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何か楽しそうだな

 asahi.com より。

90歳、42.195キロ完走 ホノルルマラソン

2007年12月10日11時40分

 90歳5カ月の健脚がハワイのダイヤモンドヘッドを駆け抜けた。9日行われた「JALホノルル・マラソン」で今大会日本人最高齢でマラソンに挑んだ群馬県安中市在住の大河原辰雄さんが、42.195キロを8時間11分56秒で無事走り抜いた。レース途中に激しく雨が降る悪コンディションを克服してのゴールに「これで思い残すことはない」と晴れ晴れとした笑顔を浮かべた。

 大河原さんが走り始めたのは60歳になってから。「走っていると若い人が相手にしてくれる。若さを保つ秘訣(ひけつ)です」。70歳になって足を骨折し、中断した時期があったそうだが、80歳から群馬県民マラソン10キロを今年まで11年連続出場して今回に備えたという。

 大河原さんにはハンディがある。太平洋戦争で従軍し、東部ニューギニアで右足を負傷したため、走るには少し不自由がある。この日も35キロ付近で右足に痛みを感じ始めて「我慢しながらの走行だった」そうだ。

 だが「戦争中のことを思えば、マラソンの方が楽だ。ハワイはヤシの木があってニューギニアと似ているが、飲まず食わずの当時の行軍とは比べものにならない」と言い、完走に涙ぐみながら感慨にふけっていた。(共同)

 どうせならゴールと同時に昇天すればニュースとしては面白かったのに(笑)。
 こんな事を書くと「またヤツは毒を吐いてる」などと言われそうだが、自分の好きな事をやっている時にお迎えが来るのなら、それは、「最高の最期」だと思いませんか?まあ、他人はどうだか知らないですけど、少なくとも僕はそう思っています。
 ところで、42.195キロを8時間11分56秒(平均時速約5.146キロ)掛かって“完走”というのだろうか?
 ちなみに、僕がウォーキングする時は(最近、やってないけど)平均時速約7キロで“歩いて”います。

原因特定

 パソコンの異音がどうにかならんかと思い、もう一度カバーを外して中を見てみた。
 てっきり電源ユニットが発生源だと思っていたので、ケースから外した状態で電源を入れてみたのだが、あれ?別のところから音がする。
 という事で耳を近づけて調べていくと、どうもマザーボードのチップに付いているちっこいファンが怪しい。確認のためにファンのコネクタを抜いた状態で起動をすると、はい、ビンゴ、異音がしなくなった。
 で、何とかならないかと思い、とりあえず外そうと試みたが、どうやったら外れるのかさっぱり判らない。まあ、仮に外せたとしても、恐らく自分では直せないと思うが。
 結局何も解決しないまま元に戻し、これを書いている次第。何か、いじる前より五月蠅くなったような気がするし(気のせいだと思うけど)。
 どうにかならないかなぁ。

さっさと書いて、さっさと終了

 パソコンが五月蠅いから(五月蠅いというほど大きくはないのだが、耳障りな音がする)、パソコンで何か作業をする気にならん。
 という事で、終了。

意図が理解出来ない

 ネットを徘徊していると、文字サイズを小さめに設定しているブログやら何やらを目にする機会が意外に多い。中には、ちょっと画数の多い漢字は拡大しないと全く読めないようなものもある。
 で、思うのだが、そういうブログやら何やらを書いているヒトたちは、一体、何がしたいのだろうか?
 ネット上に晒しているという事は、誰かに読んでもらう事を意図しているからだと思うのだが(そうでないのなら、ローカルなハードディスク内でシコシコ書いていればよい)、それなのに、閲覧者側で文字サイズを拡大しないと読みにくかったり、読めなかったりするような設定にするというのは、やっている事が支離滅裂だと思うのだが。僕の頭では全く理解出来ないです。

 例によって、うちのパソコンがまた“悲鳴”を上げ始めた。
 パソコンとしての機能には全く問題がないのだが、イライラさせられる事この上ない。
 ああ、腹が立つな。

アホニュース

 まずはこれ。 YOMIURI ONLINE より。大雑把な内容が把握出来ればいいので、適当に読み飛ばして下さい。

「ケータイ小説」がベスト3独占、07年文芸部門

 2007年の書籍の年間ベストセラー(トーハン調べ)が4日発表され、女子中高生に愛読されている「ケータイ小説」が文芸部門のベスト3を独占、ベスト10では5作がランクインした。

 文芸書が売れない中、“素人”が書いた小説が次々とミリオンセラーになる現状は、出版界に大きな衝撃を与えている。

 集計期間は昨年12月から今年11月。1位は上下巻で累計200万部の美嘉著「恋空」(スターツ出版)。この作品は映画化され、公開1か月で240万人を動員する大ヒットとなっている。2位、3位には上下巻で計100万部のメイ著「赤い糸」(ゴマブックス)、美嘉著「君空」(スターツ出版)だった。

 「ケータイ小説」は、携帯電話やパソコンのサイト上に横書きで発表される小説。5年ほど前に登場し、「魔法のiランド」など投稿サイトに、主に10代~20代の女性らが「妊娠」「恋人の死」など実体験をもとにした物語を発表。その中の人気作品が書籍化され、同世代の読者の心をつかんできた。

 純文学の関係者からは、文章がつたなくストーリーも型にはまりがちと見られ、異端視されてきたが、出版界もその動向を注視せざるをえない存在となりつつある。7日発売の老舗文芸誌「文学界」1月号は、「ケータイ小説は『作家』を殺すか」と題して大手文芸誌初のケータイ小説特集を組み、文学への影響を分析。

 同誌編集部は、「文学は時代を反映するという意味では、文芸誌もケータイ小説を無視できない」と説明する。

 次の作家を発掘しようという動きも盛んで、昨年、スターツ出版などが「日本ケータイ小説大賞」を創設。ゴマブックスやオリコンも今月、サイトを新設し、賞金1000万円の「おりおん☆ケータイ小説大賞」を始めた。

 「赤い糸」の著者、メイさんは「ほかの人の作品を読んで何となく書き始めたので、作家志望だったわけではない。文章は自分でも稚拙と思うけど、飾らないところが読者に共感してもらえているのでは」と語る。

 インターネットや情報社会に詳しい国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員の鈴木謙介さん(31)は「ケータイ小説はコンビニなどこれまで本を売る仕組みの中になかったルートを開拓して売り上げを伸ばした。来年以降、出版界も新しい出版のあり方を見直していくことになるのでは」と話している。

          ◇

 総合ランク1位は、10月に200万部を超えた坂東眞理子著「女性の品格」(PHP研究所)、2位は田村裕著「ホームレス中学生」(ワニブックス)、3位は渡辺淳一著「鈍感力」(集英社)。「恋空」は10位だった。 (2007年12月4日16時3分 読売新聞)

 別に「ケータイ小説」なる媒体を否定するつもりは毛頭ない(まあ、日本語の文書、中でも小説は、上から下、右から左に読み書きするものだと思っている僕は興味ないですけど)。それを出版するのも出版社の勝手。
 「小説」というからには──小説に限った事ではないが──重要なのは媒体でもなければ、本の装丁でもなく、その内容。
 で、とりあえず Amazon でランク1位の「恋空」のレビューを参照してみた。
 僕がアクセスした時点で、レビューの総数786件。そのうち約71%が星1つ。約26%が星5つ。
 何だかずいぶん極端だなと思いながらレビューを読んでみると、あはは、けちょんけちょんでんがな。星5つのレビューも殆どが皮肉を込めてのものだし。
 ここまでけなされていると、逆にもの凄く興味が湧いてきた。かといって、恐らく無惨な内容と思われる本を買って読む気にはとてもじゃないがなれない。
 という事で、上の記事で触れられている魔法のiランドにアクセスしてみた。

 ・・・。

 ああっ、もう無理。
 頑張って42ページ(といってもスカスカなので大した文字数ではない)まで読んだが、限界。
 Amazon でレビューを読んでいた時は、「一応、本になってるくらいなんだからさぁ、いくら何でもそこまで酷い事はないんじゃないの?かなり誇張が入ってるんじゃないの?」と思っていたのだが、いやいや、ホント酷いわ。
 まず、文章が稚拙とかなんとかじゃなくて、文章になってない。
 まあ、それはいいとしましょう。新しい表現形態と捉えられなくもない(かなり無理があるが)。
 で、内容がない(死)。
 内容がない、文章にもなっていない文字列を読み続けるなんて、常人には無理。どうして、こんなもんが書籍になって累計200万部も売れてんの?理解不能。
 昨今、出版不況だなんていうけど、こんなもんで200万部も売れるのなら、出版業ってかなりおいしい業種なんじゃないだろうか?
 しかも映画にもなってるそうだし。こんなもんどうやったら映画化出来るのだろうか?一体、脚本はどうなっているのだろう?

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 皆さんも是非ご一読を。
 これを最後まで読めるヒトは、タウンページを読んでも号泣出来たり、腹筋がねじ切れるほど笑えると思います。