![]() | ・ディズニィーランドを歩いていたら、子供のころの夢で、魔法使いになりたい事を思いだした。 |
![]() | ・僕は夜が好きだけど、
そんなSを僕はだまって見ている事しかできない。
ふと思う。魔法が使えたらSを助けてあげる事ができるだろうか?
・・自分を軽蔑した。
僕はなんて中途半端な大人になったのだろうか。
ありもしない魔法なんて考え、その上、使う事も躊躇している。
子供のころの僕なら、堂々とSや僕だけでなく世界中の人たちを幸せにしたい。なんて言っていただろう。それすら、ばかげていると思った自分自身を・・・、 |
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・でも僕はSに魔法を使う事はない。魔法で誤魔化したくないんだ。・・これからも見つめ続けていきたいと思っているから。 ・・・悲しいけど、たとえ僕が何んもできなくても。
いや!それでも僕はたったひとつだけ魔法をお願いしたい!!
それは、Sに夜だけでも。 「・・・・心やすらぐ時間と、」
「・・・・・やすらかな眠りを。」 ・・僕に「夜が好きだ」と言えるように、 |