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黄泉の国から逃げ出した伊邪那岐命が穢れた身体を清めるために、禊祓いの儀式を行った時に次々と神が生まれた。 | |
【身に着けていたものを脱ぎ捨てたことから生まれた神】 |
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| 衛立船戸神 （ツキタツフナドノカミ） |
手にした杖を投げ捨てたときに生まれた神 禍のここに近づくなという意味 |
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| 道之長乳歯神 （ミチノナガチハノカミ） |
帯を解いて投げ捨てたときに生まれた神 道中の安全を守る意味 |
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| 時置師神 （トキオカシノカミ） |
腰の下に巻いた裳（腰から下に着る女性の衣装）を投げ捨てたときに生まれた神 解き置くという意味 |
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| 和豆良比能宇斯能神 （ワヅラヒノウシノカミ） |
上に着た衣を投げ捨てたときに生まれた神 煩いから免れた意味 |
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| 道俣神 （チマタノカミ） |
下に着ていた褌（ふんどし）を投げ捨てたときに生まれた神 衢を守る意味 |
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| 飽咋之宇斯能神 （アキグヒノウシノカミ） |
冠を投げ捨てたときに生まれた神 穢れの明けたことを示す意味 |
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| 奥疎神 （オキザカルノカミ） |
左手に纏いた玉飾りを投げ捨てたときに生まれた海神 沖と渚とその中間の海を示す意味 |
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| 奥津那芸佐毘古神 （オキツナギサビコノカミ） |
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| 奥津甲斐弁羅神 （オキツカヒベラノカミ） |
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| 辺疎神 （ヘザカルノカミ） |
右手に纏いた玉飾りを投げ捨てたときに生まれた海神 沖と渚とその中間の海を示す意味 |
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| 辺津那芸佐毘古神 （ヘナツギサビコノカミ） |
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| 辺津甲斐弁羅神 （ヘツカヒベラノカミ） |
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【すべて脱ぎ捨てて身体を洗い清めたときに生まれた神】 |
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| 八十禍津日神 （ヤソマガツヒノカミ） |
醜い夜見之国に出かけた時に、身体についてきた穢れがもととなって生まれた神 | |
| 大禍津日神 （オホマガツヒのカミ） |
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| 神直毘神 （カムナホビノカミ） |
穢れを直そうとして生まれた神 | |
| 大直毘神 （オホナホビノカミ） |
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| 伊豆能売神 （イズノマノカミ） |
禊をそそいで清らかになったことを示す神 | |
| 底津綿津見神 （ソコツワタツミノカミ） |
水の底深く沈んで身体をそそいだ時に生まれた神 星により航路を定めた当時の海路を守る神 底筒之男命・・・墨江（住吉）の三座の大神 |
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| 底筒之男命 （ソコヅツノヲノミコト） |
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| 中津綿津見神 （ナカツワタツミノカミ） |
水の中で、身体をそそいだ時に生まれた神 星により航路を定めた当時の海路を守る神 中筒之男命・・・墨江（住吉）の三座の大神 |
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| 中筒之男命 （ナカヅツノヲノミコト） |
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| 上津綿津見神 （ウハツワタツミノカミ） |
水の表にでて、身体をそそいだ時に生まれた神 星により航路を定めた当時の海路を守る神 上筒之男命・・・墨江（住吉）の三座の大神 |
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| 上筒之男命 （ウハヅツノヲノミコト） |
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| 宇都志日金拆命 （ウツシヒガナサクノミコト） |
綿津見神（ワタツミノカミ）の御子 | |
| 天照大御神 （アマテラスオホミカミ） |
左目を洗った時に生まれた神 高天原を治めよと命じられた 仕事を任せるしるしに玉飾りを賜った 玉飾りの名を「御倉板拳之神（ミクラタナノカミ）」という |
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| 月読命 （ツクヨミノミコト） |
右目を洗った時に生まれた神 夜之食国を治めよと命じられた |
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| 建速須佐之男命 （タケハヤスサノヲノミコト） |
鼻を洗った時に生まれた神 海原を治めよと命じられた |
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