2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
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井口純子(いのくち・すみこ)井口勝文(よしふみ) 「こんにちは ! TERAUCHI+八賢邸」を語る 第 1章 新聞作る 「こんにちは ! TERAUCHI」を語る 01 02 03 第 2章 井口夫妻 「八賢邸を語る」 01 02 03 04 第 3章 いろんな話 05 06 07 08 09 こんにちは!寺内新聞 補足 10 第 4章 井口勝文 生い立ち と純子さんとの出会い 11 12 13 |
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第3章 井口勝文 色んな話 08 | |
宗教系の情報 作法 佐藤:そう、だから新しい言葉が何かないかなーって言ってるんですよ 純子:ほんとに、何か無いかなー 佐藤:「南無阿弥陀仏」に代わる、 でもなんでもいいんですけど、そういう言葉の代わる、ね。一瞬にして全部分かりあう 純子:宗教のイメージが悪いんですよね 佐藤:それは 宗教が機能しないから、葬式仏教に成り下がったの 純子:組織が悪いんだと思う。宗教心ていうのはとっても大事なことだと思うね。うん。人間を大事にする宗教心だから 佐藤:だから、僧侶ってのはオピニオンのリーダーだったり経営者・思想家だったりしたのが、いつのまにか 侍の下請けになっちゃった 今はただの葬式屋になってるから もう侍と坊主の政治的な闘争だからね。こないだのレクチャーの時も、資料だけ作ってあるんですけど。 織田信長の比叡山焼き打ちによって、仏教が自立できなくなっちゃった 仏教は侍の下請けに入っちゃったそうですよと 勝文:あ 佐藤: 800年前とかね600年前だとか言われても 俺見てないからわかんないし。 そうじゃないって人もいるから分からないんですけど、要するに今の事実は、僧侶 宗教が 色んなものの下請けになってて、 オピニオンリーダーじゃなくなった 事実 路上生活者が困ったり派遣村とかできたり、 宗教家がやんなきゃいけないんですよね 湯浅誠がやっちゃってるから、現代の社会活動家が 勝文:うん 佐藤:実際、坊主ってのはオピニオンリーダーであり社会活動家だったんですよね 勝文・純子:そうだな 佐藤: 葬式のチェーン店 下請けだから 勝文:日本でも宗教の総本山といったら京都でしょ。みんな京都にある。祇園支えてんだからね そんな社会になっちゃってんだから 佐藤: いまは大方全て、官僚の下請けで発展して来て 宗教法人は税金免除する ー 宗教 闘わない 全部 課税するとか言ったら、えらいこっちゃーみたいな感じ。 課税した方がいいと俺は思うんだけどね 一企業ですよね。税金とったほうが いいとおもう 勝文:もう完全にそりゃそうだすよね 佐藤: お互い癒着してるから。票入れろ なにやってるか、みたいな。騙されちゃうわけ で税金取ってくれないから 純子:うーん 佐藤: 新聞がまた書かないから、めちゃくちゃ なんで書かないか知ってる 勝文:知らない 佐藤:それはね、宗教系 新聞ってあるじゃないすか 純子:はいはい 佐藤: 印刷してるの全部地方の新聞社なんですよ。印刷代が 年3億円ぐらい。3億から5億くらい毎年入ってくるんですよ 勝文:は 佐藤:だから宗教系新聞の悪口 絶対書かない 勝文:ああは そういうこと 佐藤: 印刷は地方の新聞社がやって 関連の広告だします 各新聞社にお布施系 経費を流し込んでいる 悪口、絶対 新聞社書かない 勝文:あ それでか 佐藤:みんな癒着してるんですよ 情報操作 勝文:それ知らなかった そういうことやっているの 佐藤: 普通は新聞社ってのは印刷所は それぞれの地方にあるんですよ 純子:うん 佐藤:宗教系 新聞 印刷所無いんですよ 純子:無いんですか 佐藤:印刷を外注して新聞社の口塞ぐ 勝文:口塞ぎ料 佐藤: 賢いんですよ 勝文:は〜 なるほど 佐藤: 毎週 関連広告出すじゃないですか 純子:あ〜 佐藤: 広告費でも口塞ごうと 地方の新聞は広告部というのは 編集部が下で、広告部が上みたいなもんなの。 書けなくなってる 勝文:なるほど 佐藤: 実態が分からないんですよ 勝文・純子:うーん。 佐藤:新聞社に知り合いいるし 変な知識もあるんすよ 新聞界 機密費みたいなもの 押し紙して発行部数を 水増ししているのは常態 勝文:なんとかなんないのかね 領域を横断す る 建築家は現れるのか 佐藤: さっき建築士が自立して領域を横断できるように、TBS勤めたけど 朝日新聞行って、いやーなんかこう移動 大阪新聞行って・・大阪は無いんですか 地方新聞 勝文:いや、ありますよ。大阪日日新聞 佐藤:大阪日日新聞に行ったり、神戸新聞に行ったりってジャーナリストも渡り歩くようになればいいんだけども 日本設計行ったけど 経験積んでも、日建設計絶対行けないわけですよね 一 同:苦笑 佐藤:経験積んでも 大阪市役所の建築課に勤められないですよ。領域を横断するやつは出てこない 不安になる そんなことすると絶対生きてけないよの、社畜と言われるような空気をつくり 身も心も囲い込まれちゃうんですよ 勝文:それありますね。僕なんかね、タケチャンマンなったらね、辞めて10年経ってるけど、あの人は前・竹中だったからっていうレッテルがついてね 佐藤: 俺は井口だって言わないとこがタケチャンマンに相変わらず取り込まれてるわけですよね 山口さんの悩み相談 山口:いや、それはちょっと否定したいですよね、僕らとしては勝文:うん 山口:佐藤さんは僕のことを 会社に勤めてるって 佐藤:お前は 今日、世話人だから 今日は俺にしゃべらせろよ 勝文・純子:あははははは 山口:自分でカットするから 一同はははははは 佐藤:いや、そのままね 否定して 何 山口:否定するんだけど、僕は夜は10時まで働くんですよ。夜10時から 佐藤:苦労してるって話したいわけ 山口:違う違う違う。全然違う。夜10時から3時まで起きてる時間ていうのは、それは日本設計にはどうだっていい時間でしょ 土日 佐藤:会社で 自分の仕事せいや 山口:会社でもしてる って 今言ってもいいんだけど 佐藤:してなさい 会社の中で独自の事務所つくっちまえばいいんだよね 勝文:あ〜 それだけじゃなかなか限界あるからね 佐藤:アドバイス、先輩 山口:教えてください 一同 あははははは 山口:会社での生き残り方、生き残り方じゃねえな 佐藤:固定給だから、年金みたいなもんだよ 勝文:僕はまぁ 日本設計も あんまりタケチャンマンと大きな組織だから変わらないと思うんだけど。要するに組織の中で、上に行こうと、部長だ何だという、上に行こう、というのとね、やっぱり自分の仕事でいいんだ、というのと。ま二つあると思うんだよね 山口:はい 勝文: 自分の仕事でいいんだ、と思った時に、いつまでそれができるかというのが大きな組織の場合あって。ある程度実績を重ねていくとね、もういいよお前部長になれとかね、取締役になれとかって、段々実務から離れていって、組織運営権限者という風にならざるをえない 佐藤: 現場から離すんだよ 勝文:うん。そういう宿命っていうものがあるよね。大きな組織で働いているとね。だから、そういう風になっていこうと思う人は、まぁそこで本当にそれをちゃんとやったらいいと思うんだけど 佐藤:あー 純子さん、昼飯の準備なんかいいですよ しゃべってましょう 勝文:自分はそうじゃないなと思った時が 問題なんだよね。うん。自分はやっぱり建築家なら建築家、俺はその仕事なんだ、と 山口:はい 勝文:思うとね、日本設計なら日本設計の中で、その役割をまずは果たす。これね、能力がなかったら別だけど。そこそこ能力があればね、大組織の中の一部としてね、まぁそこそこお前なら給料払ってもいいよという程度の仕事をするのはね、割と簡単なんですよ 山口:うん、簡単ですね 勝文:うん。だから 別に他に出来るんですよ。自分のやりたいことが。それは分けたらいい。それが僕は、あの、公私一致という 純子:公私一致・・ 勝文:公私一致で 山口:僕 だからさっき ちょっと わかんないように、ちょっと純子さんと違う名刺渡しちゃったりしてるんですよ。僕の個人の活動の名刺。 勝文:あー、そうですね。 純子:はい。 佐藤:それを会社の名刺の裏に書いときゃいい 一同 苦笑 山口:会社の裏 勝文: 問題になるから 佐藤:あははは 純子:白幡製作所ってなんだろう と思って 山口:僕あの、鉄工所の息子なんで 鉄工所継ぐことはできないんですけど。そういう町工場と協働していろんなもの作るっていうのやってるんですよ。それがその山口白幡製作所っていう。ここの会社の社長になるってこと 佐藤:会社の社長の経費出してもらって 山口:あはははは 僕 実は社長 一同 あははははは 純子:あ〜そうですか 佐藤:お前、自腹切って 会社の経理払 って いいねえ 勝文:だからまあよく世間では「二足のわらじ」っていうけどさ、自分の仕事としては「一足のわらじ」なんだよね 山口:全部 別個で考えるんじゃなくて、つながっている活動の中に日本設計でやってることもあれば、僕 建築もまた別でそれと違う、気長に作ってるんですけど。そうやって照明作ったりとか、いろんなことやってるの全部 僕だっていう 純子: それでいいと思うね 山口:それで僕のホームページは全部一個一個のホームページないんですよ。ヤマグチアキト ドット コムっていう。僕のホームページなんですよ 勝文:あーほんと。あーそれそれ 山口:そーいうのをすごく魅力感じてるんで、佐藤さん呼んだんですけど、僕のこと バカ野郎 バカ野郎っていうから 勝文:あはははは 山口:分かってくんないんですよ だから 付いて 来てる 純子:まー建築は特別な技術とね、知識が要ることですけどね 佐藤:でもまーここに付いて来るだけ才能あるんじゃないの 勝文:いや いや ほんと いくつ 山口:僕29です 勝文:あ いいね 僕は山口さんの歳でイタリア行ったの 山口:あー・・ 会社にいながら・・辞めて 勝文:会社を休職して。 佐藤:でも会社サボってここへ来てしゃべってるから、 なかなかね 勝文:休んだんですか 山口:休んだんですから 佐藤:あははははは 純子:はっはっはっは 立派立派いいじゃん 山口:ほんとに 文字おこし やるんです 勝文:ほんと あっはっはっは これが公私一致なんだ 佐藤:で、俺より早く来て駅で待ってるってのが いい 山口:あははははは 佐藤さんが10時って言ったじゃないすか 純子:あっはっはっはっは 佐藤:俺、実は9時半に来てたんだけど、駅の便所でウンコ 遅れたんだよ あははははは がやがや 佐藤: 俺より遅く来たら 連れてこない 早く来て待ってたから、まーいっか 山口:あはははは 佐藤:もっとさ 公私一致でもっとやった方がいいよね。もっとやりなさい。何かが足りません 山口:足りないですか 勝文:ドンドン。それは人の何倍も働かないといけないけどね 佐藤: 日本設計にいると、資本がデカいからよ、個人でやるより色々できんだから 勝文:そう そうなの 個人でできない体験がいっぱいできるもんね 佐藤: 。会社の資本は俺の資本だから、会社の銭は俺の銭だと ガンガンやっちまえばいい 山口:そうなんですよね 勝文:そう。そうそう 山口:悪くなろうと思えばいくらでも悪くなれる 佐藤:もっと悪くなりなさい 山口:利用しようと思えばいくらでも利用できる 佐藤: お前が会社に利用されてんだ今のところ。だから俺にバカだっていわれる 自分らしいことやってねーんじゃねえか 会社で 文章は自分の名前 書け 私これ書きました、みたいな姿勢がないのよ 基本的になってねーんじゃねーか 山口:分かりました よくわかりました、それは 佐藤:だから バカだって言われて当然じゃん 山口:そうですよ 佐藤:頑張ってください 勝文:日本設計の山口っていうのもガーンと売り出すっていうのもいい気がしたね 山口:売り出したい 売り出す 勝文: 日本設計っつったらやっぱり重いからね そらーやっぱり、日本設計の山口ってのは残っちゃうね でもそれは、利用できる立場でもあるからね。山口ってのは 佐藤:じゃ、お前 日本設計の金使って俺を呼んだら 来てやるわ 山口:あ・・なるほど 勝文:そうそう 佐藤:俺絶対 いく 山口:で、僕らの会社に バカバカバカバカ言うんでしょ 一同:あははははは 佐藤:いや言わないよ みんなすごいね ってしか言わないよ 山口:えーそれじゃズルい、呼ばないっすよ 勝文:いやいや、それはいいんだよ あははは 佐藤:会社の中では ほんと言うと 人間の声はさっぱり通じないから 純子:そうそうそう 勝文:そのとおり 純子:ほんとそう。はっはっはっはっ ガヤガヤ 純子:それ、すごく大事ですよね 佐藤: 劣等感の塊。建築家の成り損ないばっかりだから 組織事務所はね、やりたいようにする お金もあるしね、人脈もあるしね 独立してる奴なんかろくでもない インディペンデントの建築家、ろくでもないよ って言う 山口:ははははは 佐藤:ね。だからそういう話してあげて、自信持たせておいて、最後にチクリと 要点を言って、 勝文:そうそう 佐藤: 日本の悪いところはね、劣等感が裏返って そこから なり上がって いくからね 1本路しかない 佐藤: 最近さ老眼なっちゃって見えなくて、みたいなさ。でカッコ悪くすればいいんですよ はげちゃってねーみたいに。 勝文・純子:うん 佐藤:でもねー建築 、こんなん作ってますよって みんなをビックリさせればいいから 勝文: 弱みいっぱいあるはずだからね (2:00:06) その09へ |
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