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 UEHA 的理科学小辞典の『た』行



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対数【たいすう】 指数に対する数。だから対数。"log" なんて記号を使います。つまり "logarithm" のこと。大きな数(1000兆とか100京とかそれ以上の大きな数)を扱うときに便利なんだけど、数学嫌いの人には何のことやら、という感じでしょう。ちなみに "log27" と表記されていたとき、なかなかスラスラとは読めません。て、私だけでしょうか。読むとき「ログの底が2の7」とか「底が2のログ7」なんて読むのかなあ。勉強不足だね。こりゃ。そんでもって、化学な人(その他の人もだな)は "log10N" のことを(Nにはどんな正数を入れても)"log N" と10 を略して書きます。これは10 の場合だけ。そして、物理の人は "loge N" のことを "ln N" と書いたりします。"loge N" のことを "log N" と書いたりもするなあ、物理の人は。これじゃ "log10N" と間違えるじゃないか。困ったものだ。

台風【たいふう】 颱風とも。北緯5°〜北緯20°の西大平洋上で発生して、日本やフィリピンなどを襲う、最大風速 17.2 m/s 以上の熱帯低気圧。大きさや強さなどによって細かく分類される。分類することに意味があるのかは分からないけど。最近では世界共通の名前を付けるらしい。なんでも順番があって、日本が付けるときは星座の名前だとか。ぜひとも早く『ほ』台風とか「『はえ』台風が発生しました。みなさん十分警戒してください」とか言ってほしいものです。ハエ台風なら用心する必要無いじゃん!「台風は英語でも "typhoon" で日本語が英語になったんだよ」という人がたまにいるけど、間違いです。もともとは中国語。日本語の「台風」も中国語からの借用。ちなみに中国語の「台風」もギリシア神話の「風の父」"Tuphon" に影響を受けているのでは、という人もいるし、アラビア語の起源説も聞いたことがある。なにが本当なんだ?

炭素【たんそ】 元素の一つ。元素記号はC。原子番号は6。原子量は 12.0107(8)。原子量が中途半端なのは同位体が原因で、12Cの原子量は12です。ていうか、12Cの原子量を12と定義して、他の原子量を決めています。まあ、人間には馴染み深い元素でしょう。

たんせい【たんせい】 日本で2番目に打ち上げられた人工衛星。1971年2月16日に内之浦から打ち上げられました。これも「おおすみ」と同じく試験衛星です。今はどこでどうしているのやら。

タンポポ【たんぽぽ】 英語で書くと dandelion 。これはフランス語の "dent de lion" からきているのかな。直訳すると「ライオンの歯」。うーんライオンの歯を知らないからなあ。きっとこの花みたいなのでしょう。

地形図【ちけいず】 国土地理院が発行している国土の基本地図。日本で発行されている地図はこれが基本になっています。5万分の1の大きさと2万5千分の1大きさがあり、どっちも日本国土を網羅しています。日本国土が網羅って全部で何枚になるんでしょう。凄まじく大きいのが1枚だったらやだなあ。って大丈夫です。ただし日本全国集めるには、5万分の1の地形図では1291枚必要です。2万5千分の1の地図では4362枚にもなりますが……。全部集めると地球の丸みがわかるそうです。正確に作られているからなあ。基本地図なので行政関係に利用したり、登山家がよく使います。最近は1万分の1の地形図なんかも出来ていますが、全国分は出来ていません。このサイズで全国を作ったら1万6千枚くらいになります。ちなみに領土問題でもめている北方四島の地形図は5万分の1の方は出来ているけど、2万5千分の1の方は出来ていません。これは単純に測量ができないからだと思います。こんど、日本全体の緯度と経度がずれて、国際標準と一致させるんだけど、素人さんで知っている人っているのかな。重要なことなんだけど。大体、今まで日本が独自の緯度経度を使っていたというが凄いね。こういうのって世界で一致させないと意味ないのに。

窒素【ちっそ】 元素のひとつ。元素記号はN。原子番号は7。原子量は 14.00674(7)。英語では nitrogen。もともとの意味は「硝石を作るもの」ですね。なんだか空気にいっぱい含まれているので、日本語で「窒」素なのでしょうか。1772年にラザフォードさんよって発見された元素です。

中和滴定【ちゅうわてきてい】 学生実験でよくやるもの。焦れったくなります。実験途中でその目的を見失いがちです。気をつけなくては。

長石【ちょうせき】 造岩鉱物のひとつ。名前からすると多分長い。って何が長いんだ?

直角石【ちょっかくせき】 名前からすると石らしい。見た目は巻貝の殻を真直ぐにのばしたものらしい。果たしてその実体は!

月極【つきぎめ】 日本全国に展開している駐車場アパート経営企業。駐車場に行くと料金と共によく看板が立っています。

【】 

電気【でんき】 文明の利器。微視的には電子が動くこと。エネルギーでもある。とても一言じゃぁ、かたれねえなぁ。

電磁波【でんじは】 電気と磁気の波。

天井川【てんじょうがわ】 1.川の底が周囲の土地より高い川のこと。2.天井を流れる川。ていうか、川の下に家を造るな。天井に川を流すような構造の家にするんじゃない。あ、でも夏は冷房がいらないかも。

電話【でんわ】 今、良いアイディアが浮かびそうだったのに、電話の呼び出し音でビックリしたら、忘れてしまった。どうしてくれるんだ。……ていうアイディアは思い出したところで、大抵たいしたことないんだよね。

東京ドーム【とうきょうどーむ】 大きさや量の単位。例『この夏のビール消費量は東京ドーム○○杯分です!』。お得なことに野球もできるらしい。でも単位なのに野球ができるってどういうこと? 私、ダマされている? きゃー!

特異点【とくいてん】 数学的に特異な点。ってどんな点だ! はい、人に聞いてはいけませんね。最近では「特異」の基準がぬるくなってきているようです。大抵のことは容認されます。ということは特異点の数は減っているのでしょうか? 困ったものだ。何も困らないけど。

ドップラー効果【どっぷらーこうか】 相対的に見て救急車やパトカー、特に消防車が自分から遠ざかるときに車体の色が赤っぽく見える現象。

ドライアイス【どらいあいす】 水に入れて白煙を発生させるもの。昔、フィルムケースに少量入れてふたをして時限爆弾のようなものを作った覚えがある。ふたが飛ぶときの音が大きいからおもしろがっていた気がするなあ。試験管に色水を入れて少量のドライアイスを入れると古典的なマッドサイエンティストの気分が味わえます。

トロイカ【とろいか】 ロシア語で「三頭立ての馬車」のこと。ロシア民謡だっけ。全然理科学とは関係ない気がするけど。


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