バイクを止めた 「 本当に こうしなきゃいけなかったのか 」 僕は手袋を脱いで 静かに この木に触れた | |
僕が好きなこの無人駅のホームは 土台 階段 デッキと すべて木で 線路の枕木を流用して作られているんだ | |
ぱっと見ると青い海の風景 強い風が吹くこの場所で 木は枯れても 枯れ木の盾のもと他の植物が育つ 強い風からの盾となる ペンで撮る(拾う)と 海の青さに較べると 枯れ木 その存在は見えなくなってしまう しばらくは下を向いていたいから 寝転んで 空を見上げるのは今日は少しあとにしよう |
PS 枕木の駅を歩くと
この駅を歩くとキシキシと木の音がする そのためかな このホームを歩くと 土足で上がっちゃいけない様な気分になる 枕木すらコンクリートになった現在 こんなあたたかなホームは もう作られる事はないだろう そう僕にとっては ここは ちょっとした木のノスタルジア |
http://www5c.biglobe.ne.jp/~mvx250yf/frameset.htm