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いやいやいや・・・

 凄かったわ竜王戦第7局。
 やっぱり渡辺竜王は只者じゃないなぁ。流石に「魔太郎」とか呼ばれてるだけの事はある(笑)※。
 第1局は羽生名人に次元の違いを見せつけられるような勝ち方をされ、その後も2連敗した時点では、今年の竜王戦はあと2局も観られれば御の字だな何て思っていたんですけどね。お見それしました。
 第4局からは、羽生名人の「永世七冠」達成を見越して報道陣が多く詰めかけてたから、渡辺竜王からすればしてやったりだろうね。
 タイトル戦での3連敗後の4連勝は将棋史上初。
 囲碁ではコミ出しをして先手後手のハンディを調整しているので、そういう事があっても不思議じゃないけど(実際、今まで何度かあったし、確か今年の本因坊戦がそうだったかな?)、それの出来ない将棋で、しかも羽生名人を相手にやってのけた(ちなみに第6局と第7局の間に、別棋戦でも一度対戦し勝っている)のは凄いと言う他ない。
 まあ、絶対的に強ければ最初に3連敗する事もないんだろうけど(笑)。
 しかし、他のタイトルを一度も取らないまま永世竜王になったというのも何だか随分極端な勝ち方だと思う。
 将棋って、そんなに的を絞って勝てるものなのだろうか?

 何はともあれ、今年の竜王戦は楽しませてもらった。
 今度は羽生名人の持ってるタイトルに挑戦してもらいたいですね。


 ※知らない人のために書いておくが、そう呼ばれているのは、単に見た目が似てるから。

当然なんですけどね

 アメリカ発の世界同時不況で(マスメディアが伝えるところによれば)世間はてんやわんやのようだが、実際そうだったとして、果たしてそんなに大騒ぎする必要があるのだろうか?
 まあ、実際大変なんだろし、それは僕だって理解している。
 何が言いたいかっていうと、資本主義経済ってのは、定期的ではないにしろこういう事態がいつかは必ず起こるシステムだって事は誰もが判りきっているハズなのに、なんでそうなる度に大騒ぎするのでしょうか?って事。

 なんか、マスメディアは「派遣切り」とか訳のわからない言葉を作って、まるでそれが犯罪であるかのように騒いでますね。
 そもそも会社側からすれば、こういう事態に便利に対応出来るから人材派遣会社と契約してる訳で、それが出来ないのならば人材派遣会社の利用意義などないと思うのだが。
 だから、仕事がなくなって派遣先の会社に文句を垂れるのなんてのはお門違いもいいとこで、不平不満があるのならば、自分が契約している人材派遣会社に言うべきだ。

 不況になって社会に大して不平不満を言うような人は、どうぞ共産主義国にでも移民をして下さい。
 それが嫌なら、夜が明けるまで黙って辛抱です。

 来年はいい年になりますように(笑)。