カラッチ Annibale Carracci 1560〜1609 |
イタリア | ボローニャ派 | 17世紀ボローニャ派の巨匠。17世紀のボローニャに栄えるバロック絵画の礎を築いた。 | |
カラヴァッジオ Caravaggio 1573〜1610 |
イタリア | バロック | ミラノ付近のカラヴァッジョの出身。劇的な光と影のコントラストの使い方は、17世紀の前ヨーロッパに影響を与えた。 | |
オラツィオ・ジェンティレスキ Orazio Gentileschi 1563〜1639 |
イタリア | バロック | カラヴァッジオの影響を濃く受ける。娘のアルミテジアも画家であり、名を知られている。 | |
ドメニキーノ Domenichino 1581〜1641 |
イタリア | バロック | カラッチ・アカデミーに学んだ。画家として人気を博したが、ローマ教皇のもとで建築の仕事もしている。古典的な様式を守り続けた。 | |
レーニ Guido Reni 1575〜1642 |
イタリア | バロック、ポローニャ派 | カラッチ・アカデミーに学び、後にカラッチ一族を継いでポローニャ派の中心となった。ドイツの詩人ゲーテが、「神のごとき天才」と呼んでいる。 |
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ルーベンス Peter Paul Rubens 1577〜1640 |
フランドル | バロック | 若くしてイタリアのマントヴァで宮廷肖像画家となった。華やかな経歴に彩られた北方バロックの雄。 | |
フランス・ハルス Frans Hals 1582〜1666 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | オランダ、ハーレムで活躍。肖像画を得意とする。大規模な工房を持っていた。 | |
シモン・ヴーエ Simon Vouet 1590〜1649 |
フランス | バロック | 劇的な構図の宗教画と寓意画を得意とした。1624年にはサン・ルカ・アカデミーの代表に選ばれ、サン・ピエトロ大聖堂の仕事を請け負った。 |
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リベーラ Josepe de Ribera 1591〜1652 |
スペイン・イタリア | バロック、ナポリ派 | ナポリ派絵画の始祖。17世紀前半のスペイン美術界に多大な影響を与えた。 | |
グエルチーノ Guercino 1591〜1666 |
イタリア | バロック | ボローニャ近郊のチェント出身。本名フランチェスコ・バルビエリ。宗教画と詩的な神話画がある。 | |
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール Georges de La Tour 1593〜1652 |
フランス | バロック、古典主義 | 蝋燭の照らす光景の描写を得意とし、「夜の画家」と呼ばれる。当時はかなりな人気画家であったが、しばらくは忘れられていて、20世紀になって再発見された。 | |
ヤーコブ・ヨルダーンス Jacob Jordaens 1593〜1678 |
フランドル | バロック | 兄弟子のルーベンスから影響を受ける。後に厳粛なスタイルに転じてスペインとスウェーデン両国王の愛顧をうけた。 | |
ニコラ・プッサン Nicolas Poussin 1594〜1665 |
フランス | バロック、古典主義 | フランス古典主義の代表的画家。 ローマでバロック風の作品を描いていたが、次第に古典的なスタイルを完成させていった。 |
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ヴァン・ダイク Anthony van Dyck 1599〜1641 |
フランドル・イギリス | バロック | 早くからルーベンスの工房に加わり、ロンドン、イタリアなどで活躍した。1632年にロンドンに移住し、イギリス国王チャールズ一世の首席宮廷画家となる。 | |
ヤン・ファン・ホイエン Jan van Goyen 1596〜1656 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | 初期のオランダ風景画の最も重要な画家の一人。 | |
ピエトロ・ダ・コルトーナ Pietro da Cortona 1596〜1669 |
イタリア | バロック | イタリア南部のコルトーナ出身。本名ピエトロ・ベレッティーニ。バロックの建築者としても著名。 | |
スルバラン Francisco de Zurbaran 1598〜1664 |
スペイン | バロック | 17世紀のスペインを代表する画家。カラヴァッジョの影響を受けるが、その明暗のコントラストは躍動感よりも静けさに向かっている。 | |
ベラスケス Diego Velazquez 1599〜1660 |
スペイン | バロック | フェリペ4世の宮廷画家としてほとんどの生涯を過ごした。作品の多くは肖像画ある。 | |
ル・ナン3兄弟 Le Nain 1600頃 |
フランス | バロック、古典主義 |
フランス北東部のラン出身の兄弟画家。19世紀中頃まで忘れられていたいたので、生涯、作品など、詳しいことはわかっていないが、今では17世紀最大の「農民画家」と言われている。 |
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クロード・ロラン Claude Lorrain 1600〜1682 |
フランス | バロック、古典主義 | 歴史的、宗教的主題を織り込んだ風景画を描き、後世の風景画、なかでも18,19世紀のイギリスの風景画家に大きな刺激を与えた。 | |
レンブラント Rembrandt 1606〜1669 |
オランダ | バロック | アムステルダムで肖像画家として成功を収めたが、晩年は成功者という地位から引きずり降ろされて貧困であった。自画像は50〜60枚に及ぶ。 | |
フィリップ・ド・シャンパーニュ Philippe de Champaigne 1602〜1674 |
フランドル / フランス | バロック | フランドル地方に生まれたが、フランスへ帰化し、肖像画家としてルイ13世に仕えた。 | |
アールト・ファン・デル・ネール Aert van der Neer 1603〜1677 |
オランダ | バロック | 「夜の画家」とも呼ばれ夕日や月光の風景画を好んで描いた。 | |
サルヴァトール・ローザ Salvator Rosa 1615〜1673 |
イタリア | バロック | ローマやフィレンツェで活躍し、独特な風景画を描いた。 | |
ミニャール Pierre Mignard 1612〜1695 |
フランス | バロック | シモン・ヴーエのアトリエで学び、その後イタリアで過ごした。ミニャールの聖母像は、その優美さから「ミニャルド(ミニャール風)」と呼ばれた。 |
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ムリーリョ Bartolome Esteban Murillo 1617〜1682 |
スペイン | バロック | スペイン南部のセヴィーリャ近郊の生まれで、その生涯のほとんどをそこで過ごした、17世紀セビーリャの巨匠。 |
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アルベルト・カイプ Albert Cuyp 1620〜1691 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | 17世紀のオランダにおいて重要な風景画家とされるが、18世紀末にイギリスで再評価されるまで忘れ去られていた。 | |
ヤーコプ・ファン・ロイスダール Jacob van Ruysdael 1628/9〜1682 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | オランダ最大の風景画家。伯父のサロモン・ファン・ロイスダールも風景画家として知られる。 | |
ピーテル・デ・ホーホ Pieter de Hooch 1629〜1684 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | フィルメールとともに、デルフト派を代表する画家。オランダの中流家庭の素朴な風俗を描いた作品が多い。 | |
ヤン・ステーン Jan Steen 1626〜1676 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | オランダの風俗画の代表者。市民や農民の日常的な情景を風刺やユーモアを込めて描いた。 |
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フェルメール Vermeer 1632-75 |
オランダ | 17世紀オランダ絵画 | 19世紀半ばに発見されたオランダ絵画の巨匠。作品数は少なく、30数点にとどまる。 | |
アールト・デ・ヘルデル Aert de Gelder 1645〜1727 |
オランダ | バロック | レンブラントの最後の弟子。聖書を主題とした絵と肖像画を得意とした。 |