いきなり峠である。昨日ほどではないけれど、早くも登りはうんざりという気分だ。まぁ、いったん登ってしまえば、この日は後はほとんど下りなので少しは気が楽だ。
出発前は元気ですが…
横手山のドライブインで、まずは全員登ってくるのを待つ。多少晴れていたが、それほど遠くまで見渡すことが出来なかった。残念。ここから渋峠まではそれほど辛くない。
昼食後はずっと下りだ。途中で雨がぱらついてきた。とにかく、合宿中は雨に遭うことが多かった。レインウェアを着なかった日はほとんど無かったと言っていい。草津まで降りると雨はやんだが、キャンプ場に着いてから、しかもよりによって、コインランドリーと風呂に行くときにまた降り出した。
この日は、次の日の伏線となる出来事、Ｋ谷さんのパンクが発生した日でもある。さらに、キャンプ場で色々とあったが、あんまり書きたくないので省略。この日は特に書くべき事がない？日でした。
前夜のこともあり、さっさとキャンプ場を後にする。多分２度と来ることはないであろう。
途中の浅間峠への登り、Ｋ村は、スイスイと登っていく。まったく人が苦労して登っているというのに。結局峠に着くまで追いつけなかった。それにしても日焼け止めが汗で流れて白くなっているのは何とかしてくれ。あんまり見られたもんじゃない。峠から分かれる道には白糸の滝があるというが、残念ながら自転車は通行禁止。有料道路だし、仕方ない。
さて、あまり路面の状態はいいとは言えない峠から軽井沢へと下る道、その途中で、Ｋ谷さんが、パンク、そして落車した。パンクしたタイヤを見るとサイドが裂けて、ピンク色のパッチ―昨日修理した部分、が見えていた。バーストした部分の応急手当、そして原因となったブレーキの調整をすませたときには１時間以上経っていた。
ようやく走り出し、佐久平駅近くのスーパーで買い出しをする。実は佐久平には前に１度来たことがあるが、そのときはこんなにいろいろ、スーパーとか、ホームセンターとかは無くて、あったのは予定地の看板だけで、その変わり様にビックリした。Ｋ谷さんは買い出しの間、バーストしたタイヤの代わりを探しに行ったが、見つからずじまい。結局タイヤの交換は連泊日まで待つことになる。
キャンプ場まで、１０ｋｍ足らずのところで、キャンプ場から下ってきたＵ田さんに会う。どうやらキャンプ場まではかなりの登りらしい。今から登るとかなり着くのは遅くなるという。もうあたりは結構暗くなっているので、行くか行かないかを話し合う。結果、登るのを断念して、佐久市内の公園で一夜を過ごすことになった。巻き込まれる形でＵ田さんも一緒に来ることに。まったく気の毒である。荷物もキャンプ場に起きっぱなしだ。気の毒といえば、Ｋ谷さん、またも合宿正規ルート完走ならずである。まぁ、まだ春、夏２回ありますって。