首の障害を考える


当鍼灸整骨院には
多くの首の異常を訴えて来院される患者さんが多くいらっしゃいます。

首の障害には
頸椎ヘルニアなどの頚椎症など
いろいろな首の障害があります。


ここでは
寝違いや一般的な頚椎症について書きます



人体の解剖から

頭蓋骨を支えるのは

首の骨は7個

胸の骨は12個

腰の骨は5個

24個の骨で背骨は構成されています。


骨盤は、左右1対の寛骨、仙骨、尾骨で構成され

大腿骨

下腿骨


足根骨他で

体重の1/10を支えています。


人が右を向く時
足首

股関節
骨盤
腰椎
胸椎
頸椎


と協力し合いながら
右を向きます


しかし
当院に首の障害を訴えられて
来院される人の多くは

その協力が出来てない人が多い

特に胸椎がまるっきりと言っていいほど
動かない


胸椎が動かない分

頑張って
頸椎が動いて
首の障害が現れる


こんな人が沢山


胸椎を良く見てみると
総てに肋骨がついています。

この肋骨


肺呼吸と関係が深く

胸椎が動かないと言うことは
胸式呼吸が難しい場合が多い

猫背の傾向が強くなり
大きな呼吸もしにくくなり
免疫力が低下のする恐れも

確かに客観的に
首の骨がどうなったか

検査することは大切

首引っぱって
コルセット付けて
電気かけて
薬飲んで
応急処置としては
ありだと思うけど


長い目で見れば


骨全体の動きを見なければ
根本的な解決に至らないのでは

そんな事を考えながら診療しています。



2021年01月26日