このページではクッションカバー選びの『素材のポイント編』、『色のポイント編』に分けてお話します。
お店にはいろいろなクッションカバーが並んでいますが、多分一番多く見受けられるのは、無地または無地調のクッションカバーではないですか。多くの方は無地のクッションカバーのほうが、楽にコーディネートさせやすいと思ってしまうかもしれませんがご注意下さい。
クッションカバーを買ってきて、こんな経験ありませんか?
「お店でいいと思って買ってきたけど、置いてみるといまひとつパッとしない」
「ちょっとイメージが違う」
「なんか合わない感じ...」
これはクッションカバーに限ったことじゃなく、洋服やアクセサリーでもありませんか。
せっかく買ったのに活躍の場が少なくて眠っていることありますよね。
「お店で見たときには、いいと思ったんだけど... ナゼ?」
そんな悲しい失敗にはこんな理由があるんですよ。 |
例えば、無地の場合、大抵の方は無地だからという理由で色に注目してしまいがちです。
▽
するとワリと無難なコーディネートをイメージしてしまう。
▽
いざそのクッションを置いてみると、メリハリがなかったり、色が合ってるのにな〜んかピンとこなかったり・・・・
▽
結果、たいして楽しくもワクワクもしない、ただクッションが置いてあるだけの何気ない空間になってしまいます。 なんてモッタイナイ!
では、こんな事にならないようにするには!
クッションカバーを選ぶ時は色だけではなく素材感もよく吟味しましょう
↑ ↑ ↑
ポイント
|
*ここで例を出しましょう。
同じ「黒」という色のクッションカバーでも、レザー、スエード、ベルベット、レース、ニット、麻などもろもろありますが、同じ「黒」という色でも見え方や印象、彩るインテリアのイメージとの相性までもが違ってきてしまうんです。このことはもちろん他の色でも同じです。
また、柄でも同じことが言えます。例えば「アーミー柄」というハードな印象の柄でも、それこそ軍服のような生地への場合と、光沢のあるサテン、透けるオーガンジー、毛並みのあるベロアやコーデュロイでは、同じ色・柄でもまったく印象が異なってしまいます。
↑ ↑ ↑
このイメージの違いがポイントです。
『クッションカバーを選ぶ時は素材ごとのイメージの違いを利用しちゃいましょう!!』
このことは生活空間を彩るのに重要な「趣き」の点でも大切なんです。 |
|
ですから、あなたがこんな風にしたいとイメージされたときは、損をしないようにクッションカバーの色だけじゃなく素材感にも注意してみましょう!
★さらに重要なポイント★
素材感には『質』という点も忘れないでください。 |
クッションカバーの素材感に「質」? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は結構イメージを左右してしまうんです。
例えば、皆さんはインテリアをより良くしよう、オシャレにしようと思われているはずです。その場合、良い質のものであれば置いただけでその佇まいがあり、見栄えが変わったり、「ニッ」と笑みを浮かべてその効果に満足してしまったりします。
ところがその逆の場合、それらしく見せるため、さらに工夫を加えたりと周りの物も気になりはじめ余計な手間が増えてしまうこともあります。
それはちょっとイヤですよね。私も面倒なのはキライです。
|
楽して素敵なインテリアの演出ができて、
楽しめた方が断然イイと思いませんか! |
*「いいもの」には理由があるんです。
いくらクッションカバーのデザインや縫製がよくても素材の「質」が悪いとそれらも活かされません。バランスが大事なのです。それは同じデザインでもいい質のものとそうでないものとでは、やっぱり「違い」があるのです。
F.Y様より
生地を見て布の高級感と、手の混んだ仕上がり(裏まで)に二度ビックリです。
(中略) 世界にひとつしかない私の素敵な宝物になるのではないかしら・・・・・楽しみです。 |
それはなぜか?
しっとりとした発色で色がとてもきれいに見えたり、色に深みや輝きがあります。また肌触りも良く「ゴワゴワしている」「なんかウスッペラい」といった感じがありません。そして結果的に長持ちするといったこともあります。
こんな経験は、みなさんがいつも身に付けている洋服でもしたことがあるんじゃないでしょうか。 一時的に間に合わせのつもりなら「こんなんでいいんじゃない」、という選び方も良いでしょう。でも、せっかく『お気に入り』を買うならいつまでも大事に使っていけるようなものを選びたいものですよね。
質のいいものに触れていると不思議ですが、気分が良かったり、心やすまったりするんです。
『この感覚 いいですよー!』
私の制作するクッションカバーにはこの感覚をいっぱい詰め込んでいます。
インテリアのオシャレをよりお楽しみになられるんでしたら、「良い質の味わい」も堪能してみてはいかがですか。
その違いに驚かれますよ!
◆このページのポイント◆
「同じ色でも素材・質感によってまったく違う見え方、印象になってしまう」 |
|