管理人の日記&予想  2001年7月

 ■ 7月29日(日)  函館2歳S

函館2歳Sは、松永幹夫騎乗、サダムブルースカイの勝利です。
直線、馬群を割って抜け出してきた脚は迫力満点。スターエルドラードに並んでからの勝負根性も◎。これからも期待できる馬だと思います。

断然1番人気に推されたスターエルドラードは2着まで。道中、中団に控えながらも、4角手前で先団を捕まえにいく積極策。一旦は抜け出したんですが、勝ち馬に並ばれた頃には、もう脚が残っていませんでした。強引とも思える騎乗で2着に残ったのは流石ですが、今回に関しては勝ち馬に完全に力負けした印象です。
3着にヘルスウォール。直線、大外からいい脚で追い込んできての3着は見せ場たっぷり。次も期待できると思います。2番人気オメガスターライトが4着に入りました。
ブルーショットガンは殿負け。スピードオーバーは8着でした。

馬券的には1着3着。悔しいレースです。

 ■ 7月28日(土)  函館2歳S予想

今週は、2歳馬の初重賞、函館2歳S。
相当な大器と目されるスターエルドラードの取捨がポイントになりそうなレースです。元々の素質の高さに加え、前走、圧巻のレースぶり。人気になるのも頷ける馬ではありますが、デビュー戦で見せたスタートの悪さなど不安もあり、今回は思い切って切ることにしました。

本命視したのは、ラストタイクーン産駒、サダムブルースカイです。
前走、芝1200mの勝ちタイム1分11秒6は、現時点での2歳馬最速時計。人気的にもまずまずオイシイ馬ですし、あまり深く考えず、単純に持ち時計が優秀なこの馬を狙ってみたいと思います。

相手にはヘルスウォール。前走、ダートのレースを強い勝ち方で勝ち上がり、連闘で出走してきました。芝を走った前々走は、不利を受けながらの5着。芝替りにも全く不安は感じませんし、ここでも警戒しておく必要があると思います。
他に、ブルーショットガン、オメガスターライト、スピードオーバーまで流します。

◎サダムブルースカイ  ○ヘルスウォール  ▲ブルーショットガン
△オメガスターライト   △スピードオーバー

 ■ 7月22日(日)  函館記念

函館記念は今年も大荒れ。万馬券決着でした。
直前になって急に降りだした雨も影響したんでしょうか。勝ったロードプラチナムは、今年のAJCCで2着に入っている程の実力馬。56キロならこれぐらい走ってもおかしくない馬でした。前走は不利を受けながらの7着。敗因がはっきりしていただけに、人気が落ちた今回、馬券的にはオイシイ馬になっていました。

3 1/2馬身差の2着には、後方からよく伸びたクラフトマンシップ。この馬も、前走レース中に落鉄していたとのこと。昨年の覇者が55キロなら押さえておく必要があったようです。3着にアクティブバイオ。直線、追ってからの反応が今ひとつにも観えましたが、それでも最後はよく伸びてきました。人気はありませんでしたが、斤量に恵まれた感がありますし、そう驚くような結果ではないと思います。4着にブリリアントロード、5着にオースミタイカンが入りました。

本命視したプレジオは後方からの競馬。4角でごちゃついた分、追い出すのが遅れたのが痛かった。その後、一瞬伸びてきたんですが、直線半ばで止まってしまい、結果10着。ダイワカーリアンは4角で一杯、8着まで。センターフレッシュは11着、メジロロンザンに至っては殿負けに終わりました。

 ■ 7月21日(土)  函館記念予想

荒れる重賞、函館記念は、プレジオを本命視します。
前々走、共同通信杯ではジャングルポケットの2着。鉄砲の前走でブービー負けを喫しましたが、叩いた上積みが期待できる今回、ハンデも52キロにとどめられ、ここは勝負と見ました。

対抗には前走から4キロ減、距離延長も歓迎のアクティブバイオ。
トップハンデながら、単騎逃げが可能なダイワカーリアン、ハンデが恵まれた印象のメジロロンザン、センターフレッシュ、前走で不利を被ったロードプラチナム、函館巧者のオースミタイカンまで手広く狙いたいと思います。

◎プレジオ      ○アクティブバイオ   ▲ダイワカーリアン
△メジロロンザン  △センターフレッシュ  △ロードプラチナム
△オースミタイカン

 ■ 7月15日(日)  北九州記念

北九州記念はGI馬エイシンプレストンが勝ちました。
今日は、珍しく良いスタートを切ると、無理に下げずに早めの競馬。3番手で折り合いながらレースを進め、抜群の手応えで4角を回ると、最内を突いて伸びてきました。
個人的に、2000mという距離には不安を感じましたし、夏場にあまり強いタイプではないとも思っていたので、今回の勝利には少し驚きました。

2着にロサード。最後、よく伸びたんですが届かず。レース前まで降っていた雨で、馬場が悪化したのがこの馬には痛かったと思います。3着は、殿から追い込んできたミッキーダンスでした。
グランドシンザンは5着。直線前が詰まり、脚を余したようにも見えましたがどうでしょう。スタートして2番手につけたエイシンビンセンスは、3角辺りで既に手応えが悪く、全く粘れませんでした。

 ■ 7月14日(土)  北九州記念予想

今週開幕した真夏の小倉開催。重賞第一弾、北九州記念は、ロサードから入ります。
今回は、直線平坦の小倉コース、前走より1キロ減の斤量、鞍上が名手小牧太と、この馬の決め手を発揮できる舞台は整いました。ペースがあまり速くならなそうなことが唯一の不安材料ですが、それ程不器用な馬でもないので、そこは騎手の腕でカバーしてくれると思っています。

相手には金鯱賞を勝ったミッキーダンス。この馬も平坦巧者で、小倉競馬場は3戦2勝と得意なコース。夏場に強い馬でもありますし、ここでも好走が期待できそうです。
夏の1800mなら、前走、愛知杯を勝った内国産馬グランドシンザン、一昨年のこのレースの勝ち馬エイシンビンセンスまで警戒します。

◎ロサード        ○ミッキーダンス  ▲グランドシンザン
△エイシンビンセンス

 ■ 7月 8日(日)  七夕賞

七夕賞は、3番人気ゲイリートマホークの勝利です。
絶好のスタートから先頭へ踊り出ると、後は1人旅。競り掛ける馬もなく、楽な手ごたえで4角を回ると、そのまま直線も粘り切りました。勝因は、とにかく楽に逃げられたこと、それに尽きると思います。

2着にはマイネルタンゴ。4角手前から先団に進出、よく伸びるも、前を捉えることは出来ませんでした。本命視したミヤギロドリゴは、殿から凄い脚で追い込んでくるも、届かず3着まで。終始先団にいたロードアックスが4着、後方から早めに動いたダイワバーミンガムが5着に入りました。
オースミブライトは9着、ジーティーボスは12着。共に、これといった見せ場は作れませんでした。

 ■ 7月 7日(土)  七夕賞予想

毎年よく荒れる七夕賞。1番人気は22連敗中だとか・・・。
ローカルのハンデ戦らしく、今年も予想が難しいレースです。

本命はミヤギロドリゴ。休養明け2戦目、このレースに照準を絞ってきたのは明白です。2勝をあげている得意の福島コース、53キロのハンデも手頃で、先行勢が揃い、前が速くなりそうな今回なら、十分勝負になると考えます。

相手にはダイワバーミンガム。条件、ローテーション共に悪くなく、ハンデ53キロも楽。昨年からずっと使い詰めなだけに、疲労の蓄積が心配ですが、上位人気の馬との実力差はそれほど大きくないと思っています。
他には、復調が窺える実力馬のマイネルタンゴとオースミブライト、ブリンカー着用が不気味なロードアックス、荒れ馬場歓迎のジーティーボスまで流します。

◎ミヤギロドリゴ   ○ダイワバーミンガム  ▲マイネルタンゴ
△オースミブライト  △ロードアックス      △ジーティーボス

 ■ 7月 1日(日)  函館スプリントS

函館スプリントSは、5番人気のメジロダーリングが逃げ切りました。
スタート良く飛び出すと、後は一人旅。直線を向いて更に突き放し、終わってみれば2着に2 1/2馬身差をつけての勝利です。逃げ馬が多かった割に、激しく競り合うことなく行けたことが最大の勝因だと思います。早めに仕掛けた武幸四郎騎手の騎乗も見事でした。

2着には、本命視したタイキトレジャー。スタートが悪く、サッと好位につけられなかったのが痛かった。普通の競馬ができていればあるいは・・・という内容でした。
ゴール前、3番手で粘るテネシーガールをクビ差交わしてブレイクタイムが3着。クビ差の4着に、そのテネシーガールが入りました。
テンザンデザートは10着。ディヴァインライトは7着でした。

今回目に付いたのが5着に入ったマサラッキ。8ヶ月の休み明けで、満足のいく調教も積めなかったと思われる同馬がいきなりの5着。4着のテネシーガールとはクビ差でした。次走以降、期待できると思います。

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