夜景 が好き

	僕は夜景が好きだ。僕が育った家の近くには、森があって。子供のころ夜遅くまで遊んでいると暗闇に取り残される事があった。恐怖心の中、そこから見えてくる家々の灯りは、やさしかった。星も好きだったけど、星にはこんな温かさはなかった。
夜景の撮影はおもしろい。どう写るかまったくわかんないからだ。でも、人にはこう言う。「計算どおりだ。」
	・雨上がりの帰り道。水溜りに街灯が映っている。覗きこんでみると、街灯の上に、雨上がりの星空も映っている。平面の地面にひろがる。立体的な夜空。横を見ると、そんな僕をパトカーの警察官が覗いていた。
・僕は車やバイクが好きだ。だから夜のドライブも大好きだ。よくCDを一枚買うとそれを3回聞く間、夜のドライブとなる。
	・港の海は、昼間はあんなにくすんでるのに、夜はなぜこんなに宝石の様なんだろう？
・出航前の船を見て、君はどうイメージする？見送り、それとも旅立ち