意地を通せば窮屈だ。

　残業続きです。
　残業が多くなればそれだけ稼ぎが増える訳だけど、増えたところで大した額ではないので、稼ぎが少なくても通勤時間帯になる前に帰宅出来た方がよっぽどマシだ。生きているから仕方なく働いているだけの人間ですからね。

　今更書く事でもないが、もう、自分の人生なんてどうでもよくなった。だからといって自殺をするつもりがない事は以前にも書いたけど、最近は、どうやったらうまい具合に脳死になるかを考えたりしてます。
　無駄な人生を送ってきたけど──というより、無駄な人生を送ってきたからこそ──少しは他人様の役に立ちたいという殊勝な気持ちがあるので、数年前から臓器提供意思表示カードを携帯しています。

　ああ、楽になりたい。

　アイロン皺。

　この休日も寝てばかりだった。
　まあ、世捨て人らしい生活ですな。
　これで自分から一切の欲望がなくなってくれれば、かなり精神的に楽になるハズなのだが。
　とはいえ僕も、切れば赤い血の出る人間の端くれである。そんな風になれる訳がない事くらい承知している。
　大体、一切の欲望がなくなってしまったら、精神的に楽になるとか何とかの以前に、死んでしまうではないか（笑）。
　こんな事を書いている僕は、アホですね。

　誰でもそうなのかも知れないが、実生活では本来の自分とは違う、もう一人の自分を演じている（『人間失格』の主人公に共感したりするのはそのせいだろう）。
　だから独りになった時に、自己嫌悪に陥り鬱になる。
　むしろ、ネット上にしか存在しない『風戸亜輝』という人物の方がよほど本来の自分に近い。それでもやはり、近いというだけであって本来の自分とは違うのだが。

　僕はこれから何をどうしたらいいのだろう？

　昨日は WBC 決勝を観る事を諦めさっさと寝たのだが、浅い眠りから目覚めテレビを点けると、まだ3回表。
　結局、最後まで観てしまった。
　しかしまあ、勝ったからいいけど、ベンチの采配や攻撃陣は無茶苦茶でしたね。あれ、仮に9回裏でサヨナラを食っていたとしても、ダルビッシュは責められませんわ。
　正に薄氷の勝利でしたね。