05 コンペ案
松川:さっき道々車の中でお話した、コンペの案って見てもらっていいですか。
s:いいです よろこんで。それで この建築はおわりなの〜。
松川:なにか他に聞きたいことがあれば。あとは見てもらったまま。佐藤さんがどう感じるかだと。
s:僕は体験記に書きますから、ここで貴重な時間を潰して ぐだぐだ言うことなないので。 せっかくですから、松川さんが今やってらっしゃつた事と、いままでの松川はこんな人生だったとか・・人生を語ってもらってもいですけど。
共に 笑う
松川:コンペの話ですけど、大自然の中に建っている木造バンガローなんですけど。これも内部空間。6人が泊まれるような、まず設計をして。
s:これ浮いているということ。
松川:これだけでは浮いていて、当然 持たないので、ここからが味噌というか。
s:これは熊本アートポリス内のコンペの案として出されたプレゼン絵なのですか。
松川: 3日前(2005年11月21日)にプレゼンテーションした画像をそのまま お見せしているんですけど。こういう45角の杉の間伐材を偏心トラスで組んで行くわけですね。それによって。
s:全体をくるんじゃう。中だけを使うと。
松川:そうですね。
s:なるほど。蓑虫〜
松川:こいうところを今。コンピュータ・プログラムをまた開発して、実際に作ったんですね。
s:藤森さんが喜びそうな。案じゃないでしょうか。
松川:笑う・・ウニとか栗とか。鳥の巣という人がいましたけど。
s:そうだよな〜
松川:そういう形態を真似したわけじゃなくって、さっきも言いましたけど、自然のアルゴリズムというか仕組みを踏襲してその結果自然の形態に似ているというのが重要だと思っています。
s:これは公開するんですか。自分の作品集の中に。WEBなどに。
松川:ホームページには乗せると思いますけど。
s:プレゼンが上手ですね。ユーモラスだし、この内容で コンペ 落ちちゃうんですか〜、入選もしないのですか〜?
松川:いや入選しました。
s:するだろうね
松川:優秀賞を。
s:そうだろうな。
松川:いいところまではいったと思うのですが、結局 負けちゃっいました。
s:そうか。さっきの絵デジカメ撮らせてくださいね。
松川:いいですよ。
s:藤本壮介さんと、競って二位になったと言うこと。
松川:正確には 優秀賞他に二案あって。三つの内の一つで。最後の4つある内に・・。
s:藤本壮介か松川昌平かで・・ 競ったんだな〜 まずめでたしめでたし ・・
松川:そこまで言うと、他に聞いていた人が・・そんなことないだろうと・・
s:まいいじゃない〜 自分がそう思っているだから
笑い
s:これの方が見たことなくっていいな。藤本さんのは 大体どんなでした
松川:藤本さんのは凄く面白かったですよ。これもちゃんと構造計算してですね〜。絶対リアリティーの所が問題になるから
s:モックアップを実践してみた!?
松川:事務所の1階でモックアップを・・
モックアップ映像記録を共に見つつ ゲラゲラ 大笑い
作ったんですよ。 PCを操作する松川
s:これを原寸で作ってみたの。
松川:はい原寸で。全部じゃないですけど。一部分だけ。45角の杉買ってきて。
s:構造計算というのは自分で・・
松川:飛んでる彼が 構造家で、彼にやってもらったんですけど
PCに映る モックアップ制作 ビデオ映像を共に 見てる〜・・おお3人が乗ってぴょんぴょん跳ね飛んでる〜
s:笑う・・やるね〜。これをみんなの前で発表したわけか〜。どうだ〜 これで出来ました〜と
松川:出来ました〜。乗っても大丈夫と。
s:これ笑えるね〜。これの映像記録〜。建築的ナイスお笑い芸人だね〜
松川 笑う
松川:みな笑ってました。
s:ここまでやる建築家は楽しい〜!。なるほど。
松川:ここまでやって、最後に真面目にプログラムもお見せして・・。
s:これは 正式な 作品名称としては
松川:関数空間って言う名前を付けてます。
s:蓑虫家 じゃなくって関数空間ていう カタチで提案した〜!?
松川:関数空間。サブタイトルは自立生成する木造とは。
佐藤 大笑
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