東京新聞杯は、10番人気のアドマイヤコジーンが制しました。
昨日から降り続いた雨の影響で、馬場は不良。終始2番手につけたこの馬は直線、坂下で先頭に立つとあとはそのまま。今日のレースに関しては、馬が馬場の悪化を苦にしなかったことに加え、スローを見越して前につけた後藤騎手の好騎乗が導いた勝利でしょう。朝日杯3歳S(当時)の勝ち馬ですが、今日の結果だけを見て復活したというのは早計。今現在の本当の力は、次を見てから判断したいと思います。
2着には、後方からよく伸びた9番人気のディヴァインライトが入りました。
期待した馬は、トラストファイヤーが5着、スティンガーが6着、ビッグゴールドが7着、ゴッドオブチャンスが8着、タイキブライドルが9着という結果に終わりました。
東京新聞杯は、ビッグゴールドから。
少し距離が短いような気もしますが、行く馬が見当たらず、ペースが落ち着きそうな今回なら1600mでも問題ないでしょう。相性のいい東京コースでの連勝に期待します。
相手には、自在性のあるゴッドオブチャンス、東京マイル3勝のトラストファイヤー、地力のあるタイキブライドル、スティンガー、ディヴァインライトまで。
これを書いている土曜夜の段階で関東地方は雨。明日の馬場がどこまで悪くなるか・・・。
◎ビッグゴールド ○ゴッドオブチャンス ▲トラストファイヤー
△タイキブライドル △スティンガー △ディヴァインライト
AJCCは、フサイチランハートの勝利です。
スタートで躓き、最後方からの競馬。メジロロンザンが逃げる流れの中、後方でじっと我慢。直線、残り2ハロンから追い出すと、鋭い脚でそのまま差しきりました。スタートで後手を踏みながらも、慌てず追い出しを我慢した江田照男騎手の騎乗も光りました。
期待したスパークホークが2着。中団からの競馬も、直線入り口で前が壁、ゴール手前ではマチカネキンノホシとボーンキングに挟まれる形で進路が狭くなるなど、幾らかのロスが見られました。それでも、勝ち馬とはクビ差。勝ったフサイチランハートと同様、ここにきて一気に本格化した印象です。ボーンキングが3着。
他に名前を挙げた馬は、ミスキャストが4着、ティコティコタックが8着、エアスマップが9着でした。ボーンキングとミスキャストは長期休養明けの4歳馬にしては見せ場たっぷりのレース。次走以降、かなり期待できそうです。
AJCCは、スパークホークに注目してみました。
前走、冬至Sの勝ちタイム2分31秒7はかなり優秀。ハイペースの流れを自ら動いてのものだけに評価できます。また、前々走、美浦特別では、瞬発力勝負を上がり33.9の脚で制しているように、展開に左右されない対応力も魅力。休み明けの馬が多く、実績馬に不安が多いここなら、能力的にも十分通用するとみました。
相手には、ティコティコタック。あまり当てにならない馬ですが、それでもGI馬。牝馬だから駄目ということはないと思います。中山金杯の敗戦で人気を落としそうなエアスマップも警戒。休み明けの馬からは、プリンシパルS勝ちのあるミスキャストを。
◎スパークホーク ○ティコティコタック ▲エアスマップ
△ミスキャスト
日経新春杯はトップコマンダーの勝利です。
今日は出遅れなかったホットシークレットがマイペースで逃げる展開。落ち着いた流れを利して粘り込みをはかるホットシークレット。4角から直線を向いてもまだ先頭。全馬一斉に仕掛ける中、捕まえたのは、道中、中団で足を溜めていたトップコマンダーでした。最内からの鮮やかな差し切り勝ちです。
2着にそのホットシークレット。自分の形に持ち込めるとやはりしぶとい馬です。外からよく伸びた軽量タップダンスシチーが3着。
期待したトウカイオーザは4着。前走から4キロ減と、あまり馬体を絞れなかったのが最後伸びを欠いた原因でしょうか。ノブレスオブリッジが5着、1番人気に推されたラスカルスズカは6着に終わりました。
日経新春杯は、トウカイオーザを狙います。
前走、有馬記念は9着。馬体重が14キロ増と幾分太め残りだったのに加え、ずぶい馬だけに、小回りの中山は忙し過ぎたのかもしれません。前走と同斤量で出走できる今回、得意の京都コースでの巻き返しに期待。馬体が絞れることが大前提ですが、このメンバーなら軸になります。
相手筆頭にはホットシークレット。前走、有馬記念は出遅れが響いて惨敗。全く競馬になりませんでした。しかし、昨年の宝塚記念で3着に入っているように、能力だけならここでも上位。ゲートの悪い馬だけに当てにならないところがありますが、無視はできない存在です。
他に、やはり地力のあるラスカルスズカ、斤量的に恵まれたタップダンスシチー、ノブレスオブリッジまで流します。
◎トウカイオーザ ○ホットシークレット ▲ラスカルスズカ
△タップダンスシチー △ノブレスオブリッジ
ガーネットSは、1番人気のブロードアピールが制しました。
いつものように後方からの競馬。直線に入り満を持して追い出すと素直に反応し、粘り込みを測るサウスヴィグラスをゴール前、測ったように差し切りました。直線、最後方から差しきった一昨年の根岸Sを彷彿とさせる鬼脚。ダートのレースで上がり34秒台は並の馬に出せる脚ではなく、しかもこの馬に関してはそれをコンスタントに繰り出しているわけです。今日のレースも、展開云々以前に、他の馬とは地力が違った感じでした。強いの一言。
2着にサウスヴィグラス。道中2番手の位置から早めに先頭に。東京の長い直線でもよく粘りました。今日は相手が悪かった。古豪ワシントンカラーが3着。
他に印を付けた馬は、ゲイリーイグリットが5着、セレクトグリーンが9着、スタンドオンエンドが10着でした。
馬連1番人気、ガチガチの決着でしたが、今年の(本サイト上での)初勝負レースが当たったのは嬉しい限り。次も頑張るぞっと。
あけましておめでとうございます。
正月競馬といえばやはり金杯。当サイトの予想大会「うまバトル」も金杯からスタートさせたかったんですが、準備が間に合いませんでした。すいませんm(_ _)m。「うまバトル」は、明日行われるガーネットSからの開催になります。お時間に余裕がある方はお付き合いいただけると幸いです。
さて、そのガーネットSは、ブロードアピールを本命視。ダート戦は(6,2,2,0)という抜群の安定感がある馬。直線の長い東京コースに変わるのも大歓迎で、8歳になった今でもこのメンバーには負けられないでしょう。
相手には、強力な先行力をもつサウスヴィグラス、東京1200m大得意のセレクトグリーン、鋭い末脚のあるゲイリーイグリット、目下3連勝中のスタンドオンエンドの4頭。
◎ブロードアピール ○サウスヴィグラス ▲セレクトグリーン
△ゲイリーイグリット △スタンドオンエンド
本年もどうぞよろしくお願いします。
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