TopNovelさかなシリーズ扉10111213


〜みどりちゃんの妹・ぼたんのお話〜
…あとがき…

 

 

 終わりましたー! ああ、良かったですっ! 予定よりもだいぶ延びてしまいましたが(と言うか、お話自体もびっくりするくらい長くなっちゃいました)どうにかこうにかピリオドを打つことが出来ました。今、すっごくホッとしてます。最後までお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。

 サイトの方も5月の9日でなああんと4周年になりますが、このバレンタイン話(……なんですよね、一応)は、サイトを開設して2回目のバレンタインの頃に書きたくて挫折して、その次の年も挫折して、3度目の正直だったんです。一応、恋愛小説サイトとしましては、3大イベント(誕生日とクリスマスとバレンタイン、だったかな?)は外せないと思うのですが、なかなか上手く組み込むことが出来ず流れてばかり。もったいないなといつも思ってました。
  その昔?クリスマス話で「みどりちゃん」のお話を書いたときも思ったのですが、私はこの手の気の強い女の子がとにかく好きみたいです。書いていると気持ちよくて、いい感じ。ぐるりと見渡してみれば、現実社会でも歯に衣を着せないタイプの友達が多くなるようです。

 今回のお話を書くに当たっては、関連作品「ふわふわ・りん」と「石の誕生日」を何度も読み返しました。書いてからだいぶ時間が経っていることもあり、ほとんど一読者のノリでしたね(笑)。お話はある日突然湧いてきて、書き上げたら頭の中から消えるので、「こんなの書いたんだー」と驚くことも多かったり。
  連載中に頂いた一言コメントで「石の誕生日を初めて読んだら、見覚えのある姓が……」と仰っていた方が。そう、当たりです! あまり他のシリーズとのシンクロはないんですが、あそこだけ意外にもつながっているんですよね〜。もしも宜しかったら、他の関連作品も読み返してくださったらと思います。ええ、あの御方も結構好きなんです、私。

 それからそれから。12話が終わった後で「何っ! 指輪っ!?」と思ったアナタ。……それはいくら何でも突飛ですって(笑)。ただし、そうですね〜雲平で指輪を作るのはアリだったかなとか思ったり。それにもしかして将来、プロポーズとか言うことになったりしたら、和菓子の台に本物が乗っかっていたりしたら素敵かもですね〜。
  毎回フォームから頂くメッセージ、とても励みになりました。ああ、こんなにも「ぽち」は大きな効力を持っているんだなと感激……。私も他のサイトさんに行ったときは、面倒がらずにぽちぽちしなくちゃ! と思いましたです。いえ、この「ぽち」がなかなか難しいんですけどね……。

「さかな」のシリーズはいつ書いても楽しくて、まるでどこかに本当にキャラたちが暮らしているような錯覚を覚えます。また、いつか番外編か何かでみんなの幸せな日常を描けたらいいなと思ったり。

 ではでは、本当に今回も最後までありがとうございました。次回作でまたお目にかかれることを楽しみにしております。

2005.4.28 『夏色図鑑(旧・おひさま☆パフェ)』管理人・広瀬もりの


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