2010夏 ことば悦覧 in うるとらまんchin々 (仮想領域 大坂・京都) | |
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「たかぎ み江さん エア人生を語る」 全4章 聞き手・文責:佐藤敏宏 第1章 ■ 夕飯 作って食べよう 01 02 03 04 第2章 ■ 生い立ち 01 02 03 04 第3章 ■ 学問 卒業後のエア人生 01 02 03 第4章 ■ みやげなら→ 建築模型ケーキを作ろう 01 02 03 04 05 06 |
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第3章 学問 卒業後のエア人生 03 | |
み江:なんか自分に能力が有る人と、仲良く出来きるのは才能だから、その才能があれば、自分ではやらなくって良いと思います。機械とか。機械なんか私もう〜悪いけど一個も興味ないし。一個も好きじゃないから。パソコン買うのもだいたい友達に頼んで選んでもらって。私はそこに行ってお金出すだけ。 佐藤:機械はいじれなくっても 原始人HTMLが書けるなんて 俺、両方外注だ〜 み江:あれは原始人で書けますわ 佐藤:色とか付けるのめんどくさそうだな〜と み江:たいしたことないですよ 佐藤:今回の記録から 大したこと出来ようになろうと思って挑戦しようと思っているんですけど。 上手くいくかどうかわ分かりません。予備運動まだ1ヶ月も経ってないんで HP更新作業って 東京と京都に別れちゃって調整むじかしそうだけど。桂さんはしょっちゅう京都へ来ているんですか 桂:しょっちゅう来てます み江:なんだかんだで結構来てます 佐藤:ここを寝床に・ベースにして 桂:うん 佐藤:いいな〜 おれもここ寝床にしようかな〜 み江:ふふふふふ 佐藤:色んなところに寝床あるほうがいいものな〜、ずーっと居ると気つかうこともあるしね。み江さんも桂さんも人に気を使わさない感じだから み江:でも桂と私は、桂が来てても私は一個も気使わないから、合い鍵もってて、勝手に出て。 佐藤:そういうエア関係は良いよね み江:はい 佐藤:気使われると本当に疲れるよね合わせなきゃいけないからね み江:うん、そうですよね 佐藤:ほっといてくれってもんで 二人とも気使わない タイプだからいいな〜と勝手にしてって 放ってと み江:ふふふふふふ、気使いませんので。というかこの家はセルフが基本。そういうアジトなの、セルフでお願いします。 佐藤:いいね〜 セルフアジト・セルフハウスね み江:はい |
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エア人間・エア構えはどこで身につけた |
佐藤:その構えどこで身につけちゃったの。最初からセルフ・エア人生じゃないよね、高校のダンス始まってから み江:大学入ってからかな。大学入って出入りしてたような処が割とそういうゆるい雰囲気のところだった。 私も桂も美術部に入っていたんですけど。また汚ったないサークルボックスがありまして。サークルボックスって言っているんですよ関西では。サークル棟のことを。それで、学生が自分らで管理してて。管理しているとうなのほったらかしなんだけど。それも何かすごくしょうもない汚い所なんだけど。まあ自分らで何かして、何とかして維持しているみたいな。 アトリエが無かったから、週に2回ぐらい、文学部の校舎の中に在る教室を一個借りて使ってたんですけど。そこは文学部控え室、略して文控(ぶんぴか)って呼ばれてた部屋で。そこはちょっとね昔の学生紛争時代のなごりが在って。何だろう、学生の自主管理空間なんですよ。 例えば演劇とかの練習とかに使ったりとか。我々みたいなのがアトリエ代わりに使ったりとか、そういう部屋だったんだけど。まあ自分らでどうやって使うか決めて、管理して、で借りているっていう、みんなで使うっていう。そういう処だらけなんですよ、大学中がね。 佐藤:そういう空間が大学だよね み江:うん。なんでそれを引きずっているだけです。 佐藤:なるほど。浩也さんが行った湘南なんとかっていうキャンパスなんか全然違うよ。逆だよ み江:真逆だよね、絶対あんなとこね 佐藤:ピカピカでさ〜ゴミ落としたら直ぐオジサン・オバサンが飛んで来て、拾いに来るし。草むしって1本も生えてないし。大学かここは〜天国じゃ〜で。 衛生管理が非常に行き届いた。隅から隅まで パンツの中の菌まで管理されているかのような雰囲気に感じた。無菌室に近い感じ 真逆だよ み江:真逆だと思う 佐藤:京大の文控に行ったら、湘南なにゃらの学生は卒倒・気絶しちゃうんじゃない。文控菌一瞬にして感染おかされ。 み江:ああいうのはむしろ、 普通の日本の高校生にとってはカルチャーショックじゃないですか 佐藤:無菌室で管理飼育され なんたって文控菌に弱そうだもんね。今は管理されまくりだもんね み江:うんうん。あれは何か高校生にとっては衝撃だし、それで、いいもんなんですよね〜これがまたね。ふふふふ 佐藤:ふふふふふ ほっとかれるのがね み江:ほったらかされた結果がこれですよ。 佐藤:エア人間 いいじゃないですか。なるほど。 み江:それを引きずっている感じです 佐藤:引きずるっていうか、そういう緩い関係のなかで自主的に行動する暮らし方の方=エア関係で暮らすのは お互い快適だし、 み江:うん、快適だな〜と思ったんです 佐藤:無理することないしね。他者に依存しないと生きていけない俺様たちにとって その閾のなさ、壁の無さっていのは仕合わせの元・泉ですよね。 |
絶対 恋人にならない シェア男・第三代目の江頭さん 帰宅 |
み江:そうですね。そういうのはありますよね。うちもたぶん実家がお店やっていたこともあって、わりかし色んな人が来る、田舎の家だから。玄関も普段開け放しなわけ。 佐藤:各方面に壁なしで人がドンドン入ってくる み江:玄関開けっ放し、夏なんかもう全部開け放しで、暮らしてますし。そういう所ですよね。 佐藤:そうか子供のときの暮らし方とか、基礎体験してきて、文控に合ったと み江:そうですね、元々そういうのが合っていたのかもしれないですね。 佐藤:それいいね〜。境界が無くって壁も、閾も無いごとしで。誰でも招き入れるっていうのが、意外に男の人に少ないんだよね。 み江:あそうですか 佐藤:あまり居ないな〜 み江:でも。ここはシェアしている、 佐藤:男の子ですか み江:はい男の子です。 佐藤:恋人なんですか み江:ちがいます。ほんとに。ただの同居人以上の何でもないです。シェア人には男の子の方が気を使わなくて楽なんですよね私。今で同居人三代目なんですけど、みんな男の子なんですけど、全然彼氏とかではないです。 佐藤:狭量なもの輩に誤解されやすいかもね。岡田先生の新婚時には若い女性がシェアしてたそうですよ。子育て手伝ってもらえたのでとても助かったと奥様は話しています、異性の仲間とシェアするのはその後の人生において好いとシミジミ語ってくれましたよ。 田中さんの所に行くと京大の文控の、その緩さがあった、あれは京大の風で、時々掃除したり飯つくって喰ったりしてました。料理しないからね み江:料理しない人って不思議なんだよね。私ね。不思議なのが料理しない、別にリスっているわけじゃなくって、けなしている訳じゃなくって。どうすれば料理をしないで生きてこれたのかっていうのは、不思議で不思議でしょうがないですよ。たとえば私どんだけ機械が苦手でも最低限のことは出来ますよ。それすら、しない訳ジャン料理作りしない人っていうのは。 佐藤:調理は他者に依存生きてんすよね。お父さんとかお母さんとかやってくれたんじゃないの。 み江:でも一人で暮らしたらね、ご飯なんとかするじゃないですか。お帰りなさい 佐藤:あどうも 今晩わ〜初めまして。 み江:佐藤さん、シェア人の江頭君です 佐藤:今日はここに泊まりますからよろしくお願いします。 み江:えがちゃン 佐藤さんです 江頭:はいよろしくお願いします。 佐藤:ちょっと喋ってますけど 五月蠅いときは言ってください 江頭:いや大丈夫です み江:えがちゃん お茶呑む 桂:どうやったらお茶入れられるんだろう 江頭:普通に 佐藤:じゃ2ショットしようか。江頭さんって名前知らないし み江:ふふふふははは 佐藤:名前知らないので、ノートにサインしてもらって、ちょっと名前サインしてください。 江頭:はい 佐藤:名刺あるなら名刺でもいいですけど。 江頭:名刺ないです 佐藤:2ショットね、いいでしょう、この写真ネットに乗ちゃいますけど良いですか 江頭:はいたぶん 大丈夫です み江:(二人の仕草をみて)はははははは 佐藤:ここに座ってください。 はははははははは がやがや み江:顔出しOKですか 江頭:顔出しOKです。 み江:初めての顔出しじゃないですか、えがちゃんのネットデビューの 江頭:ネットデビュー 佐藤:ここのレンズを見てね 江頭:はい 佐藤:じゃ えがちゃん シェア人のえがちゃん 、ついでに 江頭:ついでにふふふふ 佐藤:俺色んな人にインタビューして歩いているんだけど、今インタビューしているんですけど 江頭:今いんたびゅーしているんですか 佐藤:今インタビューしているんですけど、突然人が入って来たら その様子をそのまま文字に起こしますから。 ははははがはあっははははは み江:ははははははは 江頭:名前と住所と 佐藤:年齢とかね。職業とか。 み江:えがちゃんて左利きなの〜 江頭:左利きですよ み江:知らなかった〜そうなんだ〜 江頭:いつも書いているじゃないですか 佐藤:早く いいから書いてよ 出身地とか年とか み江:全然知らんかったね〜 佐藤:桂さんもみ江さんに えがちゃんが左利きだというとこをここで知りました。みんなに えがちゃんて呼ばれているんだ。 江頭:まあそうですね 佐藤:江頭なんていうんですか 江頭:えがしらまさしです。年齢と職業と、出身地と 佐藤:エア人間でもいいです。私今人間の振りしているんだけど エア人間ですでも み江:ははははははは 江頭:え? み江:エア人間でしょう、職業エア人間 江頭:エア人間 あああ 佐藤:メロン食べますか、 み江:エア薬剤師がいた 江頭:エアが流行っている み江:エア・ケーキ屋がいたもんな 佐藤:今ね み江さんと二人でメロン食うのはしんどいな〜と思ってたら桂さんが帰って来たから 三分の一だと、江頭さんが来て四分の一になった 江頭:ああいいですね〜 佐藤:もう充分冷えたかもしれない み江:冷えた冷えた 佐藤:じゃ切るからちょっとまってて |
俺様おみやげとして この2日後江頭昌志さんに 岡田さんの家の建築模型ケーキを作っていただくことに なってしまうとは まだ分かっておりません 我が家の形のケーキに思わずvサインで応ずつみのり君 |
江頭:年齢ですよね。 佐藤:個人情報問題だったら書かなくっていいよ 江頭:いや別に全然問題ない、あんまり気の利いた言葉がない み江:ふふふふ 佐藤:俺が家に帰ってからあの人名前なんていうのか〜 分からなくなるから書いてもらっているんで。キャッチコピーがあればそれも、なんだ山口県じゃないですか。どこですの萩市ですか。 江頭:下関です 佐藤:下関か行ったことないな〜 江頭:なんも無い、ありようがない 佐藤:あるじゃにですか長州藩だから歴史が、会津の傍だから俺は。 み江:あはははははは 佐藤:俺は会津藩じゃないから、緊張しないで 江頭:でも 親の実家ですから。 佐藤:ワザト言っただけだよ、俺 会津藩じゃないよ 江頭:なんて書きましょう、職業ですよね。職業なんだろう 佐藤:真面目に書いているよ み江:エア ケーキ屋 佐藤:エアケーキ屋、お菓子屋さん 江頭:なんでしょうね〜 佐藤:考えてて、ついでにお茶もさ出そう 江頭:そういう日やったんですか、インタビューの日やったんですか み江:インタビュー 音採っている 江頭:採っているんですか??まあいいや職業なにしよう、普通に書きますわ み江:職業 社交家 江頭:社交家、ああカッパ君か。 み江:かっぱ君いいね〜 江頭:み江さんにかっぱ君って言われた、 み江:みえさんはカワウソに似てる? 江頭:みえさんはカワウソに似ているんですか ふふふふふふふ 江頭:そういうことにしておきましょうか み江:これでかっぱ君のことを ねたんだり意地悪をするのか 江頭:うふふふふ 職業カッパ君で、あと 佐藤:まだ書いているね〜そんなに悩まなくて、知らない職業名ですか 江頭:なんか色々書いてみようかなと 佐藤:それはいいね〜、いいね江頭さんも一人で喋ってていいね〜 み江:ふふふふ 佐藤:大学職員って書いてあるじゃないですか み江:まじレス 佐藤:エアなんて書いたの 江頭:エア薬剤師ってことで 佐藤:おれと一緒ですねエア建築家です 江頭:エア建築家ですか 佐藤:メロン切ってきますから色々喋っててください 疲れたら健康足つぼ板に乗ってと。これ誰が並べているの。 み江:それみ江さんのです 佐藤:メロン 冷蔵庫どこに入れたの、一番下かな〜俺の冷蔵庫だから勝手に開けてと。あこれじゃない。 桂:白磁のコップ み江:ありがとう 佐藤:もっと大きなメロン買ってくればよかったの〜 み江:もうちょっと磁器が欲しい磁器いいよね、最近ちょっとっ白くってもったりして 桂:熱いあつい 水道で食器を洗う音 桂:はい白磁のコップ、いいですね〜私も白磁のコップが欲しいですね〜 み江:私もちょっと磁器増やそうかな〜 江頭:磁器は陶器につぐとかあるんですよね み江:ちょっと高い 江頭:ああよかった枝豆 もらえた 佐藤:このメロンまだ固いな〜 み江:早いですか 佐藤:そうんだね見立てが悪かったね。まあいいでしょうカチカチでないから。江頭さんに青臭いところ喰わしてしまおう 桂:あははは みなあははははははあ 江頭:青臭いのが好きだったらどうするんですか み江:かっぱふうに青い 江頭:ふふふふ 佐藤:皮と身に切れ目をいれてと フォークはないか 江頭:フォークあります。フォークとってきます 佐藤:フォークあるところ分からないので4本だして 江頭:はい 佐藤:大きいの買ってこようと思ったんだけど重すぎるのこのカンカン照りで。カナワンので。福島から持っているの大変 メロンを食べる準備に忙し 江頭:では失礼して先に一ついただきます 佐藤:どうぞ。甘くないようだね 高級メロンじゃないから、 江頭:若者の味がします 佐藤:やっぱり、まだ成熟してないね〜小さい皿 出してくれまし 江頭:はいこれ 佐藤:もう一人ぶんはい 江頭:み江さんここで み江:綺麗に並べて 佐藤:み江さん名刺ください み江:はい 桂:おメロンだ メロンが一杯ある ふふふふふ 凄い一杯出てきた 佐藤:飯もありますよ、喰いたかったらだすよ 福島の米ですよ み江:ああ えが ちゃんお米美味しいよ 佐藤:じじゃメロンが出来たので集合写真撮ろうか、パシ みんなで 青いく固く味のないメロンをたべ 写真をとりあいました。 第4章のその01へ |