意地を通せば窮屈だ。

　一昨日、読了。

　山路を登りながら、こう考えた。
　智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。

　まともな日本人なら誰でも知っているこの冒頭に興味を引かれ、読み始めたのは一体いつだっただろうか？
　何はともあれ何度も中断しながらも読み終わったのだが、小説としては何だかよく解らなかった。
　もっとも、漱石自身がそのつもりで書いた作品らしいので、そう感じるのは当然らしい。何だかなぁ・・・。
　さて、これで新しい小説（小説以外の本は『草枕』を中断している間に何冊も読んだ）が読めるぞ。いよいよ『IT』に取りかかるかな。

　貯玉9,000コと5,500円使って何も引けず。
　まあ、そのうち2,000コくらいはドブに捨てたも等しいが、だからって何も引けないってのもあんまりだと思うが。

　一歩一歩着実に廃業に近づいてますな。

　昨日は雷雨、今日も雨。
　涼しくて過ごしやすかった。というより、今朝などはタンクトップにトランクスという格好で寝ていたら寒いくらいだった。
　暑い日が続いていたところにこういう日があると、溜まっていた疲れがどっと出るんだか何だか、目が覚めても布団から起き上がる気力が全く湧いてこない。
　という事で、午後まで横になっていた。
　その後も、とりあえず洗濯機は回したが、他に家事をする気にはなれず、音楽を聴きながら布団に横になって読書をしていた。

　はあ、何か、色々と、考えるけど（考えるから？）、虚しさだけが残るなぁ・・・。

　女子柔道の重量級は負けてしまうと何も救いがないねぇ・・・。

　昨日の日記の最後の部分は、「（よしもくんを除いて）誰も読んでいないブログ」という意味（まあ、その他にも不定期にちょこっと覗いてくれているヒトはいるにはいるけど）だったので、よしもくんには行間を読んで欲しかったなぁ（笑）。
　まあ、せっかくの愛読者には要望に応えてあげるのがスジ（よしもくんはどうやらＭらしいので、Ｓの僕としては要望を無視し続けた方が面白いとも思うが、Ｍ願望の人間にあえてストレスを与えないというのも、考えようによってはサディスティック・笑）だと思うので、ＭＯに保存してある昔書いた日記をアップしてみる事にした。
　出来れば、書式をhtmlの文法的に正しいものに直しつつ、視覚的に昔のページを再現したものをアップしようとも思ったが、今はその気力も時間もない。
　という事で、内容だけ再現。
　2001年5月6日、自分のサイトを作って2日目の日記より。

５月６日（日）　晴れ

　昨日に引き続き今日も早く目が覚めた。連休の最後というと、いつもは完全な夜型人間になっているが、これはどうした事だろう？老化現象？まさか・・・。
　パンと牛乳で朝食を済ませ、早速ＨＰ制作の続きに取りかかる。一応、トップページが出来たところで、ちょっと飽きてきたんで、久しぶりに年上の友人、大寒さん（仮名）にＴＥＬ。僕んちに来る事に。ちなみに僕がスロットを始めるきっかけを作ったのはこのお方。プロではありません。
　しばらく近況を話したりしてましたが、天気がいいので近所をぶらぶらする事に。おっと、せっかくだからＨＰのネタ集めにデジカメ持っていきましょ。
　結局、ほんとにぶらぶらしただけで、ＨＰのネタなんて集まらず（ハトの写真撮ってどうすんだ？）、ネパール人（？）のカレー屋でチキンカレーを食って帰宅。
　それからちょっとお話しして、大寒さん帰宅。しばらくボケッと雑誌を読んだ後、ＨＰ制作再開。
　始めて二日目にしてはそこそこ順調に進んでいたがトラブル発生。自己紹介のページに載せる画像が、サーバーにアップすると何故か表示されない。何度もやり直してみるがダメ。画像を載せている人様のＨＰをＤＬしたりして参考にしてみるが、原因が判らず。かなり悩んでしまったが、しばらくして単純なミスである事が判 明。ファイル名がいけなかったのね。これって、基本中の基本でしょ。・・・アホ。
　とりあえずこれで気分がすっきりしたので布団を敷いて寝る準備。
　ところで自己紹介のページを見た人は分かるけど、あんなおふざけを載せるために苦労している僕は・・・。やっぱりアホです（笑）。
　気分がすっきりしたら目が冴えてきちゃって、布団の中でこの日記を書いているのですが、只今の時刻７日の午前４時５分。おいおい、今日はパチの新装だぞ。しかも恐らく１２ｈの期待値が３万５千円以上の台を作ってくると思われる店で。眠ったらおしまい。これは徹夜確定ですな（汗）。

　自分で読み返してみて随分昔の事のように感じたが、まだたった7年前の事なんだねぇ。
　まあ、たった7年といってもいろいろ変化はある訳で、この当時はまだマンハッタンに双子の高層ビルが存在していた。何だか感慨深い。
　記事の中に登場する友人は今では音信不通。
　使っているデジカメは当時6万位（これでも秋葉のほぼ最安値）出して買ったのだが、今ではそれよりずっと高性能のカメラがケータイに付いている。
　読み返してみて一番驚いたのが、行く前日に期待値3万5千円以上の台を作るなどとほぼ確信出来る店があったという事。今では期待値3万どころか2万の台を探すのすらヒーコラしているというのに。

　正に、The times they are a-changin' ですな。