2009年12月10〜13日じゅっくりの会in京都 記録     home  

10日 駅から  えいぞうさんの家体験記  えいぞうさん父を語る えいぞう・きみこさん新居を語る

11日  柳原照弘の この1年   工芸繊維大講義      デザインイースト 00 を語る  

12日  渡辺菊眞さんに聞く   鼎談 アガカーン賞の王路 (森田一弥・渡辺菊眞・江崎貴洋)
     松岡聡さんに聞く    
工繊大3年生・浅野翔さんに聞く

柳原照弘さんデザイン・イースト00を語る(DE00)  
            その01  その02  その03 

 2007年3月31日の柳原さん  2008年 5月17日の柳原さん 

             その02 

柳原:それが味噌なんですけど、
佐藤:ふふふふ
柳原:要はDE01に向けて何が出来るか?っていうことで最後だけ。でも。それまでは大阪の人が大阪発信だとちょっと、斜に構えているのを。あ、海外のあの人がわざわざ、今まで東京のイベントしか来なかった人が来て。しかもトークショーする。その人 実際に見に行けると。ミーハーでもいいんでけど。でもそこで、そこから出た言葉って凄い身に染みるし、僕も凄い経験になっているんで。まずは大阪に来て、何か分からないけど、集まってくれた人に対しても すーっと入るのって、言葉だと思ったんで。その言葉を中心にした3日間

佐藤:それでメディア・デザインをちょっと入れ絞めて最後に大阪かを持ってきたと。
柳原:それぞれ、コンテンツも、単なる僕のようなプロダクトのデザインだけが、興味持てるんじゃなくって。エディトリアルやっている人も興味持てる、グラフィックやっている今東京で中心にまわっているメディアの4社代表、全部東京。

(デザインメディアの編集部から独自の信念を貫き活躍する4名を招聘し合同ミーティングを通して都市を形づくる一旦を担うデザインメディアのあり方を探る。石橋勝利氏[AXIS] 白井良邦氏[Casa BRUTUS] 猪飼尚司氏[デザインの現場] 山田泰巨氏[Pen]モデレーター:岡田栄造氏[dezain.net / 京都工芸繊維大学]

大阪は無いんです、それを岡田栄造さんにモデレーターをお願いして。岡田栄造さんの立ち位置としては、京都に住んでますし。ジャーナリストでもない、フラットな立場で。その人らを大阪で語ってもらうと。いうことで、凄く僕らも興味出るし、その出版関係の人もこの不況の中どう考えているのか?しかも大阪で何を話すかっていうのを。それはやっぱり凄い興味もって  みんなが。

佐藤:メディア関係者を呼んで語ってもらったというのも 特徴だよね。
柳原:そうですね。あとは海外の人を呼んだっていうのもありますし。あともう一個の特徴は、いつもこういうイベントってデザイナーだけの話なんですけど。今回僕ら一番メーンに考えたのは、そのデザイナーを企業者どう起用しているのかっていうのを大阪で語ってもらうということで

佐藤:それはどこに入っていたんですか
柳原:2日目のアノニマス・ジャパンっていうことで、ここに
        (金井社長・絵ネットより)

佐藤:
ああ無印良品の、デザイナーと関わっている人達ね
柳原:そう。えーとね、これは社長を呼びました。金井社長
佐藤:金井社長と何人かいたよね
柳原:金井社長とサム・ヘクトと言う、無印良品にデザイン提供していて世界でもトップのデザインをクオリティーを

佐藤:みんなが注目しちゃったわけだ
柳原:で、いわゆるサム・ヘクトだけ普通呼ぶんですね。でそこでデザイナーがど思っているかを話すんですけど。ここで僕らがやったのは、サム・ヘクトが無印良品っていう日本を代表するブランドにどう提案していっているか?っていう事を聞てるのと、その無印良品がどういう意味で世界展開して、海外のデザイナーを起用しているのかを

佐藤:より現実的な話にしぼって、ぼんやりじゃなく。大人の話を聞こうというかたちだね
柳原:その事によって、デザイナーもどうやったらチャンスが有るのか? の話も聞ける可能性を持って来ますし企業の人も無印という世界で成功してるブランドは どう考えてるのかっていうのを聞きたい。あんまりデザインに興味無かった企業の人も凄い参加してもらって。そうすることでこの場にデザイン、閉じているんですけど、広がり繋がっていく

佐藤:アノニマスジャパンと、メディアを加えたっていうのが今までに無い特徴なんだね
柳原:特徴ですね。本当はもう一個あるですけど。あとでまた説明します。要はイベント。、デザインイベントなんだけど、デザイン関係者だけが集まってはいないですね。閉じてますけど。広げてもいないし、閉じてもいないけど。そこに、来たくなる人が来ているんですけど。来たくなる人が色んな情報から来れるようにはしてる。

それがこの大阪のDE00だと出来るんじゃないか。ということで、この二つが凄い特徴なのと、もう一個はメインのデザインナーを呼びつつ、デザインラウンジという

佐藤:ミーティングというの何ですか?
柳原:要はそこで、会合ですね。
佐藤:ミーティングというの何? トークショーの周りに起きていたわけだね
柳原:周りというか空いた時間を、空間の中にトークを関連してる企業、展示もしているんですけど。要は展示だけにして終わるんじゃなくって、トーク・話で来たいということで、空いている人。 以外にもトークの凄い濃密な時間を過ごしてほしいな〜と思って。
佐藤:ミーティングというの時間を当てて、あいた時間も交流させてしまうと。ふんふん

柳原:それを実は、ここのトップの人らに負けず劣らず 面白い事をしている日本の、まあ東京を中心とした、デザイナーの人に、企業の人に来てもらって20分のプレゼンテーションをしてもらったんです。だから20分間ずーっとトークショーでメインをしてもおかんしくないような人が、そこで ずーっとプレゼンテーションしてくれてる状況をつくったですね。だから何時行っても、面白い話が聞けると

佐藤:それプラスラウンジもあるんでしょう
柳原:それをいわゆるゆっくりプレゼンするラウンジか、何人か集まってミーティングするっていう。その中にはい
佐藤:そうか、このラウンジとミーティングは双子の兄弟みたいに似ている
柳原:そうです、一緒なんですけど、内容が少しずつ、何を話しているかで、違うと。



     人が集まった要因はなに

佐藤:
やってみたらみんなが集まって来たというのは、どう考えればいいのか、何だったと思いますか
柳原:要はやっていなかったからに尽きると思うですけど。大阪で。いわゆる東京か海外にしかなかったイベントと同じような人が、この三日間で来るんだと思って。誰がやってるんやろうなとか。何をやるんやろうなって思ってまずは来ると。来たら、やっぱりこのロケーション、川沿いで凄い良い場所なんですね。

なんかそこで デザインの話を

佐藤:川面を眺めがらね

柳原:おこなわれてて、しかもデザイン関係者がこんなに集まって
佐藤:濃密だし隣に有名なデザイナーいたりして。

 (絵deサイトより)

柳原:
もいますし、それに呑んでいる人が。デザインラウンジに参加している人がけっこうメインで雑誌にも見るような人が一緒に酒呑んだりとか。してるのを。いままで大阪に無いと思っていたのに、出来るんだと思って。ここで、本当にみんなが、凄いよかったと言ってくれて僕の年代の上の人が凄い言ってくれて。「僕らだと、重い腰だし、何かやっても無駄や」と思ったりとか。「海外での評価で満足しているから。諦めてたいけど、何かやっぱりあったら楽しい」。それを「やってくれて凄くよかった」って言ってくれて。

佐藤:簡単なことなのにな〜
柳原:簡単な事ですね〜。やろうと言って日決めて、スケジュール決めて、予算決めて。声掛けるだけです。

僕らも、この人とこの人と、この人呼びたいって言うのを決めて、コンテンツを決めた後に直接電話したんですよもう。スエーデンとかに。でこういうのをやりたいけど、大阪にとってはまだ、やった事のないイベントだから、協力して欲しい。来て欲しい。みんなやっぱりスケジュールが空いてたら来てくれます。

デザインラウンジに参加している人も、僕らは初めてメンバー見る、どうなるか分からないし、来た結果何も残らないかもしれないけど。やっぱりこの人らが来てくれないとDEは良くならないと思って、ちゃんと自分たちで電話して。

話す時間は20分という、そんなに大したことない時間だけど。絶対大事やから来て欲しい!とですね

参加してくれたエキシビジョン唯一参加してくれた、ブランドがE&Yという日本のメーカーさんブラントなんですけど。そこの社長に僕らがやろうとしている事はこのファニチャーレーベルE&Yが参加してくれないと、始まらないから参加してください!って言うことで。でもお金は出ないと

佐藤:自腹で来てくれた!
柳原:来てくれたんです。みんなだから、要はみんな対価じゃなくって、何か面白そうだから
佐藤:当たり前の行動だと思うけど、その領域に参加して、全体を育てるっていうか、そこに行って掻き混ぜるっていうのが重要だと言うことですね、呼び掛けられると、大人だからね、そこを参加してみんなで耕そうとするもんだよ。そこに参加しようとするのが、普通の社会の人間の在り方だんだよね。

柳原:あとは何かやっぱり、何も情報として無かったら、そういう年齢とか、自分の体裁で来ない人に 参加することで来てもらうようにしたんです。だから大阪は大阪で、作って来た僕らの上の世代のデザイナーの方も、たぶん情報だけ送って来て下さいって言っても来ないですけど。トークショーに参加してくださいと。そこで意味を、話して下さいってことで

佐藤:「話して」って 呼びかけられると嬉しでしょうね
柳原:まあそこで来てくれて、同じ話をすると、僕らが持っている問題意識と共有してくれてるんで。実は参加してくれた人が今凄い声掛けてくれて
佐藤:ああ、なるほどね、その後の展開でね
柳原:その後の展開は凄い広がり

佐藤:出演者で色んな名前が建築家の若手が一杯載っているわけだよね。これは自分たちで選んで
柳原:これは僕らジャンル、いろな建築家、グラフィックデザイナーアテストという関係をネットワーク今まで築いているんで。そこで、築いた人を直接



 実行委員

佐藤:
実行委員のメンバーの話に移りますけど、柳原さんは、インダストリアルデザイン関係だけども、原田さんはアートプランナーみたいな感じだ。、

柳原:アート関係者が多いです
佐藤:家成さんは建築家、で水野さんって言う方は
柳原:水野さんはファッション博士をロンドンで取ってて、日本人で唯一
佐藤:ドクターなんだ
柳原:一人だけなですよ。そのネットワークを駆使して、ロンドン関係を

佐藤:多田さんは
柳原:エディターなんですけど。原田君とおなじ、彼女も凄い面白いプロジェクトやっているので、是非インタビューをしてください。原田君のアートプロジェクトを一緒に本を作ったりとか、をしている。一緒にやっている人で、彼女関係者からグラフィック関係の人を呼んで。デザインラウンジだけでも全然イベントして成り立つぐらい。

佐藤:実行委員の5人は分かったとしても、5人じゃ動かないよね
柳原:動かないですね
佐藤:サポーターが一杯要るじゃん
柳原:そうですね、これはまず、DE00に協力してって言っても、何か、何かあったら言ってくださいぐらいなんですね。みんな。何かよかったら手伝う。それは全貌が見えないし、僕も相手だったら、そんなよく分からないイベントにいかない。 絶対みんな参加してもらいたい、参加して いいイベントになると僕ら思ったから。まず最低限の実行委員のメンバーにしたんです。実行委員を増やそうとするともっと増やせたんですけど。

佐藤:じゃー5人で全部やったの
柳原:まずは5人でギリギリまで
佐藤:全然居ないの
柳原うちのスタッフ
佐藤:柳原さんの会社のね

(絵DEサイトより)

柳原:
多田さんのスタッフとか原田さんのスタッフとかは、入りましたけど。本当に最低限でギリギリまで。ある程度ガイドライン作った後に、ボランティアとうい形で集めました。

佐藤:ボランティアはどういう人が、
柳原:メーン学生なんですけど。僕らはDE00でこういうのやりますということで。大阪市とかの人から、面白いから色んな処でプレゼンしたらって いうことで。そこに行ってこういうことをやりたいんです、でボランティア募集しますけど、何回会場かでやったんですよ。そこで何人か声掛けてくれて。それが少しずつ集まって、ボランティアが30名ぐらいの組織になったんですけど。本当にそれだけで。

佐藤:最低限で最初だしやってしまおうと。第一回目は。
柳原:そうですね。最低限で出来るものとして、やってみて、でもこれで、ずーっと続く、ここで「こんな状況に参加していい」と思う人はこれを見てくれないと増えないと思ったので。

佐藤:後はですね、チケット販売については?ここに何カ所か書いてあるんでけども。これだけだったんですか?
 

  28:56

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