大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日   home 

家成俊勝・大東翼・赤代武志さん 2008年 5月15日午後快晴 豊中市の事務所にて  
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  その04 46分 05秒〜 1時間 00分 15秒  

家成:大学の時はストレートにしてて 中東系のやつに間違われていたと うふふうふふふふ 
佐藤:アラビア語でも喋っていれば うふふうふふふ
家成:その時ちょうど サイババがはやっていた 
佐藤:サイババってなに 

家成:インドで いわゆるビートルズの昔インド行ったときの マハリシとか あのへんの瞑想系の人達の血を継いでいると思うんです 何か手から砂出したりして 
佐藤:手のひらから砂が出て来るの 
家成:砂が出て来る
佐藤:ダダの手品じゃない 会場 うははははは なんんが瞑想じゃ
家成:そうサイババに似てるって言われて 

佐藤:キャラ濃いんだよね 
家成:なにかその時は濃かった 


佐藤:じゃーその専門学校で 家成 大東は 合流したから じゃこんどは 赤代さんに しゃくしろ 間違いやすいよね 
赤代:そうですね 
佐藤:珍しい姓 ですね
赤代:そうです 
佐藤:どこで生まれたんですか
赤代: 家は岡山 
佐藤:岡山はどこですか 
赤代:岡山の 西粟倉って言うところで 兵庫県と 岡山県と 鳥取県が

佐藤:山のなかッテ感じですね〜 
赤代:トンネル越えたら鳥取県 そこの10軒ぐらいあって あとはそこからの分家だけなんです 日本で20軒あるかどうか 

佐藤:日本にそれだけ 何をしてる家だったですか 
赤代:なにか先祖はなにか 姫路城 作るときの 言ったらその時の土方かなにか 赤松城と言って 赤松が城主やったときの 赤と 城の城やったんです 
佐藤:城を代にかえ簡単にしたんだ

赤代:お城を使っている時に よくない事が続いて
佐藤:ああそうかそうか 赤い城じゃだめだと 代にしようと 
赤代ふふふふ 
佐藤:漢字替えしたわけね 
赤代:そうなですよ  
佐藤:赤代さんは伝統的に 名前までかえて かいじょうばくしょうははあはははは 思いつきで建築へとは訳が違うぜ〜 でも奥深い山の中みたいだけどね 
赤代:やまんなかです 
佐藤:何年うまれですか 
赤代:74年です 
佐藤:家成さんと34才だ 同じだ それで高校中学 

赤代:そこでは父親しか生まれてなくって 母親は尼崎に 父親が出てきていて
佐藤:ああそうかそうか 
赤代:尼崎で小中高 ずーっと 
佐藤:尼崎だ 
赤代:尼崎です 生まれは 
佐藤:ああそうかそうか お城作ってた土方系の血を引いて 筋金入りだと 大学はどこへ行かれたんですか 

赤代:神戸芸術工科大学 と言うところです 
佐藤:ああ聞いたことあるな 木村さんが居るところだ 
赤代:ああそうでうす 
佐藤:そこは何年入ったですか 浪人しない
赤代:そうですね 93年に 

佐藤:93年に入って それで順調に 4年間で卒業したんですか 
赤代:4年間でなんとか 
佐藤:97年 
赤代:そうですね 
佐藤:97年だったら銀行 潰れているし 会社崩壊してるし 行くと来ないですね〜赤代:そうですね ちょうど95年に 震災があった

佐藤:ああそうか 3回生の時にね 
赤代:僕らの年で言うと 成人式の次の日 
佐藤:1月17日だからね 
赤代:そうですね 

佐藤:そうか 家代代 建物に関わっていいたけど 建物関係やる気無くなるよな〜
赤代:その時に なんて言うかな ちっちゃい時から 建築の事をしたいと 思ってたのは 父親が職人なので 洗い屋さんなんですけどね 古い木とかの汚れを灰汁抜いたりとか そういう 
佐藤:洗い屋さん と
赤代:はい そんでちっちゃい時から 休みのたんびに 現場連れて行かれて 現場でウロチョロしてて 父親は残仕事をやっているような 
佐藤:そうかそうか 小さいときから現場に行っていたんだ 

赤代:そうですね 
佐藤:おお俺と 近いですね〜 赤代さんは代々現場だけど かいじょうばくしょう 廻りは横ずれしっぱなしだ 赤代さんは代々ずれてない 大分違うな〜 へーえ それでどこで どうなってここに居るのかな

赤代 :それで 大学を出て 最初 きたむらりくお さんと言う 設計事務所の 大島さんと親交があった 僕もそのつながりで 大島さんと 何度か 
佐藤:ああ そうですか 
赤代:そこの事務所に 4年 ちょっと 
佐藤:建築の設計をやっていたわけですか
赤代;そうです 
佐藤:アシスタントをずーっと
赤代:そうです ちょっとして 事務所が解散ってなったんですよ 突然 そんで仕事が無い と言うことになって 

佐藤:芸工大ではちゃんと建築の勉強をしたんだ 
赤代:はい 一応してました
佐藤;専門はなにを 都市計画とか 
赤代:環境デザインと言う 
佐藤:茫洋としてわからない名前だよね 

赤代:他の大学で言うと建築学科なんですけど そのなかからこう ランドスケープケート 構造にいけることか 窓口は 
佐藤:筋通っているね 横ずれしないね〜 かいじょうははははっは オモロクないけど設計事務所が潰れて消えて無くなったから かいじょうふはははははは  じゃ大学は真っ直ぐに 4年だけ行って
赤代: 修士とか行かなくって
佐藤;へえ〜 なるほどね〜 

赤代:解散ってなって そんで失業保険もらいながら フラフラしてて その時に 大阪造形センターって言うがあるんですけど 
佐藤:それは私立のなにか 
赤代:そうです それには入学はしないんですけど そこの主催の 展があってそこに応募したんです その時の審査委員が大島さんだった 
佐藤:大島さんが出ましたか〜ははははは 

赤代:それで呑みに連れて行ってくれて 
佐藤:大島さんに評価されちゃって 才能無いと言ってくれれば 違う今日があったのに 会場爆笑 

家成大島さんに色々けしかけられたって言うのはありますね「やってみろ」
佐藤:言われて それで いきなり自分で始めたんですか 
赤代:そうしてるうちに 
佐藤:そうすると 何歳ですか いまから 

赤代:27、8の時 
佐藤:宮本さんの処は行ったの
赤代:はい 
佐藤:宮本事務所へ勤めた
赤代:はい 1年半ぐらい宮本さん ところはちょっとお世話になり 
佐藤:1年半も すごいね〜 そしたら橋本浩司さん と一緒だった 

赤代:あのねちょうど入れ替わりなんですよ 橋本さんがたぶん夏に抜けはって 僕は夏に顔出しに行った その秋から 
佐藤:金沢に行ったら橋本浩司さんの処に行けって言われてさ〜 宮本事務所に4年半居たって言っていた 
赤代:そうなんですよ
佐藤:伝説 の人なんだ

赤代:そうなですよ 一番長かったんです 
家成:へーえ〜 
佐藤:橋本さんが出たあと入って そこで1年半 それは1年半で辞めようと 
赤代:一物件だけの担当だと言うことで 最初に雇われて 
佐藤:そうかそうか それ終わったからはいと  そこで何を作られたんですか 
赤代SOHO担当 

佐藤:おれ見に行ったよ フォトコラ作った(フォトコラs。h。)  知っていた
赤代:はい 
佐藤:駆け足でみせてもらって 30分ぐらで写真とって 大丈夫かなと思ったんだけど フォトコラ作った 凄いね段々 平らな 処がほどんど無い感じだね
赤代:ないです 
佐藤:そうかそうか SOHOやったですか 宮本事務所ですか ほら筋通っているね〜 
赤代:ははははは 
佐藤:どこまで行ってもズレないね ははははは 何しろ昔から城作ってるんだから地震なんてなんのそのだ〜 かいじょうはははははは ブレようがないんだ〜 みんな明日から拝まないと駄目だね 会場ばくしょうはははあっははあは  

家成:毎日拝んでいます 
佐藤:方や国政政治と経済から ずれっぱなしだし かいじょうははあはっはは それがいいねまた まだ会ってませんね 
赤代:宮本事務所で 勤めている時に 家成君が オープンデスクって感じで 

かいじょう だいばくしょう 

佐藤:宮本事務所に行ったんだ〜 会場爆笑 ちょっと待て どこへ行くと宮本事務所なんだ 宮本学校はまだ言ってないよね
家成:まだ行ってないです 大島さん



佐藤:ジャットまでだ  ジャットから宮本事務所へはどう経路ですか これやっていたシェーカー振りながら

家成:バーテンやりながら学校入ってて 大東と あと他二人 ぐらいと一緒に バイトやりながらやっていて  これはお金の無いカップルが居て 結婚式あげたいけど 式場であげるお金が無い と言うので じゃー公民館を 1日で結婚式場にかえて
佐藤:涙物語になって来ました こいつらの為に仮設をぶっててて作ってあげた 
家成:そうなんですよ 
佐藤:なでまたそんなことに 

家成:いや虐めたかったですね かいじょうばくしょう 
佐藤:そうか自分の体を酷使したいと 自分たちで内装をかえて 
家成:そうですね 最初こういう公民館 結婚式と言うよりはむしろ 葬式みたいだ 会場ははははあっはは 
佐藤:人生の墓場って言う例えもあるからいいじゃないか〜 

大東ボルタンスキー 格好いいな〜と言うところで 
家成:大島さんに ボルタンスキーが良いって言って本みしてもらって そのころスクおぉったーに入り浸ってたんです 
佐藤:それは良かった そうかそうか大島さんが過激な檄を飛ばしていたわけだ やっぱ虐め系ですから はああはははははは  

大東:ボルタンスキー良いな〜と思ってやってみたら 何か葬式みたいに なって よかったのかな〜って言う 
家成:でも結構感激してくれて 
大東:うん〜 
佐藤:このカップルお金無いって言ったら 公民館 こんなになっちゃって       感動しちゃうよね  シーン と成ってしまったね〜 

家成:神父さんも友達がやっているんですよ まるでキリストみたいだ  会場わらい彼は職人だっけ
佐藤:牧師やりながら職人もする 
大東:アメリカかカナダで 
家成:めちゃ面白い人 
大東:実際に現場って言うか 作るのはその人が主に 
家成:いろいろ発注してくれて  
佐藤:場所はだれが探してきたんですか

               公民館内部 

家成:
場所は僕たち一緒に やってたいメンバーの 友達やった 
佐藤:こんな場所アルで〜 ここでやっちゃおうって 工事費とか出ないですね 
家成:出ないです 
大東:材料もひろいましたね〜 それではあっはあっは

佐藤:建築とうよりは芸術 インスタレーションのなかで 結婚式も出来てしまったって言うことだね 身体表現に近いね 
家成:はい 
佐藤;活動して この人達を喜ばせる 芸術は喜ばせるこころであると 
会場はははははは  コンテンポラリーアートもこれなら行けると 
家成:ごっっー喜んでもらえた 

佐藤;それで居て まだ赤代さんはまだ出て来てないですけど  まだ この辺 大東さんと 4人で 
家成:これが クラブ 音屋って言う 当時あったんですけど 三宮の地下に そこを一晩だけ のために徹夜で 泊まり込んで1日で終わったら解体する 
佐藤:イベント終わったら解体までと 仮設ね
家成;仮設です 

佐藤:照明入っているんだね いろいろ 
大東:これ鉄筋の次の2回目 
家成:2回目の  
佐藤:鉄筋シリーズでなかったんだ

家成:鉄筋は一回やって あんまりにシンドイと言うことが わかって  ははははははかいじょう倍爆笑  

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