子供のスポーツ障害を臨床現場で思う事

スポーツ障害とは?


スポーツによって関節、靭帯、腱、骨などに繰り返し外力が加わることで引き起こされる障害のことです。オスグット病、シンスプリント、疲労骨折、腰椎分離症、野球肩、野球肘、テニス肘などがあります。



臨床の現場で求められること

的確な判断
早く治し
早く復帰させ
再発を予防し
以前よりパフォォーマンスを向上させる
など


最初にしなければならないこと
どうなっているか?
検査で確認すること


次に適切処置


そのうえで
当院の目指すものは
オンリーワンの治療


例えば


膝の障害があるとします。
使い方が悪い事が
原因だとすれば...


障害を治しても
また同じように使えば
再発してしまう。。。


臨床現場では
そんな子供たちが多い


我々から考えれば


ケガが繰り返されるのは
偶然ではなく
必然に起きている場合が多く


身体の使い方を
少し変えるだけで
大幅に痛むリスクが解消される


病院に行く
レントゲンやMRIなどの検査を行う
説明を受け処置を行う


なぜか?
一般の人は
ここで納得する


もっと掘り下げて・・・


なぜ、そうなったの?


痛んでいるのは結果
原因はなんなの?


痛んでいる個所は結果
なぜ、痛みが起きたの?


なぜ、他の子に怒らない事が?


臨床現場では
そんな事を考えながら治療にあたる。



基本的な人間の動きはどうなのか


ちゃんと
スクワットやランジ
できるのか


野球肘や野球肩なら
投げ方はどうなのか


サッカーでの膝の痛みなら
蹴り方はどうなのか


バトミントンならラケットの
降り方はどうなのか

バレーボールなら着地は
スパイクの打ち方は


場合によっては
専門家を交えて
原因を探すことが大切


そんな事を考えながら
治療しています。

2021年01月22日