意地を通せば窮屈だ。

　最近は自転車で走っていると気持ち良いを通り越して暑いくらいの陽気になった。
　で、この時期に自転車に乗っていてとても困るのが虫。
　今日も帰宅途中にゴマ粒ほどの小さな虫が何匹も服に付いた。そんな状態でいるのはたまらなく嫌なので、その度に指の先で払っていた。取りきれなかった虫を信号待ちの時に必死になって取っていたら、いつの間にか信号が変わっていた。それくらい厭なんです。
　先日などは、自宅近所のスーパーに行っただけなのに、やっぱり何匹も服に付いた。そのうちの一匹を指で弾こうとしてうっかり潰してしまい、服にシミを作ってしまった。最悪。
　あ、訂正。最悪なのは目や鼻の穴に入る事。
　最近、日中はサングラスをしているので目に入る事はなくなったが、以前はよくあった。
　目の中に虫が入っているのにそれがなかなか取れないなんて、考えただけでも鳥肌が立ちます。
　何とかならないものだろうか？

　最近、あまり見ない。
　見ないというのは電波に乗せられた番組をという事で、家電品としては毎日利用している。
　主な用途は、タイマー機能を利用して目覚まし代わりにしているのと、こうしてパソコンのディスプレイとして使う事。
　ところでゴールデンウイーク中の事だが、タイマーで電源が入る時間にNHK──仕事のある日はニュースとデータ放送で天気を見るくらいなのでチャンネルは殆ど固定──ではヘビーな内容の番組を放送していて、仕事に行く前にテンションがた落ち。ただでさえ疲労が溜まっていて仕事に行くのが辛かったので、何かの嫌がらせかと思った。
　嫌がらせといえば、僕にとって今日は飛び石連休の中日。
　仕事に行きたくないなぁ。
　とはいっても、休日に自宅にいてもどんどん鬱になるだけなんだけど。
　困ったもんだ。

　最近、静脈──特に手や腕の──が気持ち悪いくらい浮き上がる。まあ、仕事でそれだけ身体を使っているという証拠なんだろう。
　ところで、以前、女性の中には男の血管の浮いた手や腕を見てセクシー（ちなみに職場のOさんはこの言葉をよく使う）と思う方が少なくないと聞いた事があるのだが本当だろうか？
　僕にはそれが本当なら、その方たちはどうかしているだけだとしか思えないのだが。だって、自分で見てて気持ち悪いもん（笑）。
　今度、職場の女性にアンケートでもしてみるか。

　書くネタが浮かばないまま、ブログの編集画面を眺めていてふと思った。

　我ながら巧いタイトルを付けたもんだ。

　このブログのタイトルは、説明するまでもなく漱石の『草枕』の冒頭の一文からの引用だが、今までの──そして恐らくこれからの──僕の生き方そのものだ。
　思い返せば、変な意地を張っていっぱい損をしてきました。
　じゃあ、意地を張って何か得した事はあるかというと、・・・多分ない。
　自分でも、何でそんなに意地を張るかねぇ、と思う事があるのだけど・・・。
　こればっかりは生涯治らないんだろうな。

　昨日の記事を読み返してみて思ったのだが、2万くらいの買い物をしただけで財布の中身を気にしなければならないなんて、何だか、毎日一所懸命働いているのがアホらしくなってくる。
　まあ、だからといって生活に困るほど給料が少ないって訳でもないので、以前の生活に戻るつもりは毛頭ありませんけどね。

　昨日、“ついで”に買った物の一つがサングラス。
　最近では仕事が終わる頃には陽が昇っていて、帰宅するにはその陽が昇っている方角に向かわなければならない。
　これが、仕事が終わって後はお家に帰っておやすみなさいをするだけの人間にとって、アホみたいに眩しい。
　で、必要に迫られて買った、のはいいんだけど、これが、自分でも笑ってまうくらい似合わない（笑）。
　どれを買うか選ぶ際に、明らかに自分には似合わないだろうというモノを除いて一通り掛けてみたのだが、どれもこれもまあ、似合わない事。仕方がないのでその中で一番マシと思ったのを買った。
　メガネの類を掛けた自分の顔を見慣れていないってのもあるんだろうけど、それにしてもねぇ・・・。
　ところで、買ったサングラスのレンズには色がついていない。タグにはUVカットと書いてあったので目は保護してくれるんだろうけど、透明のレンズでは可視光線をカットしてくれるとは思えないのだが・・・。
　どうなんでしょう。