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内藤大助が闘っている・・・

 同年代の人間として、プロのトップアスリートの地位を維持する事がどれだけ大変な事なのかは想像出来る。
 お前、何言ってんだと思った同年代のそこのあなた、1ヶ月間、毎日5キロ走ってみ。
 まず、殆どの人間が出来ないと思う。出来たとしも、身体のあちこちに不具合を抱える事間違いなし。
 もし、この文章を読んでいる僕より若い年代のヒトがいるのだとしたら、5年後か10年後かは知らないが、この文章を思い出して欲しい。

 頑張れ内藤。

天晴れ

 ツェッペリンが何十年ぶりだかでライブやったとかってニュースになっていたからって訳ではないが、1枚目のアルバムを聴きながらこれを書いている。
 で、何回聴いてもそう思うんだけど、

 「そんなに凄いバンドか?」

 まあ、ツェッペリンのアルバムを3枚目までしか持っていない僕に評論が出来る訳もないのだが(3枚目までしか持っていないのは、それ以上金を出してアルバムを買う気にならない程度の音楽だと思ったからなのだが)、それにしたって、世間の評判と僕の評価とのギャップが大きすぎだ。
 まあ、新たにアルバムを買ってその中に名曲を見つけない限り、僕にとってツェッペリンは、ブルーザー・ブロディの入場テーマ曲(※移民の歌・3枚目の冒頭に収録。これは名曲かどうかは兎も角、何かを感じさせる曲だ)を演奏してたバンド、ってだけなんだろうなぁ。

 あ、タイトルの「天晴れ」の意味だけど、渡辺竜王が竜王戦初の4連覇達成。
 ただ、前期が名局揃いだったから余計にそう感じるのかも知れないが、今期は内容的に不満の残るシリーズだった。
 まあ、将棋連盟道場で昇段の一番に相手が勝手にコケてくれて二段になれたヘボのいう事ですから、アテにはなりませんけどね。

何か楽しそうだな

 asahi.com より。

90歳、42.195キロ完走 ホノルルマラソン

2007年12月10日11時40分

 90歳5カ月の健脚がハワイのダイヤモンドヘッドを駆け抜けた。9日行われた「JALホノルル・マラソン」で今大会日本人最高齢でマラソンに挑んだ群馬県安中市在住の大河原辰雄さんが、42.195キロを8時間11分56秒で無事走り抜いた。レース途中に激しく雨が降る悪コンディションを克服してのゴールに「これで思い残すことはない」と晴れ晴れとした笑顔を浮かべた。

 大河原さんが走り始めたのは60歳になってから。「走っていると若い人が相手にしてくれる。若さを保つ秘訣(ひけつ)です」。70歳になって足を骨折し、中断した時期があったそうだが、80歳から群馬県民マラソン10キロを今年まで11年連続出場して今回に備えたという。

 大河原さんにはハンディがある。太平洋戦争で従軍し、東部ニューギニアで右足を負傷したため、走るには少し不自由がある。この日も35キロ付近で右足に痛みを感じ始めて「我慢しながらの走行だった」そうだ。

 だが「戦争中のことを思えば、マラソンの方が楽だ。ハワイはヤシの木があってニューギニアと似ているが、飲まず食わずの当時の行軍とは比べものにならない」と言い、完走に涙ぐみながら感慨にふけっていた。(共同)

 どうせならゴールと同時に昇天すればニュースとしては面白かったのに(笑)。
 こんな事を書くと「またヤツは毒を吐いてる」などと言われそうだが、自分の好きな事をやっている時にお迎えが来るのなら、それは、「最高の最期」だと思いませんか?まあ、他人はどうだか知らないですけど、少なくとも僕はそう思っています。
 ところで、42.195キロを8時間11分56秒(平均時速約5.146キロ)掛かって“完走”というのだろうか?
 ちなみに、僕がウォーキングする時は(最近、やってないけど)平均時速約7キロで“歩いて”います。

アホニュース

 まずはこれ。 YOMIURI ONLINE より。大雑把な内容が把握出来ればいいので、適当に読み飛ばして下さい。

「ケータイ小説」がベスト3独占、07年文芸部門

 2007年の書籍の年間ベストセラー(トーハン調べ)が4日発表され、女子中高生に愛読されている「ケータイ小説」が文芸部門のベスト3を独占、ベスト10では5作がランクインした。

 文芸書が売れない中、“素人”が書いた小説が次々とミリオンセラーになる現状は、出版界に大きな衝撃を与えている。

 集計期間は昨年12月から今年11月。1位は上下巻で累計200万部の美嘉著「恋空」(スターツ出版)。この作品は映画化され、公開1か月で240万人を動員する大ヒットとなっている。2位、3位には上下巻で計100万部のメイ著「赤い糸」(ゴマブックス)、美嘉著「君空」(スターツ出版)だった。

 「ケータイ小説」は、携帯電話やパソコンのサイト上に横書きで発表される小説。5年ほど前に登場し、「魔法のiランド」など投稿サイトに、主に10代~20代の女性らが「妊娠」「恋人の死」など実体験をもとにした物語を発表。その中の人気作品が書籍化され、同世代の読者の心をつかんできた。

 純文学の関係者からは、文章がつたなくストーリーも型にはまりがちと見られ、異端視されてきたが、出版界もその動向を注視せざるをえない存在となりつつある。7日発売の老舗文芸誌「文学界」1月号は、「ケータイ小説は『作家』を殺すか」と題して大手文芸誌初のケータイ小説特集を組み、文学への影響を分析。

 同誌編集部は、「文学は時代を反映するという意味では、文芸誌もケータイ小説を無視できない」と説明する。

 次の作家を発掘しようという動きも盛んで、昨年、スターツ出版などが「日本ケータイ小説大賞」を創設。ゴマブックスやオリコンも今月、サイトを新設し、賞金1000万円の「おりおん☆ケータイ小説大賞」を始めた。

 「赤い糸」の著者、メイさんは「ほかの人の作品を読んで何となく書き始めたので、作家志望だったわけではない。文章は自分でも稚拙と思うけど、飾らないところが読者に共感してもらえているのでは」と語る。

 インターネットや情報社会に詳しい国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員の鈴木謙介さん(31)は「ケータイ小説はコンビニなどこれまで本を売る仕組みの中になかったルートを開拓して売り上げを伸ばした。来年以降、出版界も新しい出版のあり方を見直していくことになるのでは」と話している。

          ◇

 総合ランク1位は、10月に200万部を超えた坂東眞理子著「女性の品格」(PHP研究所)、2位は田村裕著「ホームレス中学生」(ワニブックス)、3位は渡辺淳一著「鈍感力」(集英社)。「恋空」は10位だった。 (2007年12月4日16時3分 読売新聞)

 別に「ケータイ小説」なる媒体を否定するつもりは毛頭ない(まあ、日本語の文書、中でも小説は、上から下、右から左に読み書きするものだと思っている僕は興味ないですけど)。それを出版するのも出版社の勝手。
 「小説」というからには──小説に限った事ではないが──重要なのは媒体でもなければ、本の装丁でもなく、その内容。
 で、とりあえず Amazon でランク1位の「恋空」のレビューを参照してみた。
 僕がアクセスした時点で、レビューの総数786件。そのうち約71%が星1つ。約26%が星5つ。
 何だかずいぶん極端だなと思いながらレビューを読んでみると、あはは、けちょんけちょんでんがな。星5つのレビューも殆どが皮肉を込めてのものだし。
 ここまでけなされていると、逆にもの凄く興味が湧いてきた。かといって、恐らく無惨な内容と思われる本を買って読む気にはとてもじゃないがなれない。
 という事で、上の記事で触れられている魔法のiランドにアクセスしてみた。

 ・・・。

 ああっ、もう無理。
 頑張って42ページ(といってもスカスカなので大した文字数ではない)まで読んだが、限界。
 Amazon でレビューを読んでいた時は、「一応、本になってるくらいなんだからさぁ、いくら何でもそこまで酷い事はないんじゃないの?かなり誇張が入ってるんじゃないの?」と思っていたのだが、いやいや、ホント酷いわ。
 まず、文章が稚拙とかなんとかじゃなくて、文章になってない。
 まあ、それはいいとしましょう。新しい表現形態と捉えられなくもない(かなり無理があるが)。
 で、内容がない(死)。
 内容がない、文章にもなっていない文字列を読み続けるなんて、常人には無理。どうして、こんなもんが書籍になって累計200万部も売れてんの?理解不能。
 昨今、出版不況だなんていうけど、こんなもんで200万部も売れるのなら、出版業ってかなりおいしい業種なんじゃないだろうか?
 しかも映画にもなってるそうだし。こんなもんどうやったら映画化出来るのだろうか?一体、脚本はどうなっているのだろう?

ファイル 13-1.jpg

 皆さんも是非ご一読を。
 これを最後まで読めるヒトは、タウンページを読んでも号泣出来たり、腹筋がねじ切れるほど笑えると思います。

アホニュース

 朝、テレビを点けていたら繰り返し流されていたニュース。
 毎日jp より

不法投棄:女児用下着で出勤、帰宅後捨てる…容疑の男逮捕

 大阪府茨木市などの住宅街で女児用下着などが投げ込まれる被害が100件以上相次ぎ、府警茨木署は2日、同市彩都あさぎ3の会社員、押谷和夫容疑者(48)を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。押谷容疑者は「下着を身につけると興奮した。捨てた下着を他人が見たら嫌がると思い楽しかった」と供述しており、府警は余罪を追及する。

 調べでは、押谷容疑者は今年9~10月、茨木市西部の住宅街の民家3軒の玄関先に女児用下着などを捨てた疑い。同市などでは昨年6月から、女児用下着やストッキングなどが、民家の玄関先の石段に置かれたり、自転車にくくりつけられたりする被害が100件以上発生していた。

 府警が捜査したところ、複数の現場をうろつく同車種の車が目撃され、現場近くに住む押谷容疑者が浮上した。普段から女児用下着やストッキングなどを着用して出勤していたといい、帰宅後の夕方から翌日未明に車で住宅街を回り、脱いだものを捨てていたという。自宅の自室からは新品の女児用下着やストッキングが計200枚以上押収された。【隅俊之、小林慎】

 普段なら、まあ、世の中いろんな人がいますわ、って思う程度で気にもとめないニュースなのだが、どうも腑に落ちない点がある。
 まず、このおっさんの逮捕容疑に注目。「廃棄物処理法違反」。
 要するに、捨ててはいけないところにゴミを捨てたから逮捕されたって事。
 という事は、このおっさんが女児用の下着等を身に着けて出勤していたという事実を報道する必要があるのだろうか?
 勿論、ない。何故なら、その行為自体は犯罪ではないから。
 つまり、逮捕容疑なんてどうでもよくて、「変な趣味のおっさんが逮捕されたぞ、あっはっは」って乗りで面白半分で報道しているだけ。
 僕もこんな趣味のヒトとはお友達にはなりたくないが、だからといって報道と称してそれを面白半分で扱うのは如何かと思う。
 こんな程度の低いマスメディアが、「国民の知る権利」だの「ジャーナリズムが云々」だのいうのだからちゃんちゃらおかしい。
 それからもう一つ。警察はおっさんの自宅から下着等を押収しているが、これもおかしくないか?
 おっさん、下着泥棒をした訳ではないんだよね?記事にも「新品」と書いてあるし。
 話を分かり易くしよう。例えば、産廃処理業者がどこぞの山に産廃を不法投棄した容疑で逮捕されたとする。
 で、その産廃処理業者の所有する土地に産廃が残っていたとして、警察はそれを押収するか?って事。
 恐らくしない。何故なら、犯罪の証拠物件になり得ないから。これはおっさん所有の下着についても同様だ。
 日本の警察、こんな事でいいのか?