「部屋を、こんなイメージにしたいんだけど、どんな色を使ったらいい感じになるのかな〜」
「今のインテリアの色こんな感じなんだけど、どんな色のクッションにしたらオシャレかな〜」
こんなこと、ありません?
色っていっぱいあって楽しいけど、いざどれにしようと決める時になって悩んでしまいますよね。
でもクッションカバーで「色をポイントに使う」という小ワザを知っておくと「ちょっと気分を変えてみよう」、なんて時にも部屋のインテリアを簡単手軽に演出できるので覚えておくと便利ですよ。
それこそ、季節のイメージに合わせたり、月替わり、週替わりというようにファッションを「着替える」「衣替え」といった感覚でクッションカバーを使った、心地よい自分好みのオシャレなインテリア空間も演出することができるでしょう。
■では初級編として実際に生活空間でどんな色の組み合わせが、どのようなイメージを演出するのか、いくつかのカラーイメージをご覧下さい。
イメージ |
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配色例 |
ナチュラル |
自然の素材やぬくもりを感じさせるおだやかな色合いの配色です
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ロマンチック |
ソフトでちょっと甘さを感じさせる明るいパステル調のカラー配色です
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エレガント |
繊細でさりげなく上品さや優しさを感じさせる配色です
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クラシック |
落ちつきや格式、本物の持つ上質な質感を思わせる配色です
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モダン |
シンプルでちょっとクールな感じが都会的な印象を思わせる配色です
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シック |
知性、洗練、繊細そんな言葉を思わせる大人の雰囲気をかもし出す配色です
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いかがでしょう、あなたの好みのイメージはどんなカラーでしたか?
この例はあくまでも各イメージを表すベーシックな配色です。
ですからお持ちのイメージのカラーコーディネートの仕方がわからないという方は、まずこの表を参考にしてみるといいのではないでしょうか。
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■次ぎに中級編として、色のルールを利用した演出法です。
●左の表は色相環といいますが、色合いごとにわけたものです。
●右の表は縦軸が色の明るさ(明度)横軸が色の鮮やかさ(彩度)を表したものです。
この表を使った演出法は、まずご自分の部屋のインテリアに現在どのような色が中心に使われているかをご覧になってみて下さい。そしてそこで使われている色をピックアップしてみましょう。
*クッションカバーの選び方に4つの方法があります。
【1】
ピックアップした色の中で同系、または近い色のクッションカバーを選んでみてください。その色がクッションカバーに1色または2色はいっていればインテリアの色のバランスを崩すことなく、素敵なコーディネートになります。この方法は、服のコーディネートでも多く用いられる間違いの少ない手法なのでご安心下さい。
【2】
ピックアップした色の補色や反対色相関係にある色を選んでみましょう。これには左の表の色相環を使います。レッドから、イエローレッド、イエロー、グリーンイエロー、グリーン、ブルーグリーン、ブルー、パープルブルー、パープル、レッドパープル、そしてレッドに戻るという10色相の環があります。
例えば、レッドに対してブルーグリーンは補色となりグリーンイエローからパープルブルーまでが反対色相になります。このような組み合わせは、よりメリハリ感が表現できますので楽しい演出になるでしょう。またレッドの両隣にあるレッドパープルとイエローレッドは類似色相なのでレッドの代わりにもなります。
【3】
次ぎは右側の表を見てみましょう。これは左列にある白から黒までの一列を除いて右側は同じ色合い(色相)のなかでそれぞれのトーンを表しています。ここでの演出法は、同じ色相の中でインテリアをまとめてみる方法です。例えばあなたのピックアップした色が「L」の場合、クラシックなイメージにするなら「DI」か「DK」を、優しい感じにするなら「Vp」「P」を、多少メリハリやアクセントにするなら「B」や「S」などとコーディネートすると良いでしょう。
【4】
【3】でトーンがでてきましたが、このトーンを使って演出することもできます。
例として3つのトーンを選んでみましたが、これはそれぞれの色が対立関係にあっても、同じトーンであればバランスがつりあって、そのトーンでまとめたイメージにすることができます。例えば、あなたの部屋のインテリアが上の表のペールトーンのピンクやラベンダーでまとめてあるとしましょう。その場合このトーンの他のどの色を選んでも、今のイメージを損ねることなく、甘いロマンティックな佇まいを演出するでしょう。
【1】から【4】までを応用すると、その色で「○○なイメージに」できるようになります。その時のポイントは、どんなトーンでどんな色がそのイメージを感じさせ、今のインテリアとどんなバランスにしたいのかで決まってくるでしょう。
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クッションカバーでさらにワンポイント上をいくオシャレをしたいなら!
(実は当工房では、この思いを果たしたいお客様が一番多いのです!) |
クッションカバーはインテリアのアクセサリーという考え方をしています。ここがポイントです。
アクセサリー(クッションカバー)は色でイメージをまとめる役でもありアクセントをつける役でもあるのです。
例えば、洋服に対するアクセサリーでは、スカーフ、ベルト、バッグ、靴などがそうです。
皆さんは同色系の濃淡でまとめて、そつなくエレガントやクラシックイメージを演出したり、ちょっと明るめの色や強めの色をもってきてポイントにし個性を強調してみたりとファッションを楽しんでいると思います。 |
↓ ↓ ↓ ↓ |
この感覚をインテリアのオシャレに持ち込んでみると
クッションカバーは思いもよらない素敵な彩りを添えますよ〜! |
*こんな風に、気軽にやってみましょう。
部屋の中で一番多くを占めている色、またはそう思わせる色を洋服(インテリア)にたとえてみるのです。
次にその洋服(インテリア)をアクセサリー(クッションカバー)でどんなイメージの装いにしてみたいか、『落ち着かせたい』『明るくしたい』『アクセントをつけてメリハリ感を出したい』といろいろあると思います。
その装いのアクセサリー(クッションカバー)を自分の好きな色の中からどの色が一番その効果があるのか選んでみてください。きっとその色は『らしさ』も演出しているはずです。
*このクッションカバーの色選びをするときに手助けになる方法があります。
それは、自分のお気に入りの色のセーターやスカーフ、バッグなど、いくつかの色をクッションを置きたいところに置いてみて、それぞれの色で見え方がどうなるか試してみて下さい。そうするとイメージしやすくなり求めていた雰囲気の色の系統もわかってきます。
このシュミレーションを何度か他の色でも試してみると、あなたの部屋にどの色のクッションをもってきたら、どんなイメージになるかわかってきます。
そうすると、クッションカバーであなたの個性を引き出した「らしさ」のあるオシャレなインテリアを演出できるようになっていると思います。是非、試してみてください。
さらに、今まで思いもしなかったクッションカバーの色や柄が、思いのほか描いていたインテリアのイメージに合っていたり、イメージアップさせてしまったりすることもあります。すると意外にあなたの個性とマッチして、オリジナルな素敵でオシャレなインテリアにイメージアップしてしまうこともあるんです。楽しみながらいろいろな色を試してみましょう!
この他にもまだまだお話していない色の選び方、使い方はありますが、それはクッションカバーを選ばれる時にTAKASANまでご相談下さい。
インテリアもファッションと同じで「色」によって変われる」
このような事がいっぱいあるんです。
クッションカバーの素敵な配色は嬉しいですよ〜! |
私の制作するクッションカバーには、この色の楽しさをいっぱい詰め込んでいます。もちろんファッションとしてのインテリアアクセサリー役(クッションカバー)を演じてもらうために、様々な工夫もしてあります。見たこともないようなデザインばかりです。
それは、
「もっとオシャレに」
「もっといいものが」
「できれば、他の人があまり持っていない」
「ひょっとしたら自分だけ?」 のものが欲しい! という方のためにクッションカバーを制作しているからです。
『いいもの』を自分好みの、自分なりの思い入れで買った時って、とっても『ウキウキ』『ワクワク』『ウレシイ!『最高!』って思いませんか。
そんなステキな思いをしていただくには、ごく普通のものにはない、それだけの仕事をしたものじゃないと味わえないことがあるんです。
◆このページのポイント◆
「色の選び方・使い方で、自分のイメージに合わせた演出ができてしまう」 |
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