日枝神社 祭神 大山咋大神(おおやまくいのおおかみ
全国、各地にある日枝神社は日吉神社とも呼ばれ、その総本社は比叡山にある。
秋田県由利郡由利町前郷にある「日枝神社」は、承応3年(1654)から脈々と地域の信仰を集め、1854(嘉永7年)に「日枝神社」として創建されたらしい。
やがて、明治11年11月より、日枝神社の再建に小川松四郎が副棟梁として、これにあたり、明治13年に完成を見ている。
下に掲載の写真は上段左側から、本殿、本殿正面に向かって左側側部、本殿前に一対の狛犬(ユーモラスな顔をしている)、正面に掲げられた扁額、本殿の庇の部分を飾る大きな鳳凰の彫刻(羽をいっぱいに広げて飛翔している様が雄大さを感じさせる。)本殿の左右の側部には謡曲「高砂」で知られる。翁と媼が浮き彫りにされたものをそれぞれに施している、そして、屋根の重さを支える金剛力士像の彫刻、飾りとしてばかりではなく力学上重要なものになっている。