大阪 ことば悦覧 ことば紀行 2008年5月12〜18日 home 新田正樹 さん ことば紀行 2008年 5月13日 雨 夜 高麗橋の新田事務所 その01 その02 その3 その04 その05 その06 その07 その08 その09 その10 その11 その03 30分 27秒 〜 46分26秒 新田:森永の工場ってでかいから かしまとJVなんよ そならもっと担当になるから ちょうどプレコンの担当に成って PCの 水野:それで固まっとったん 新田:ぷれこんって 暇やんか それで辞めた 佐藤:填らなくってよかったね 新田:だからそうそう 3年あったら 抜けられんからな そこで設計部に代わらしたる いわれたん 設計したいと言ったら 佐藤:大成建設設計部へ 辞めなければいいじゃん 新田:辞めるのに世間って言うのはそんなに甘くないよと 、まだ10代や 辞めるにしても設計部におって ちゃんと してから辞めた方がいいじゃないかと いわれたん 学校も言うしな 佐藤:次から次と生徒を供給するからな 学校へも言うわな 井戸:新田さんの時何人 新田:一人だけ 佐藤:学校内では優秀やったんや 新田:そうそうそう 佐藤:企業にとっては優秀じゃなかった ははははは 新田:いやいや建築学科やで 今まだおるやつも居るし タケナカ行ったやつもおるしな 佐藤:三原高校は優秀だったんだ 新田:優秀ちがう その当時はな 入れとったや工業高校 枠があったんや 同期工業高校一杯おったもん 佐藤:大成建設に 三原高校閥があったんだな 新田:そうそう それはいいだけど ロッテとか ドラフトマンの頃 は後ヤン 佐藤:今高校生の時代に戻ったね 新入社員の気分だった 新田:現役からずーっと行ったからな ふふふふふ 佐藤:時間を行きつ戻りつでいい それで今俺が判ったのは 27才で 独立したんや 新田:一応独立 拠点 佐藤:拠点作って 相変わらずドラフトマンの時代だ 新田:そうそうそう 持って帰ってやっとった 佐藤:ふふふふふ 新田:はあはははは 佐藤:一級建築士は28才でとったんでしょう 新田:そうそうそう その頃 だからな そこで一寸大きな 会計事務所みたいな 来たんや ほなら個人はあかん言うようになって 法人でないと それで有限会社にしたんや 佐藤:個人だと 新田:向こうが嫌がる それで有限にしたんや その時に建築工房やったや 新田正樹工房から 新田正樹建築工房 建築つけたん 水野:工房ってめっちゃ怪しいな 佐藤:何作っているだ〜 新田:それで三井建設 そのゼネコンが 佐藤:一級建築士とっても順風満帆にならないね 新田:そのころ順風満帆やったんや みつい建設の裏事務所だから 佐藤:お金は順風満帆だったってことね 新田:そんなに仕事はないけど 下請けや 佐藤:いろいろやって ヨーロッパ帰り だから知的コメントも一発発すことが出来るし 新田:そりゃないぜ ドラフトマンはそんないっちゃアカンの 佐藤:言っては いっちゃイケナイのか 新田:ひたすらいうか 佐藤:厳しい掟があるんだ 新田:掟っていうか ヨーロッパ行ってきたからって威張れる知識があるわけじゃないんだから ゼネコンの設計部やから 普通になんていうの 佐藤:普通ってむずかしじゃない 新田:デパートの計画しおった あれのAは全部実施設計書いた そのころはスタッフ入れて そいつにやらしておった 佐藤:自分がやらないで 新田:うん 佐藤:ピンハネじゃないか 新田:ピンハネじゃない 給料払っていた あと外注とか 手伝ってくれるようにしとったん それでな してくれるから 僕が時間できるやんか それでコンペしだしたん 佐藤:それで西沢さんに 新田:それがコンペ 4回目のこんぺで 引っかかった 佐藤:よかったね 新田:ところが それってな 格好つけちゃったもんだから 外注の依頼か来ても 断りだしたんや 佐藤:ははははは 新田:格好つけて ほなら 3回断ったらきいへん なるや 佐藤:2回は大丈夫か 新田:三回目は大丈夫だ 3回目に断ったらもう イヤナだと思うやんか 井戸:雇っているスタッフはコンペの 新田:いやいやコンペの仕事は それは僕がやった 佐藤:新田さんがコンペに合格 通って 設計料もらって おれいけるかもしらんと おもっちゃったわけだ 井戸:はあはははあ 新田:来てる仕事とかはスタッフに お前やれって言って 渡しちゃった 佐藤:二股かけなかった 新田:今思えばな その頃は 純粋や 佐藤:ダブルスタンダーとは出来ないと 新田:いかんと でスタッフに渡したんや スタッフはもの凄く儲かる 佐藤:ドンドン仕事やればいいんだからな〜 新田:そうそう あんまりその仕事に執着はなかった それから してないから大変や コンペずーっと とれるわけないやんか 佐藤:借金まみれの人生が始まったわけ 新田;:だけどそれは 大丈夫だって借金がない から 保証協会とかいろいろ 出来とったんや 佐藤:最初の仕事はちょぼちょぼだけど その次どうなって来たんですか 新田:取ってその時はオーナー理事長 組合やったから それで紹介してくれたんや 営林署とかな 佐藤:自分が才能在る建築家に頼んだからと言って 宣伝してくれたんだ 新田:そうそう 可愛がって くれとったんや 新田君・新田君って言って それで味方もおるしな 良い感じやったん とことがそれでな 急にあいついで亡くなっちゃったん 佐藤:ああそうか 新田:それからが大変やった 佐藤:それか今日まで続いたって話になるわけかな ははははは それから何が大変だったのかな 仕事が来なくなるし ゼネコンとも関係が切れたし 新田:そうそう 佐藤:ここで新田正樹はどうしたんですか 新田:でもチョコチョコ はあったん しぶしぶな 佐藤:渋々っていわれても判らないな 模型だらけじゃないかい 新田:だから 渋々はやっとったんや 佐藤:建築雑誌にも発表してるし 新田:そうそう これだけやっとるわけ 佐藤;真面目に これだけやっとるわけだ 新田さんが自前で作品集を作ったんだ 新田:だしたいな とおもってな 雑誌の抜き刷りをな 佐藤:まとめて表紙を作って綴じたんだ 新田:そうそう 井戸:そんでも凄い量ですね 新田:量はある あっても これも1500万や 150万や もうかるわけないしゃんか 佐藤:そんなの知らんは おれは 井戸:ほとんど10%やね 新田:10%や 佐藤:相変わらず 10%で設計をやっていると こんぺでとって 渋々でも 新田:渋々というかその頃はね まああったやな 金はともかく繋いでおったんや 佐藤:仕事が順調に来て 新田:順調じゃないけど 佐藤:仕事が渋々の 順調がつづいてる 新田:音楽ホール 知らんかな あんねん 佐藤:へーえ 新田:民家改造 やって音楽ホールとか ようはそれが何が言いたいかと言ったらな これ1億円なんや 佐藤:設計料1千万や 新田:うん 佐藤:ラッキーやんか 新田:だから そういうのが有ったからいけたや 佐藤:これ1千万です 井戸:すげー 佐藤:このお寺は 2千万円ぐらいかな 新田:いやいや 1500万 ぐらいだ 佐藤:昔 懐かし語り ふふふふふ 新田:だから お寺とかあったから な 水野:製本じたいは 自分でプリンターで こぴーしてやったやつなんで 佐藤:表紙も自分でつくったわけね 水野:そうそう 佐藤:だれも買いそうにないな くれっていわれそうだ 水野:ははははは 佐藤:自分で印刷して製本もしたんだ 水野:めっちゃ手間やったんですけど あんまりやること無かったんで 佐藤:裏表印刷する機械もっているんだ 水野:いや 一回 印刷したら 井戸:両面 印刷できるやつあります 水野:紙が両面印刷用のやつで さがしました 佐藤:これはしぶいね 一冊しかないというのが オモロイね 水野:はははは 2冊ぐらい作った ふふふふふ 新田:女子がおったわ 女流建築家おった それに電話してみようか 30かどうか 佐藤:年齢はもういいい 新田:な 女性やから 佐藤:紹介してよ 新田:あのな たけはらさん の弟子 佐藤:だれでもいいよ おんなの人が少なすぎるんで 新田:よし 美人やど 佐藤:美人は いいけど 独身なの 新田:してない 佐藤:それは活躍できるかもしれない いいね〜 なにがいいのかわからないけど 水野:ははははは 佐藤:日本 全国インタビューの旅にでてるんだけど 女の人が少なすぎるんだよ 新田:もしもし いまよろしい あのな〜 ○さんに インタビューをしたいと言う人がおって いやいや堅苦しい話でなくって 別になんでもいいですけど ちょっと雑談でいいやけど ちょっと変わった人がおんねん 福島から来てはる それで 時間がね 遊びがてら ○さんの話 佐藤:金曜日とか 新田:今日でも あいてます 夜でなくってもいい 昼でもいい うん 学校やしな うん 金曜日って言ったらあしたやん うん ああそうかそうか 木金学校か 土曜日は 土曜日大丈夫 土曜日よるでも午後でも 佐藤:よるオレクチャー 新田:いやいや ぜんぜん 気にしないで そんなに気にせんでいい 佐藤:ふふふうふふ 新田:ほんま面白い人やから おうてあって 佐藤敏宏いうんや ホームページみた ら へんなんが出て来る はははは 46分26秒 次のページへ |