2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

  魚谷繁礼 門藤芳樹 山本麻子   岩崎泰  柳沢究 森田一弥 浅見俊幸 満田衛資 川勝真一 岡田栄造 
  榊原充大 山崎泰寛 牧野研造  俺クチャー    観客感想 

   番外編  名古屋 小林聖明  東京 太田浩史 松島潤平 

 満田衛資(みつだ えいすけ)さん編  8月05日pm 8時〜 二条駅傍回転寿司屋さんにて 

 その 01 02 03 04 05    06 07 08  09  

 その05  

佐藤:みんな責任とりたくないしね〜みたいな
満田:というのもあるし、構造でそういう話したところでっていう。その自分たちの力の無さっていうのは構造技術者にはよくよく解っていますから
佐藤:それはそうだろうね
満田:そういう政治の処にいけば行くほど、自分たちが頑張って頑張って。法律の改正をされかたになっちゃいましたから。

佐藤:まあね、結局講習会受けて終わり、ピアチェクで終わりみたな話になったね。
満田:だから、構造としては代表が一人国会議員になれるぐらいの団体にならないと。本当にするのであればね
佐藤:政治家になれないとしたら、構造家が運営する記者クラブを持つことですよね
満田:それは

佐藤:
二つの道ぐらいしかないじゃないですか。情報を発信しさせるジャーナリストにこういう問題を日々発信
満田:そういう事に対してキチッと問題意識をもった、そういう一ジャーナリストとしてキチンとその通用するというか。人と付き合うというのは一つあると思うんですよ
佐藤:だから、ゆわゆる日本に在る記者クラブ制(建築家や構造家がつくる)無いじゃないですか。各官庁には記者クラブありますよね。あれってそれぞれの官庁で 有効な情報を流してもらうために(つくってある)。 場所を唯で提供して、電話代ただで貸して。誰でも記者クラブに入れるってわけじゃないだけども。そういう(場を)構造家が記者クラブ作って。今言われた様な問題を毎日毎日あらゆるマスメディアに流して、続けなければいけないっていうこです

満田:それもかなりの力が要りますけど、そこに辿り着くのは凄い遠いような気が
佐藤みんなそうしようって集まれないのに、記者クラブ(すら)出来ませんよね。ゆるくも繋がってない。みんなでそうしないと自分たちが不利益を被るんで(もっと状況がわるくなればかわるかも)

満田:
どこの何とか省はどこどこ大学の先生、あの先生。ぼくらもうあの先生やったらこういう方向に行くだろうなと。想像つきますよね。やっぱり先生それぞれで、思想が違うし。総論賛成だけどやっぱり各論で皆違うんです

佐藤:むずかしいな〜(政治性の無さ)
満田:だからまだまだ僕らが、切磋琢磨しながら技術も進歩途上だっていうことすら分かってない、もらえてない。構造設計者がやっていったら出来てるんじゃないのだとか。これ震度幾つまで大丈夫ですかとか。震度だけで、こたえれるわけないんですけど。

佐藤:満田さん悩み深いね。
満田:深いっていうかまあ知れば知るほど、先は遠いですよね
佐藤:当たり前だけど。それだけ建築に愛を注ぎ込んでいるという。事でもありますけども。そういうことを証明してるわけですけども。その愛が深い分だけ悩みも深くなるって。よろしいと僕は思いますけどね

満田:っは

佐藤:本当。両方語っているわけだからね。でこれ文字起こしすると問題の要点は何かって たぶんみんなに伝わるはずだし。
満田:もちろんね、僕も不勉強だけでそんなこと出来るよと

佐藤:いいじゃないですか、その状態を公開して
満田:それで勿論 ぼくもまた指摘もらって、色々知る事が出来るわけですから。なんかそうやって、こうやって話す事で

佐藤:
批評するためには批評される為の言葉が、文字がないと批評されない
満田:そう
佐藤:満田しゃべってたって 言っても中身が分からない、喋ってたって話はなんだか批評にもならないと。 論文書くの面倒だからこうやって喋って文字にするという俺の役割なので、これだけ喋っていただけて。こんな楽なインタビューはないな〜はははあはは ふふふっふ これだけ喋るか〜みたいなはあはははラクチン今日は。じゃ第一部は丁度1時間5分経ったので一寸休憩します。 
                  1:05:43


    (2009年10月20日  後半部 公開  その06へ )


   読んでいただきありがとうございました 
  満田衛資さんことば第一部 一端おわります 残り1時間 ほどに続く

  文字起こし 文責:佐藤敏宏