※ユダヤ教・キリスト教・イスラム教等分けると大変なので混同しています。 | |
大天使ミカエル | 教派によって異なるが三大天使・四大天使・七大天使の一人であり、「熾天使」として位置づけられる。 背には翼が広がっているものが多く、場合によっては孔雀の尾羽のような文様の翼を有した姿で描かれることがある。 また、彼の右手に剣、左手には魂の公正さを測る秤を携えている姿で描かれることもある。 |
大天使ガブリエル | 教派によって異なるが三大天使・四大天使・七大天使の一人である。 神のことばを伝える天使。 |
大天使ラファエル | 教派によって異なるが三大天使・四大天使・七大天使の一人である。 薬剤師、盲人、病人、精神障害、旅人の守護者。 |
天使長ウリエル | 教派によって異なるが四大天使・七大天使の一人である。 天におけるすべての発光体と地上の運行、気象、自然現象を司る。 また、懺悔の天使として現われ、神を冒涜する者を永久の業火で焼き、不敬者を舌で吊り上げて火であぶり、地獄の罪人たちを散々苦しめるという。 ノアに洪水が迫っていることを報せた。 |
ラグエル | 教派によって異なるが、七大天使の一人である。 「神の友人」を意味する。 神の命令で終末のラッパを吹き鳴らし、地上に過酷な天罰をもたらす存在として描かれている。 |
ラミエル | 教派によって異なるが、七大天使の一人である。 「神の雷霆」を意味する。 幻視を支配する存在であり、その力で地上の人間に神からのメッセージ(黙示)を伝えるとされている。 |
サリエル | 教派によって異なるが、七大天使の一人である。 神の玉座近くにはべる権利を持ち、神の意志を執行する司令官の役割を持つ。 また死を司る天使ともされる。 悪の道に走った天使の罪を量り、堕天させる役目を持つ。 一瞥で相手を害する事が出来たり、見ただけで身動きを出来なくさせたり、死に至らしめる事が出来る強大な魔力である邪視(邪眼・魔眼)の元祖と目されている。 |
メタトロン | 「契約の天使」「天の書記」「神の代理人」など、様々な異称を持ち、72の異名を持つともいう。 |
サンダルフォン | 天国の歌を司るのが職務とされる他、罪を犯した天使たちを永遠に閉じ込めておく幽閉所の支配者でもあるという。 誕生を控えた胎児の性別を決める天使とされる事もある。 |
イオフィエル | 智天使の指導者として位置づけられており、天使の503軍団を指揮した。 その名は「神の美」を意味し、四つの顔、四つの腕、四つの翼を持つ者とされている。 アダムとイヴを楽園の外に連れ出したとされる天使と言われている。 |
カマエル | 「神を見る者」という意味の名をもつ大天使で、14万4千もの能天使の指揮官であり、1万2千もの「破壊の天使」を率いているともされる。 神の立てた正義を前提にして、神に敵対する者達を容赦なく攻撃するといわれている。 |
アブディエル | サタン(ルシファー)の仲間の天使群の中で、神に反乱を起こすことに唯一反し、それを拒絶した天使。 神に立ち向かい悪魔になる天使群の側から身を外し、自ら神の元へ飛び去っていった。 |
ザドキエル | 「神の正義」を意味する。 主天使を率いる。 生命の樹のケセドの守護天使である。 |
サキエル | 智天使の一人。 水を司る天使とされる。 |
ザフキエル | 「神の番人」を意味し、座天使の指導者ともいわれる。 生命の樹のビナーの守護天使である。 |
オファニエル | 「座天使の長」であると同時に「月の支配者」で、月の車輪を管理するといわれる。 |
アラエル | 鳥を司る天使の1人である。 |
ガギエル | 魚を司る天使の1人である。 |
アルミサエル | 「子宮の天使」ともいい、難産の際の分娩を補助する役目を担うという。 デーモンから妊婦や胎児を守る天使の一人とされる。 |
サハクィエル | 「空の天使」と呼ばれている。 |
ゼルエル | 「神の腕」という意味があり、力・戦を司る。 |
ハニエル | 力天使の一人。 「神の栄光」「神を見る者」を意味する。 |
レリエル | 「神の夜」を意味する。 出産を見守り、守護する女性的な天使であり、子供が生まれるとその子の運命を予言するという。 |
マスティマ | 「敵意」または「憎悪」を意味する悪魔。 人間を害し、また誘惑する事で神への忠誠心を試みる存在であるとも言われている。 悪魔の大軍を配下に所有しているが、神によって完全に管理されている。 |
サマエル | 「神の毒」「神の悪意」の意味をもち、赤い蛇と呼ばれることもある。 イヴに知恵の木の実について教えた蛇がサマエルとされている。 |
主なる神の被造物でありながら、高慢や嫉妬がために神に反逆し、罰せられて天界を追放された天使。 200人の天使たちが集り、互いに誓いをたて、人間の娘たちを妻にめとった。 その際、人間に禁じられた知識を地上の人間たちに教えた。 それによって地上には様々な悪行がはびこることになったという。 彼らを「グリゴリ一団」と呼ぶ。 |
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シェムハザ | グリゴリ一団の指導者の一人。 「すべての魔法使いと根を断つ者」を人間に教えたという。 |
バラキエル | グリゴリ一団の指導者の一人。 「神の雷光」を意味する。 「占星術」を人間に教えたという。 |
ペネム | グリゴリ一団の指導者の一人。 元は人間の子供達を守護する天使であった。 「人間に紙とインクの製造法、そして筆記法」を人間に教えたという。 |
コカビエル | グリゴリ一団に属する。 「天体の兆(しるし)」を人間に教えたという。 |
アルマロス | グリゴリ一団に属する。 「魔法使いをいかに無効にするか」を人間に教えたという。 |
タミエル | グリゴリ一団に属する。 「星の観察の仕方」を人間に教えたという。 |
アザゼル | 7つの蛇頭、14の顔に6対の翼をもつとされる。 アザゼルは人間たちに剣や盾など武具の作り方、金属の加工や眉毛の手入れ、染料についての知識を授けた。 「地上で不法を教え、天上におこなわれる永遠の秘密を明かした」として、ラファエルにアザゼルを縛って荒野の穴に放り込んで石を置くよう命じた。 |
ルシファー (サタン) |
「光をもたらす者」という意味をもつ。 天使たちの中で最も美しい大天使であったが、創造主である神に対して謀反を起こし自ら堕天使となったと言われる。 その他の堕天使たちと悪魔王国を作る。 【妖怪ページ「悪魔王国」参照】 |