグランドな感じになっていた まさにロストジェネレーション 佐藤:ロスジェネのど真ん中あたりだよね 家成:そうなんです だからそん時と僕たちがやりたい まあそういう痛めつける わりとリンクしてたのかな〜と 佐藤:社会に対する鬱憤とかを 自己責任にして 意図的に自己を痛めつけて発散俺って能力ね〜と思わせつつ かいじょうばくしょう 本当は政治がわるいんだけなのに かいじょう爆笑 国際政治 なんの役にも立たなかった 会場爆笑 ワイワイガヤガヤガヤ 若者がわるいや〜と思いこみ 政治が悪いなんて露も思わず マゾしてたと 間抜けな学生を量産しまくっていたと 最初 撮ってないんだ 家成:撮ってないんです 佐藤:ここまでは 合流するから ここからは後で一緒に話してもらって 家成:そうですね 佐藤:とりあえず 次に そうだね大東さんから 行きますか 専門学校で家成さんに会うまでの話を 大東さんは何処で生まれたんですか 大東:僕は 兵庫県の芦屋市 佐藤:高級住宅街ですかね 大東:南の方なんですけど 家成:いっそのこと、もうちょっと違うこと言ってもいいじゃないの メルボルウン生まれとか 佐藤:裏とらないから 判らない 会場うはははあはあ爆笑 裏とりになんて行けないから 本当のことでも嘘でもいいから それで何年に生まれたんですか 大東:僕は1977年です 佐藤:じゃー31才で 家成さんより3才下なんだ 大東:そうです 佐藤:77年兵庫県でうまれて 大東:生まれて、西宮の方へ引っ越して 4才 幼稚園に入るちょっと前に 静岡県の浜松の方へ 佐藤:浜松へね 大東:両親の転勤の都合で引っ越して 佐藤:海に関係ある場所だね 大東:ああそうですね 佐藤:引っ越してそのあとは 大東:小学校 中学校 高校と過ごした 大学で大阪の方へ 大学の前に予備校へ行っていたんですけど 予備校の時に京都 で寮に入って で大学は大阪の方へ 佐藤:なんて言う大学ですか 大東:家成と同じ関西大学 佐藤:国際政治学科ですか うははあはっはは 会場爆笑 大東:僕は経済学部ですけど 佐藤:僕は関西の大学はどういう大学なのか全然判ってない 関西大学の経済学部 大東:学生数が多い大学なんですけど 佐藤:経済の歴史とか 大東:大学で教養というか 1回生 2回生の時には 1回生かなそれは通り一遍にぱーっと だらだらとやって そのあと自分の履修する 専門に入って行く そこ歴史を学ぶって言うのは一回生 のちょっとした時期だけなんです 佐藤:3、4回生になると専門へ突っ込むと 大東:僕はゼミとってないんですよ 手前の専門コースみたいなもの レベル までしか受けてないですけど ミクロ経済学の方を とっていて 佐藤:ミクロ経済学って言われてもイメージわかないね 家成:わかんない ミクロまでしか判らない かいじょうばくしょう 佐藤:最近ミクロ経済とかマクロ経済とか言い言うね 大東:厳密にミクロ経済って ミクロ経済のなかの 先生が興味ある非常に 幅の狭い 佐藤:大学ってそういうもんだからね 大東:ゲーム理論ってまあ 今結構流行っているような 佐藤:投資。ファンドなんかでやっているような手法なんだろうね 大東:そうですね その人はヘッジファンド 佐藤:バブル期含めて流行りだったものね 大東:あのちょっと前ぐらい 浪人生の時に それに興味をもって ヘッジファンドというか その複雑系というか その方が面白いな と思って それで経済 どういうアプローチがあるのか 言うんで ミクロ経済学をとったんですけど よく解ってなかったんでけど たまたま そのミクロ経済のなかでも ゲーム理論をやっている先生が居らっして でその先生と 佐藤:真面目に大東さんは勉強したんだね 大東:いやしてないですそれが うはははは かいじょう爆笑 ミクロ経済のその先生の授業受けて あの先生面白いな〜と思って 2回生からその先生の授業とろうとおもって 一応履修はしたんですけど ぼく2回生に成った時から 夜間の専門学校に入ってしまって 佐藤:専門学校と大学を 大東:2回生になったときに専門学校へ 佐藤:全然違うじゃない 大東:まるで関係ないですね 佐藤:なんでですか その行動は 大東:それは 佐藤:急に変わられても 説明してくれないと 大東:それは ちっちゃい時から 絵を描くのが好きで 佐藤:はあはあ 大東:中学校ぐらいから なんとなく建築やりたいな〜と 佐藤:経済に行ったのに 大東:高校3年の冬まで 僕 理系やったんですよ それで工学部の方 からアプローチして建築 に行こうと思って 理系やったのを 12月にぶん転して そっちの経済に 佐藤:失恋したとか 何か特異な体験があったですか 脈絡無く 大東:わりと関係なく ちょっと考えて 佐藤:またこれは 将来を暗示さすしょうな行為だな〜 大東:一人の部屋で悶々と考えているだけですよ それで 分転して 1年目はあえなく なにも受からず 佐藤:やっぱり俺ってだめなんだな〜と思っちゃったわけですね 大東:まず解らんかったです、なんでかな〜 と思ったですけど 佐藤:受験システムおかしいよね 受験そのもので悩なくってもいいのにね 家成:ちょっと話戻しましょうよ ラグビーやっていたんですよ 高校の時 先輩がお前ラグビー上手いからうち大学に 来れるよって 佐藤:来れるって言われても 家成:大阪市立大学の 今もあるのか ユニーク入試ってのが あって そのあと作文なですけど 鰯三枚におろせますって 書いて 出したわけよ でお前受かった かいじょうだいばくしょう はははははは 佐藤:それで作文か 〜俳句なみに短いじゃないか 家成:それで落ちてね 先輩に何でおちんのや〜って言って 一芸入試 佐藤:若い 学生が立ち上がって 運動を起こすこと この国はしないからな やっぱり俺がわるいんだと 内向きに力が貯まる と 大東:講義にも出たかったんで 論文発表を見に来たついでに 京都の予備校 寄って 資料もらって家帰って お金お願いしますって 言って 寮入りますんで それで京都の寮入って 佐藤:兄弟はないの 大東:姉が 2人姉弟です 佐藤:弟はちょいと金掛けてやろうかってもんで 大東:何も言わずに出してくれたんで 佐藤:いいお父さんとお母さんや 後で金返せ〜とか言わない 大東:未だに言われてますからね〜 会場爆笑 佐藤:途中で言い出さないでほしいな〜 大東:回収できないと思ったんじゃないですか かいじょう爆笑 これは回収できない と それで1年間京都で過ごして 佐藤:関西大学へ入ったのね 大東:別に行きたい大学でも無かったですけど 関大の経済しか受かってなかったんで 浪人は1年でやめようと 決めていたんで デ行って それで 多少興味が在る範囲ではあったので ただ1年生の時に 経済学部だけかも知れない ですけど 担任制みたいか感じで ちょっとなって クラスが40人ぐらい それで一人教授があてがわれてて その先生が 自称 複雑系に専門家 んで 60ぐらいのかなり大御所だと でラッキーやっと思って 佐藤:権威とかにあこがれがあっったのかな 大東:で聞きに行ったら 僕よりもちょっと何かヤバイちゃうかと言う位の 経済の中での複雑系では もちろん知っている人多いけど 複雑系 全般の話とか僕が興味を そもそも 抱いた ような こう 面白い範囲 と言うのは その先生は知らなかった 佐藤:こりゃアホや〜と思った かいじょうふふっふふふふふ 大東:そっからなにか あれ って そんで 何か複雑系の 物語みたいな 事だったら みんな知っているようなことを知らなくって で何か秋ぐらいには もう冷めてね 大学辞めようか 入り直そうか それかまぁ 夜間に行こうか 迷って そんで色んな人に相談してたりしてて それで夜間に行くことに決めて 専門学校 と 大阪工業大学 に 二部があるんです その枠みたいなもの にダブルスクール出来ると聞いたんで その辺で迷って 学費とか何か なやったかな〜 なにかそんなこう あんまり積極的にカリキュラム どうとかとう言う話ではなくって 佐藤:学費で 大東:学費とか なにかその 時間とか なにかそう言うことで 大阪工業大学に決めて 入学したんですけど 学費は自分で払うと言いながら 1年分しか自分で払えなかったので 佐藤:アルバイトやりながら払おうとしてたんだ 大東:そうですね んで 入ってみたら アルバイト出来る時間は無い事に気が付いて ふふふふふ うんで 大学は一回生の時は 色んなアルバイトを したんですけど 入ってからはしてない 1回生のときは パチンコ屋のバイトとか かけもちで行ってまして 佐藤:鉄筋工には 行かなかったですか 大東:鉄筋工ですか 会場爆笑 僕はなにしてたかな〜 塾の講師とか 佐藤:情報系とかに 肉体系じゃなくって 頭脳系へ 家成:僕も塾の講師してはははははは 佐藤:なに教えてたんですか 家成:もうテキスト使わないので首になっちゃった うははははははは 大東:あとは家庭教師 す−ぱ−のレジ打ちもしてて それは時給よかったんで あとはパチンコ屋とか 飲み屋とか あとJリーグの 観客の そんなんしてて 専門学校入って 家成と出会って 佐藤;前後だった 大東:そうなです 家成:そん時 僕はアフロフェアーやっていたんですよ 会場爆笑 一番前に 座っていたんで 背後から見えない 大東:見えない うはははははは ふたり重なって もじゃもじゃに うはははは 46分 05秒 次のページへ |