大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日   home 

香川貴範さん伊藤立平さん 岸上純子さん 2008年 5月14日はれ阿波座の事務所にて  
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その09 

岸上:毛筆だけです
佐藤:文字って凄く面白いじゃないですか、あれってなんですか?漢字を書くんですか、英語も書道でするの

岸上:漢字です、楷書なですけどもだんだんかなの書になっていく
佐藤:金文って古代文字があるじゃないですか、それは書かないの
岸上:上手くなっていくと

佐藤:上達しないと書けないんだ
岸上:最後は中国の漢文になる
佐藤:書の神様 王義之とかなぞるんですか。書って即興、生がそのまま定着しちゃう。恐い世界ですよね。水った書こうとして時に、リアルな水っていうをどう捉えているかって、現れてしまうじゃないですか。恐いですよね。建築と似てますけど
香川:うんうん
佐藤;ただ、こいつは持ち運び簡単だし、数千年耐久性が保証されている。建築は50年ぐらいしか持ちそうもない。そうですか〜。墨とかにも凝るんですか

岸上:昔は凝ってました、する量とか、文字のよっても墨の多さと水の多さが違ったりする
佐藤:なるほどね、高価な墨って黒が色々な色彩に見えるんでしょう
岸上:油の量が違う
佐藤:あれって煤なんでしょう、煤と膠かなにかで固めて〜墨に凝ったら、本当に多趣味だね、空手。ピアノ。書が歴史が一番長いよね。一回観てみたいな。書いたの見せてください

岸上:はははは
香川:ははははは ミニカー

佐藤:チョロQじゃないの
岸上:チョロQじゃなくって
香川:家にブアーっとある・はあはははは
佐藤:岸上さんキャラ濃いね〜
香川:ははあはは

岸上:この大きさなんです 1/43
佐藤:大きいね
岸上:ある程度デティールが作り込まれていて
佐藤:これはどういう魅力ですの? 喋ってて写真とるの忘れてしまっていた。これって一個幾らするんですか

岸上:高くっても3,4千円
佐藤:高いんだね 会場爆笑
岸上:一回呑みに行くのやめれば一個買えるかな〜みたいな
佐藤:これは何時から集めていたんですか、幼稚園のころから
岸上:いや。幼稚園の頃から集めるのは好きだったんですけど、幼稚園の時は変わった消しゴム。色んなカタチした消しゴム、集めてて
佐藤:キャラ濃いな〜建築が一番新しいんじゃないか〜

香川:一台模型用に借りている
佐藤:模型1/43でつくるの
伊藤:それも考えている
岸上:普通の車よりはちっちゃめなんで
佐藤:1/50でも使えるんだな。ずーっとさっきから黙っていたけど。とんでもない多趣味のかたがいたではないですか

香川:ははははははは
佐藤:1/43の模型を集めて、空手をやりながら書道しながらいいね〜それは、チョロQじゃなかすね
岸上:チョロQも持っているんです
佐藤:世界中の車ほとんど持っているんだ

岸上:イギリズ車が はははあはっはは
佐藤:なんでイギリス車なの
岸上50年代60年代のイギリス車が好きです

佐藤:そういう車 生みだしたイギリズの事調べておしててください、ミニカーで博士論文一本書けるじゃないですか

会場ははははははは

ミニカーから観たいイギリスの50〜60年代。一番長いのがピアノなんだ
岸上はい
佐藤:書道は何時からですか
岸上:小学校の2年生から 今やっていないですけど
佐藤:師範って簡単にとれないでしょう
岸上:高校までやっていたんで

佐藤:そうとう腕が立つんだね、天才と言われていたでしょう
岸上:近所では
佐藤:言われてた!みたい〜
香川:はははははは

佐藤:その書を観たい
岸上:でもオリジナルは書いた事ないです
佐藤:俺に書いて送ってよ
岸上:何年書いてないんだろう

佐藤:なにがいいかな〜 観察栽培 
岸上:観察栽培
佐藤:おれ観察栽培型社会を目指しているんで。時々見に来て、おお成長してるな〜と。5年毎にね。
香川ははははは
佐藤:じーっと観ている人間をね。観る人がいると育っていくっていうことで観察栽培がいいと思うんだよね。毎日来られると鬱陶しいでしょう

会場はははははははは

佐藤:今回は30才前後の建築家を観てあるく ことば悦覧でもいいかな。会った事が無かった人にいきなり話を聞いてみると。想像を超えた人に出会えるからね。会社の中ですでに独立していた。なんて言ったらいいんだろう。香川さんは伊藤さんや岸上さんたちのスタイルはね。おれがwebに載せれば。会社に勤めてて悶々としている人が居るじゃないですか。この記録に触れてしまうと、「会社の中でも独立できるんだな〜」香川スタイルがあるぞと。

香川:はあははははは、そういうのありじゃん ははははははは

佐藤:言葉がいま 舞っているけど、それを文字にしてネットに載せておくと みんなの共有資源になるじゃないですか音の固まりだったものが。頂いたデータをくっつけてみんなで活用すると。組織事務所の中で独立するっていう生きたもあったかと勇気与えるかもしれないし。

香川:そうですね、どうどうとコンペやって入賞したけど誰も気づかなかったですけど

会場はははははあはは

佐藤:おれは組織事務所が好きなんで一生組織に属して生き行くっていうもの在りだし。独立するだけがいいわけじゃない
香川:そうですね 

佐藤:独立系建築家とか組織内建築家とか言ってるわけだけど何処にいても建築家として認められる社会がいいね。今は組織に入ると個人が消えて無くなるよね
伊藤:そうですよね

佐藤:この記録みると、元の組織事務所の人が悔しがるかもしれない
香川:それはいいですね

佐藤:今日はよかったね。やっぱりこういう人達いるんだね。何かやっている人達いるだろうと思ったら。居たねカレーに燻されながら

会場ははははははは

佐藤:絶妙な3人組だね、スペース・スペース・スペースに戻したほうが良さそうだ

 今日はそんな処で終わりましょうねまた次回 5年後こさしていただいてこさしていただきます。ありがとうございました


 これで 香川貴範さん伊藤立平さん 岸上純子さん の記録は終わります
  読んでいただきありがとうございました。
  続きは 2013年までお待ちくださいませ  文責 佐藤敏宏