この夏これで終わってしまったというデカい仕事もやっと終わり、仕事のメールが来なかった9月の月曜、「こーいう時に行くべ。逃したらみれねーよ」と渋谷に行った。『踊る大捜査線THE MUVIE 2』を観に。さすが渋谷でも、夏休みが終わり、しかも月曜の昼間、普通に歩けたんすよ。だって駅から5分かそこらで渋東シネタワーに着いたんすから。客席も6割ぐらい。大学生カップル風も2組ぐらい。あとはアダルトで(爆笑)。
内容は書きませんが、今回は青島くんより室井さんがすげーカッコよかったっすよ。青島くんのように、室井さんいわく『かたっぱしこいで』(爆笑)、30超えても一人で突っ走る奴は結構いるんすよ。すみれさんいわく「いつまでも子供のまんまの大人」、ちーっと耳が痛いんすけど(爆笑)。Rayの周りにも、突っ走って上司に睨まれ出世が遅い人が何人かいるんす。いや、多いというべきか(爆笑)。だけど、室井さんのように組織の管理職で、どっぷり組織の中にいても組織を変えようという思いがあって、冷静に対応して、部下を信じ、「責任を取るのが私の仕事だ」と言える人って、日本にどのくらいいるんだろう。青島くんのように突っ走れない、理想と違う現実に困ってしかめた顔で目をつぶるあの表情が大人だし、決断したら「私の責任だ」と言えるのも大人。秘書や娘の責任にするどっかの国の政治家とは大きな違いだよな。観客にアダルトが多いのも無理ないか(笑う)。
でもテレビドラマから観てきて、室井さんが組織を変えないといけないと思うようになったのは、やっぱり青島くんの存在だったから、「いつまでも子供のまんまの大人」、というか「大人にならない大人」は世の中に必要だよと軽く自己弁護(爆笑)。どこで大人になるかわかってる「大人にならない大人」ならね^^;
まさかなー、30過ぎてトイレリハビリをやるとは思わなかった。きっかけは初夏のある日街の風景写真を撮りに新宿に行ったとき、暑くてカフェでアイスコーヒーをLサイズ飲んだら、生理現象に(爆笑)。家では膝立ちができて両手でズボンを上げ下ろしするけど、外ではてすりにつかまり立ちするだけで両手がふさがるのでそれまでは一人はできなかった。トイレ間隔の長さもいいことに一人で出掛けていたんだけど、その日は大ピンチ(爆笑)。意を決して区役所でトイレを借りたら30分かかったというわけで。
ここでこの経験を下に2つの選択肢が出て来る。一つは外出にも介助者についてもらう。もう一つは、あんまり無いことなので、一人でなんとかする。一人の時間を楽しむために後者を選んだ。住んでいるアパートは体の負担を少なくするため改造したけど、実家よりは脚で立つことが多くなって、筋肉はある程度つけた。少々両手を放しても立てる昔のカンはまだ残っていた。
だけど中学のころ痛めた左股関節のこともあるから無理はしない。スーツ姿や普通のジーパンならできないし、友達と外出したら友達に頼むつもりなので(それもめったにないし^^;)、とりあえず1日1回トイレの時にやっていて、リハビリという感覚はないのだ。痛むときはやらないし。中学のころ左股関節を痛めてから、これ幸いと、「訓練の時間」に若い先生との漫才をやっていたやつがね(爆笑)。
昔、尾崎豊のファンである悪友にこう言ったことがあった。「結局、尾崎豊って大人になれなかったんじゃん」。「そういっちゃーそうだけどさ」。言ったのは5〜6年前、尾崎豊が死んだ年齢になった頃。
この『大人』というのは『踊る大捜査線』の青島君がなれない『大人』ではない。そうだったらさ、青島君エリート営業マンだったという経歴はないはずだよ(爆笑)。尾崎豊というのは子供ではなく、思春期のまま20代なかばまできてしまったと思うのよ。思春期って「大人の世界って汚い」「自分は汚れたくない」とか一種の潔癖さ・完璧さを求めるじゃん。営業マンって人間相手の駆け引きが仕事だと思うので、そういう潔癖さがあったら仕事できないと思うのだ。
「僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない」という詞も、自分に完璧さを求めているんじゃないかなと。失敗も休みも否定してるんだぜ。ホントに自分を追い詰めてるよなと思うのはワタシだけなのか(爆笑)。「正しいものは何なのか それがこの胸に解るまで」って言ったって、『正しいもの』は答えが出るもんでもないしな(爆笑)。「世の中はこんなもん」「自分もこんなもん」と1度容認するのが20代なかばじゃないのかな。このポイントで尾崎豊は苦しんだと思うんだ。
んで容認してから、「こんなもんでいい、どーせ変わらない」と思ってなにもしないで諦めるか、「今負け続けても(変わらなくても)、最後に勝てばいい」と思うか、だよね。まっ、その間の「今無理やり結果を求める」というのもありだけど、周りに求める変化に合わせて自分も変わらないと難しいなぁ。
10月中、仕事もあまりないので、シスアドの試験があるから勉強していた。予備校以来の猛勉強、ウソ(爆笑)。(結果は11月終わりに出るらしいけどきかんでくれー) 車椅子の調子も今一つなので、外出もあまりしないで、勉強。すごく珍しい(爆笑)。ところが外出もしないのにめちゃくちゃ疲れる。すごく眠くてだるい。なんでー、と思ってた。
そんな10月でも、友達と国際福祉機器展に行くことと、大学時代のゼミ友の結婚パーティに出ることになっていた。でもそのイベントの後飲もうかということになると、その前にぶっ倒れて「すまねー帰る」となった。2度も。ゼミ友の結婚パーティの時なんかサイアク。家に帰ってトイレにやっとこのさつく感じで、トイレに顔を突っ込んで「なんで一人でここにいるんだっちゅーの」と寂しいというか、悲しいというか。体力衰弱。あの3日3晩飲んでたバケモノがこうなっちまった。落ち込んだよ、かなり。これから仕事をしながら社労士を目指すというのにできねーんじゃん。高橋克典の『男の美学』という曲の詞、「投げ出すにはまだ早すぎる 男の未来 夢見るにはもう遅すぎる 本当にそうかな? どうなのかな?」というのがはまり過ぎて、まだ31でこれはまずすぎるよなと思ってた。
11月始めに母校の学園祭があるらしい。こんな状態だから迷った。しかも翌日WeCAN!の打ち合わせで池袋だって。迷ったが「初心に戻るためにも気分転換するのにも、学園祭に行ってくるかぁ」と決めた。前日葛飾パソボラの友達4人で飲んで、亀有の友達の家に泊まり、翌日初めて電車で大学に行った。日帰りだったから疲れたけど、疲労こんぱいでもなくて、OBになった後輩たちが「視覚検査の技師?になるために専門学校に通ってる」とか「行政書士を目指している」とかいうのをきくと、やっぱり頑張ろうと思って帰って来た。帰ってきてパソコンを立ち上げると、「翌々日打ち合わせを新宿でやりたい」というクライアントからのメール。2日連続打ち合わせで大丈夫かなと思いながら、了解した。
んで、今日は学園祭から一週間。10月中のあの疲労こんぱいはなんだったのと(爆笑)。Rayにはデスクワークと勉強が体に合ってないってことかぁ(爆笑)。適当に外出して暴れないと体に悪いらしいぞ、こりゃ。
「受験番号***-****の方は不合格です。午前試験のスコアは、630 点です。午後試験のスコアは、590 点です。合格基準スコアは午前試験、午後試験ともに600点です。」ってマンガのような初級シスアドの試験成績(爆笑)。成績照会の瞬間までこれで一旦初級シスアドの受験をやめて、社労士一本にしようと決めた心が揺らいだ。ここでやめたらRayじゃない。100点差ならともかく10点だぞ。とすると、来年は国家試験2本、うー。手に障害があるため試験時間の延長がシスアドの場合1.5倍許されている、けど逆に言えば体力勝負てなわけで大丈夫なのかよ^^; そんなこと言っても悔しいから受けるけど。
そんな秋を過ごしていたんだけど、体力とアタマ以外にも不安が出てきた。それは左股関節。すげー痛い。特に朝起きてから朝の支度が終わってこたつに入るまでが、自分の脚じゃねーよというほどつらい。こたつで暖めていれば楽になるんだけど。そもそもこの左股関節、中学の時に亜脱臼のまま立っている訓練をして、かばった筋肉ごと痛めたシロモノで、中学・高校と痛み止めを飲んでた。そーゆーものをほっておいて、予備校・大学、んで就職期間半年を経てSOHOをやっているんだから大馬鹿モノ(爆笑)。年貢の納め時なのか、遊びまくったバチなのか。そろそろおとなしくしろっていうことなのか。年末は仕事が立て込んでいるので、年明けに病院に行こうとは思う。
でも病院嫌いなんだよー。おとなしく待つとか寝てるのが嫌いで、中1の時病気で入院しても熱が下がれば、ベッドの上で暴れていたんだから(爆笑)。点滴はうってたから、まるで猿回しのサル(爆笑)。でも元看護婦いわく「今度は手術かも」。股関節だから寝たきりなのかー。うーんほっとくと動けなくなりそうし、いやでも病院に行かないとなー。孫悟空のようにバッテリーつきのキントンウンに乗って暴れるためにも(爆笑)。