日本ダービーはタニノギムレットが制しました。
能力があるのはわかっていたものの、あれだけの強行軍で、勝つレースができるとは…。想像を遙かに超えた回復力です。距離的にも少し長いかと思っていましたが、全く問題なし。この世代では、頭一つ抜けた能力を持った馬なのかもしれません。強かった。
僕の期待した馬は全滅。ノーリーズンが8着まで負けるとは思いませんでした。
競馬の祭典、日本ダービーの予想は、競馬専門誌「瓦版」さんに寄稿しました。以下、その原稿(普段と文体が違うのは気のせいです。多分)。
第69回日本ダービーは、ノーリーズンに期待。
15番人気で制した皐月賞は、2着につけた1.3/4馬身の差、1分58秒5という時計だけをとっても、フロック視できるような内容ではない。
サンヴァレーが逃げるであろう今回、道中の位置取りが重要な要素の一つになってくるが、
どこからでも動け、馬群を割って伸びるだけの勝負根性をもったこの馬の場合、ある意味、出たとこ勝負でも大丈夫。
馬の能力の高さを考えれば、蛯名騎手が余程拙い騎乗をしない限り、連を外すことはないのではないだろうか。
相手には、皐月賞8着で人気を落としている弥生賞馬、バランスオブゲーム。皐月賞2着、スタミナがありそうなタイガーカフェ、思い切った騎乗ならまだ怖いモノポライザーまで。
青葉賞組はレベルに疑問、NHKマイルカップを制したテレグノシスは距離不安、 惜しい競馬が続くタニノギムレットは、あまりにもハードなローテーションで、消耗を考えると買えない。
オークスを制したのは、4番人気のスマイルトゥモロー。
2着にチャペルコンサート、3着にユウキャラットが入りました。惨敗です。
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実力は横一線、本当に難しいレースになりました。
今週はちょっと弱気に、5頭のBOXでいくことにします。
◎マイネミモーゼ ○ブリガドーン ▲ニシノハナグルマ
△オースミコスモ △ブルーリッジリバー
京王杯スプリングCは、ゴッドオブチャンスの逃げ切り勝ち。
2着にグラスワールド、3着にビリーヴが入りました。僕の期待した馬は、マグナーテンが5着、トロットスターが6着、ネイティヴハートが7着、トロットスターが8着でした。
ゴッドオブチャンスの単騎逃げは予想外でしたが、これは柴田善臣騎手のファインプレー。道中掛からず、気分良くいけたことが最大の勝因でしょうが、特別ペースが遅かったわけでもなく、この勝利をフロック視するのは危険です。2、3着馬は力をつけている、といった印象。本番も楽しみです。
大混戦の京王杯スプリングCは、休み明けでも走るゼンノエルシド◎。
東京1400mなら怖いネイティヴハートを相手筆頭に、一時期の勢いはなくなったものの、地力のあるトロットスター、1400m得意のマグナーテン、勢いのあるグラスワールド、ビリーヴまで流します。
◎ゼンノエルシド ○ネイティヴハート ▲トロットスター
△マグナーテン △グラスワールド △ビリーヴ
NHKマイルCは、4番人気テレグノシスの勝利。
後方、内ラチ沿いでレースを進め、直線、鋭い脚で抜け出しました。直線、外に進路を取ったことで審議になりましたが、NHKの放送を観ていた限り、勝浦騎手の騎乗に問題はなかったと思います。和田騎手騎乗のスターエルドラードが、一旦、外に出す素振りを見せながらも、一転、内に進路を取ろうとしたため、外に出そうとしたテレグノシスと進路が被った、それだけのことでしょう。一方的な斜行にはとても見えませんでした。
2着にアグネスソニック。馬の能力をフルに出し切る横山典騎手の素晴らしい騎乗。期待したタニノギムレットは3着。直線、前が詰まる不利は致命的。あれがなければあるいはというレースでした。ただ、上記したように、テレグノシスの進路に問題はなく、結果的には、武豊騎手の位置取りが拙かったということでしょう。
全くの蛇足ですが、僕と勝浦騎手は生年月日が一緒。ずっと応援していただけに、GI勝利は本当に嬉しいです。
NHKマイルCは、タニノギムレット本命です。
前走、皐月賞は3着に終わりましたが、大外を回った分の距離的なロス、拙い騎乗があってのもので、内容的にはとても強い競馬でした。今年に入って今回で5走目。正直いって、使いすぎの感があるのは否めませんが、2400mのダービーよりも、マイル戦の方がこの馬には向いている気がするのも事実。連は堅いと思います。
そのタニノギムレットから、メジャーカフェ、スターエルドラード、カフェボストニアン、シベリアンメドウ、タイキリオンまで、手広くいきます。
それにしても、サーガノヴェルの回避は本当に残念です。
◎タニノギムレット ○メジャーカフェ ▲スターエルドラード
△カフェボストニアン △シベリアンメドウ △タイキリオン
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