[世界の神々]



【エジプトの神々】
シュウ 大気の神で創世の神
アトゥムによって最初に作られた神
ラー 太陽神で天と地の創造者
ハヤブサの頭、頭に太陽円盤、ウアス杖、アンクなどを持つ
太陽は、朝に東から昇り、夕に西に沈む。転じて一日に死と再生を繰り返す不死の存在
ケプリ 太陽神ラーの形態の一つ
男性の体にフンコロガシの頭をもつ姿であらわれる
ホルス 力強い猛禽類ハヤブサを神格化した神
太陽神ラーの息子とされる
ホルスの4柱の息子 イムセティ、ドゥアムトエフ、ハピ、ケベフセヌエフ
という4柱の息子がいる
マアト 太陽神ラーの娘で頭にダチョウの羽根を差した女神
クヌム 羊の頭を持つ神で生命創造と洪水の管理をしている
ろくろを回し、粘土に魂を吹きこみ人間を作る
オシリス 死後の再生と生命を象徴する神で冥界の王
頭には「白冠」、王勺と殻さお、ジェド柱とウアス杖を持つ
ネフティス オシリスのために泣く女神
祠堂を頭に乗せる
アヌビス 死者の守護神で死者の眠りと来世を守る
ミイラづくりの神でもある
アヌビスは狼の姿であるが、顔が黒いのは死者の闇を映している
メルセゲル 死者の守護者で王家の谷の守り手
沈黙を愛する女神で顔は蛇である
ハトホル 母なる女神
若く美しい恋人であり、時には慈愛に満ちた母
頭上には日輪がある
タウエレト 大いなる母神
大きな乳房と護符「サァ」を持つ雌のカバの姿であらわれる
イシス 農耕の神、豊穣神
偉大なる女魔法使いで、王座を守る
セト 荒ぶる砂漠の神
暴風と雷鳴を象徴とする
ネフェルテム 頭の上にロータスの花を咲かせた男性神
セベク ワニの姿をし、頭上の冠の緑色はナイル河畔の植物をあらわす
ソプデト ナイルの氾濫を告げる星の神であり、豊穣の女神でもある
別名、鋭いもの
アメン/アモン 生命の息・祈りを聞くもので、新王国首都テーベの主神
二本の羽飾りを頭に乗せた男性神
ムト 天空の女主人でアメンの妻
テーベの守護女神で顔はハゲワシである
アンケト 増水をもたらす神
頭上に羽毛で飾り立てた帽子をかぶっている
クヌムの娘もしくはサティスの妹である
ミン 生殖・豊穣の神
勃起した巨大な男根を見せる神
モントゥ 力強い腕を持つものでテーベ九柱神の長
ネイト 矢を射るものの意で、戦と狩猟の女神
頭には「赤冠」をかぶっている
プタハ 顔美しきものの意であるが、死者の姿で現される神
セクメト 強力な女性の意で、雌ライオンの頭部を持つ女神
セルケト 生命の貴婦人と呼ばれ、頭上に足と針のないサソリを乗せてあらわれる
トト 知恵の神で書記の守護者でもある
アメミト ライオン、カバ、ワニが合体した姿であらわれる
ベンヌ 不死の霊鳥で鮮やかに舞い上がる
光り輝く者の意
ハピ ナイル河の神
頭の植物はナイルの象徴パピルスを意味する
二人のハピがパピルスで呼吸をしている姿は、上下エジプトの統一を意味する。
ヘフ 「永遠」を神格化