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10年

 棋士の村山聖九段が逝って今日で10年。
 気が付けば僕は、村山九段の逝った歳を6歳も越え、母も亡くした。
 この10年、僕は一体何をしていたのだろう、と思うと情けなくなる。彼が逝った時に思った事、その後の『将棋世界』の特集記事や『聖の青春』を読んだ時(少なくとも3回は読み返している)に思った事は一体何だったのだろう、と思わざるを得ない。

 この世に生を受けたからには必ずいつか死は訪れる。
 その時までには、もう少しマシな人間になりたい。

ベルトの穴

 ベルトを買った時はいつも、5つ目の穴がジャストサイズになるように長さを調節している。
 20代後半くらいからだろうか、ややウエストが太くなり、それまで使っていたベルトは4つ目の穴を使うようになった。
 30代になり3つ目の穴を使うようになり、昨年暮れにはとうとう2つ目の穴を使うようになった(というより、ベルトが要らなくなった)。靴を履く時にお腹がつっかえるようになり、何とも情けなかった。
 で、今朝の話。
 ジーンズを履くと何だかずいぶんウエストが緩い感じ。なんと、両拳を入れて丁度良いくらいだった。
 で、ベルトを締めてみると、5つ目の穴で丁度良かった。
 先月からいろいろとバタバタしたせいもあり、お腹が引っ込んできていたのは気付いていたが、ここまで細くなるとは思わなかった。
 5つ目の穴を使うのなんて、一体、いつ以来だろう?


 貯玉をドブに捨てて終了。というよりドブに捨てた方がマシ。
 いろいろ試し打ってみたが、チャラ回し──誇張ではなく本当にチャラ回し──にしかならないのだからお話にならない。
 その後、前から気になっていた店を覗いてみたが、徒労だった。
 で、帰宅して掃除。
 普段やらない細かいところをチマチマと、しかも飽きたら止めてしまうので、全部終わるのがいつになるのか判らない。