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 UEHA 的理科学小辞典の『さ』行



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細胞周期【さいぼうしゅうき】 細胞分裂の周期。G1(第1間隙間)→S(DNA合成期)→G2(第2間隙間)→M(分裂期)→G1(第1間隙間)で1周の周期。細胞分裂をしないときはMの次にG0(休止期)に移ります。この周期の所用時間はそれぞれ違うんだけど、どうよ。どうといわれても困るだけだな。うん。しかし、こんな周期よく調べたものだ。

サイン【さいん】 馬券を買うときに見つける主催者からの目印。これを見つけるとアタリ馬券がわかるそうな。典型的なデンパですな。今、辞書で調べたら「直角三角形の直角以外のある角についての対辺を直角の対辺で割った値のこと。」なんだそうな。訳分からん。何か難しいことをいって、ごまかそうとしてもだめだぞ! 怒らないから正直にいいなさい! さあ!

さきがけ【さきがけ】 日本発の人工惑星。1985年1月8日に内之浦から打ち上げられました。人工衛星という言葉に違和感はないけど人工惑星にはまだ違和感があるな。ちなみに MS-T5 という記号でした。「試験惑星探査機」という堅苦しい名称もあります。ハレー彗星の観測もしたんだけど、今はどうしているんでしょうね。(といって夜空を見上げる)

酸性【さんせい】 酸性の反対はアルカリ性なのか塩基性なのかハッキリしてほしい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。さて今日は……。

ジェット【じぇっと】 フランス語では「投げる」という意味を持つなぁ。もともとはラテン語かな。投げて投げて投げまくれ! 

時刻表【じこくひょう】 この本を女性が使いこなしていると、すごいなと思う。無論、できないことではないと思うけど。まだ少数。ところで、ほとんどの総合時刻表が月刊(月1回発行)であることを知っている人は意外に少ない。毎月、どっかの路線でダイヤ改正があるんだね。

示相化石【しそうかせき】 地層が堆積した当時の環境要素を知るための手がかりとなる化石のこと。要するにニシンの化石があったらここは昔、比較的冷たい海だったんだなーとかサンゴの化石があったら暖かい海だったんだなーとか、何となく当たり前のような気がするけど、そういう基準がないときっと研究者は困るんだろうな。「ここは昔、冷たい海だった」とか教えてくれる人はいないもんなあ。でも「実はこれは突然変異種で、寒い海にも耐えられたんです」とかだったらどうするんだろう。まあ何とかなっているんでしょう。ちょっと投げやり。

シマヘビ【しまへび】 クイズです。シマヘビの縞は縦縞、それとも横縞? ちなみに答えは「縦縞」。答えだけを見てもどういう縞模様かは想像できない人は山で捕まえてくるなり図鑑で調べるなりしましょう。ちなみに縞は4本しかないんだよね。

ジャイアントパンダ【じゃいあんとぱんだ】 哺乳類食肉目クマ科(アライグマ科、大熊猫科という人もいる)。学名は "Ailuropoda melanoleuca"。和名は「シロクログマ」。和名は見たまんまじゃないか! 黒い部分のあるシロクマという感じ。前肢は特に竹をつかみやすいように指以外に突起がある。ところで実物を見ると尻尾は白いのにぬいぐるみでは尻尾は黒くなっていることが多い。まあ、ぬいぐるみにリアリティーを求めてもしょうがないが。姿形が似ているものに「たれているもの」(主に日本に生息)も存在しているものの、現在ではその数がめっきり減って、絶滅の危機に瀕している。

重合反応【じゅうごうはんのう】 小さい分子が互いに多数に結合して大きな分子になる反応。えーと、スライムが8匹あつまってキングスライムになるようなものか。

十二指腸【じゅうにしちょう】 指12本分の長さだから十二指腸。なんて安易な……。

シリウス【しりうす】 Sirius. ギリシア語で「暑い」「燃える」とかいう意味があったはず。いわずと知れた「おおいぬ座」の主星。別名 "the Dog-star","Canicula"。和名は「青星」。一般の人には(太陽を除くと)もっとも明るい恒星として知られていますね。ちょっと天文に興味がある人は白色矮星と連星系であるなんてことも知っている。で、マニアックな人は実はもう一つの星とも連星系を組んでいて、今までに分かっているだけで合計「3重連星」だったりすることまで知っている。世の中、奥が深いねえ。ちなみに地球からは 8.7 光年ほどの距離。実視等級は -1.46等。絶対実視等級は 1.42等。アフリカにいるドゴン族の神話には、シリウスが2重連星系でそこで地球人類の祖先が生まれたという話があるとか。眉唾だけど、なんとも夢のある話です。

人工知能【じんこうちのう】 人工的な知能。人工知能は別にロボット型をしていなくてもよいわけで、そう考えるといろいろな人工知能が考えられていやな感じです。大体、人工知能の定義って何なのでしょう。ソニーの例のロボットなんかも人工知能を持っているといえるのでしょうか。て、社会的な問題ですね。もっとも人間と同レベルの知能を持たせるには、まだまだ技術は足りないけれど。

西瓜【すいか】 実は私、あんまり好きじゃないんだよね。私の分があるなら君にあげるよ。って、どこにあるんだ? 私の分って。

水上置換【すいじょうちかん】 水に溶けにくい気体を集めるのに使う方法。気体をゴム管などで水槽内に導いて、先端からでる泡を水の詰まった集気びんなどを使って集める。かなり純度の高い気体が集められるので、多少水に溶ける気体でも水上置換にすることがあります。化学反応で発生する気体を直接これで集める場合は、反応終了後に、気体の出てくる管を素早く抜かないと、水が逆流して反応装置を壊してしまう可能性があるので注意。私はやったことがありませんが、中学時代、友達が試験管を割っていましたね。固体を過熱して、発生する気体を集める実験で、水が逆流して試験管との温度差で割れたんですね。

水素【すいそ】 元素の1つ。元素記号はH。原子番号は1。名前からすると水の素。宇宙でもっとも多くある元素。色んな反応で発生させることが可能。燃料電池なんかで最近にわかに注目されています。

数学【すうがく】 想像力がもっとも必要な学問。

スギ花粉症【すぎかふんしょう】 日本国民の約10%が発症しているアレルギー疾患。春先にくしゃみや鼻水、眼が痒くなります。その時期に電車に乗るとみんな赤い目でマスクをしているので恐いです。原因となる「日本スギ」は日本にしか植生がないので、日本独自の疾患と言えるかもしれません。もっとも日本に住み始めたら外国人もなったという話だから、日本人独自というわけではないのでしょう。

ストロボスコープ【すとろぼすこーぷ】 教科書のはじめのカラーページなんかに載っている球の運動の連続写真などの撮影で使われるストロボ。一定の間隔でカメラのストロボを光らせることができます。真っ暗なところで一定の間隔でストロボを発光させて、その間写真のシャッターを開放したまま運動物体を撮影すると、一定の間隔での物体の運動の様子がわかります。

ストロマ【すとろま】 葉緑体の中にある部位のひとつ。ここで、有機物が作られます。何かスマトラ島みたいな名だなあ。

ストロマトライト【すとろまとらいと】 西オーストラリアのシャーク湾ハメリンプールに自生するものが有名なシアノバクテリアの一群。もしくは、その化石のこと。化石も多く発見されていますが、本物かどうか結構眉唾。というのは、発見される化石は層状の堆積構造を持っているんだよね。昔は似たような層状の化石を、有機的な原因で層状になったのか、それとも無機的な原因で層状になったのか、限定できなかったから、火山活動なんかで層状に堆積した石も勘違いされていたのさ。

星座【せいざ】 一応国際的には88個の星座が定められているのだけど、独自の星座をもつ文化というのも結構あります。だいだい「星が大好き!」といっている人でも88個をちゃんと言える人は少ないね。

生物学【せいぶつがく】 倫理がもっとも必要な学問。

セック【せっく】 時間の単位。秒のことなんだけど。口語ですね。ちなみに書くと"sec"という綴りになります。

臓器指数【ぞうきしすう】 その臓器の重量を体重で割り、1000を掛けた値。なんだそうです。

相対性原理【そうたいせいげんり】 ガリレオ・ガリレイが発見した原理。時速40キロメートルで走行している車を、反対側から時速10キロメートルですれ違う自転車から見ると、時速50キロメートルで走行してしているようにみえる原理。ある速度で進んでいる車の横に、同じ速度で走る車が近づいてきたら、その車は止まって見える原理。ていうか同じ速度なら近付けないし。このツッコミを本気で考えた人がアインシュタインだったりする。それに、この原理そのものはマクスウェル方程式というのを良く見ると否定されていたりする。近似的に正しい、という言い方が正確かな。


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