2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

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 川勝真一さん編  8月06日am10〜 晴れのち曇り 京都工芸繊維大キャンパス内 

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 その05  

佐藤:川勝真一さんとの路上インタビュー突然の古山正雄先生乱入事件がありましたけど。何をしゃべったか覚えてないですけど。とりあえずもどって。今やっている活動やイベントフリーペーパー。そのが尻切れ蜻蛉になった。その活動はどういう感じなの

川勝勉強会ですか
佐藤:勉強会は学生のときにやっていて。卒業して町に出て

川勝:
卒業するちょっと前から友達と、友達がもって来てくれた話で。実施設計をやっていた。半年ぐらい。それをやっていたので、卒業するときに就職活動せずにそのまま大学院出て。その実施設計やっていたんですけど。ちょっとそれも途中で着工せず。やることなくなった。いう状況が去年の5月6月ぐらい。

佐藤:ここまでどうやって生きているの、どうやって生きていようが関係ないんだけど古山先生に引っ張られ〜て聞いたんだけど。「銭や」って言うから俺もくだれね〜こと聞いちゃった。それより葉書くれたイベント活動

川勝:どのイベント
佐藤:一人でやっているの
川勝:ギャラリーのやつ
佐藤:あれは川勝さんが主宰しているんじゃないの。

川勝:友達というか何人かで
佐藤:そういう活動 色々やっているの
川勝:今やっているのはとりあえず去年の夏ぐらいから、場所は在ったんですよ。知り合いに場所は借りれていたわけですよ。で、仕事無い。何かやれることを。レクチャーのプログラムを企画して。 それも半分は大学自分が出て、何か学べるとか。そういうのがあんまり場所も無いし。講演会っても、私こういうことしましたみたいな紹介みたいな。聞くだけなので。そうじゃなくってもうちょっと内容突っ込める連続性、何回かを同じ人がやって。掘り下げて行けるようなのがあったらいいな〜と思ったから。そういうのを出来るやんと思って。まあ勝手にやろうと

出来るかどうかも、大学院出ていきなりのやつが、そんな事出来るか分かんないですけど。とりあえずやってみようと。いうので。まあやってみたんですね。それでそんときに五十嵐太郎さんと南後さんと、藤村さんとかもしょくやている社会学者とあと。法哲学。ちょっと全然建築関係ないんですけど。セキュリティーの話をされてる、法哲学者の大江さんという。名古屋大学の先生と。

佐藤:いいことやっているじゃん
川勝:お招きして、一人の先生に5回連続で講義してもらって。でけっこう最後。南後さんだとかだと、最後は受講生がフィールドワークして発表するとか。何かそういうカリキュラムを5回分組んでもらって、一般の人向けに。ちょっと学生というか社会人。
佐藤:いいことやっているじゃん。何人ぐらい集まってるの

川勝:10人ぐらいですかね。だからちょっと前期はよかったですけどね。ゼミっぽくて。
佐藤:10人ぐらいが丁度いいじゃん
川勝:ただちょっと経費的にねむずかしいなと
佐藤:そうなんだよな。
川勝:何か交通費が一番

佐藤:交通費掛かって宿代かかって。(少人数だから)負担が大きくなるんだよな。飯も喰わなきゃいけないし、酒も呑まなきゃいけないし。イベントすると。それが一番つらいな。交流補助金みたいなのもを見付けることが出来ればね
川勝:補助金という話もしようかと思った

佐藤:だれか電話掛かってきた はいさとうですが。はいはい。はいはい。はいはい。ええ。どうもそれはよかったですね。 それでインタビューしますけども。今日はちょっと無理なので明日だったら大丈夫なですよね。どうですか明日。今日は夜もあるので。今インタビューやっている処なですけども。今日これから3人あるので、今日は無理なので、明日だったら大丈夫ですけど。日中。明日の夜は僕がレクチャーしなきゃいけないので。だめなので。4時ぐらいに電話入れてみてくれますか。僕も明日しか時間が無いので。そうですねお願いします。はい。

インタビュー受けたいという人
川勝:誰ですか
佐藤:分からない。名前覚えてない。それで手間掛かるね。

川勝:
色々勉強にはなりましたけれど。それやって結構色んな建築関係じゃない人とつながりもだいぶ、知り合いも出来たりして。それはそれで後々の
佐藤:古山先生はそういうことを活動してるって 知らないの
川勝古山先生には なかなか直に行けないので。メールもさっき教えてもらった。出ない。もうちょっとオフィシャルに出ているやつに送ったんですよ。やってましたね。それでやって、あとフリーペーパーつくって読書会やったり、若い建築関係者呼んで話してもらったりみたいなものを

佐藤:1年ぐらいやっているんだよね
川勝:それは 1年ぐらいやっている
佐藤:すごいよ
川勝:今年の6月から建築ギャラリーのプロジェクトというか。建築家の人に展覧会してもらっていうのやって。それはちゃんと図面とか模型みたいなものをコマーシャルでちゃんと値段付けて価値を付けて売るっていうことを。 今人によって全然。資料的な価値は認められているかもしれないけど。作品としてなかなか価値付けられていないので。それをきちっと。建築図面とか。そいう市場をちゃんと確立していけたらいいな

佐藤:とも結びついてるじゃないか
川勝:ふふふふふ 結びつけようとしている。けっこう建築家の人にとっても。それが。建物建てるっていうと、年に何棟かなると思うですけども。もうちょっと違うかたちの発表の仕方というか。それから一般の人にも家っていうか、建物じゃない何か建築のファイルのしかたと言うか。出来ると何かもっとこの。閾が低くなるっていうとちょっとあれなんですけど。いきなり家を建てるのじゃないと建築家と関われないといのは何か。作品模型なりドローイングなりでも介して建築家というものに関われる切っ掛けが出来ると、ヤッパ状況もちょっと変わってくるんじゃないかなと。そいういとも考えて建築のギャラリーは始めた。

ちょうど建築学科出たけど今ギャラリに勤めてますみたいな人とかが、昨年のレクチャーのイベントとか。やったときからの知り合いで出来たりしていたので。結構人も揃ったし。

佐藤:今は成功しなくってもいいと思うんだけども、そいう行為を拡張していけばね、仕事は増えるよね。まだ始まったばかりだけど1年間でかなり濃いね。それだけやっていればやり過ぎだよな。ただお金に結びつかない
川勝:全然ないですね
佐藤:っていう話だけだよな
川勝:ふふふふふふ うん。
佐藤:価値を新しくつくろうというのは、開拓者はだいたい儲からないことになっているんだよ。それを真似して改良す奴が大儲けするわけだから。三位一体もいいんだけど。そこはあんたに言われなくっても分かっておるわいで。いいいよね

川勝:昨日一寸 今ややっていることを数えたら。12個ぐらいあって、それがちょっと悪い癖なんで。
佐藤:そうか12個か
川勝:数えたら12個
佐藤:忙しいな〜

川勝:お金にならないことだし
佐藤:若いし社会的地位が無いときじゃなければ出来ないんだよね。そういう行為や活動ってのは。

山先生にはそれ(新しい価値を生み出す行為)は出来ないんだよ。金もあるし社会的地位も高いし。年取っているし。 色々あるんだけど出来ないんだよな

そこは若者が踏ん張るというか、若者のネットワークで。川勝さんの人脈とかキャラでね乗り切っていくしかないんだよなもう期待しますよ。俺だって遊びに来やすくなるじゃないか
川勝:うははあはは 本当にね遊びに!!

佐藤:そこでワイワイとか、意見に言わしてもらいたい。出来るじゃない。それいいわ 俺も似たような事をやって来たけど、だれも金はくれないから。 1時間聞いて文字起こしなどで平均3日掛かって、で公開してしまうけど。 面白いものほと銭にならない 文化のよううな領域に踏み込むんでしまうと そういう貧しさは襲ってくるんだよね。そんなことは古山先生に言われなくってもみんな思っていることだから言うだけ野暮ってことだけど
川勝:ふははははは
佐藤:おっきな声で言うなよ!五月蠅いよ 野暮なやっちゃーオッサンは〜副学長だから、新しい建築圏社会は創れないよ。 そんなことで終わろうか。とりあえず5年後はどんな感じになってますかね。それらがかなり充実しているということかな

川勝:5年後は、でも意識としては何かもっとジャーナリストとか批評とかは、作ってる感覚はあるんですよ。
佐藤:当事者意識があるわけね

川勝:
やっぱり何かイベントなり、そういう展覧会みたいなのやっても、なんかそういうものを作っているっていう意識でやっているんでもしかしたら実際のもの作っている方に移っているかもしれない

佐藤:両方やっているんじゃないのかなキット。じゃどうもありがとうございました
川勝:はい



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  ことば悦覧in京都 川勝真一さん編は終わります
  
  続きは 2014年夏です 

  文字起こし 文責 :佐藤敏宏