管理人の日記&予想  2001年11月

 ■ 11月25日(日)  ジャパンカップ

ジャパンカップは、ジャングルポケットが制しました。
道中は後方からの競馬。外国馬2頭が引っ張りスローに流れる中、向こう正面で、それまで後方に控えていたトゥザヴィクトリーが一気に上がって先頭に立つおかしな流れ。一気にペースが上がる中、敢えて手綱を抑えたペリエ騎手はさすが。直線に向くとなかなかエンジンが掛からないこの馬を必死に追いました。馬に一瞬も気を抜かせないお手本のような素晴らしい追いっぷり。高い馬の能力があったのはもちろんですが、道中の好判断と騎手の腕が、前を行くテイエムオペラオーを差しきらせたように思います。

2着にそのテイエムオペラオー。左回りはあまりズブいところを見せない馬。今日は、好スタートから馬なりで徐々に位置を下げ、中団のやや前からの競馬。持ったままで直線に向くと、抜群の手応えで先頭に立ち、一旦は突き抜けました。目標にされる形になったこともあり、ゴール前、ジャングルポケットに外から交わされましたが、それでも能力の高さは見せつけました。馬体を併せる形に持ち込めればもっと際どかったとは思いますが、和田騎手は右ムチ。仕方ありません。

ナリタトップロードが3着。ステイゴールドが4着。メイショウドトウは道中不利もあり5着まで。掲示板は日本馬が独占しました。名前を挙げた外国馬は、先行したインディジェナスが見せ場を作って7着。パオリニは乱ペースについていけず13着に終わりました。

 ■ 11月24日(土)  ジャパンカップ予想

ジャパンカップは、テイエムオペラオーに期待します。
前走、天皇賞(秋)は、直線、内を突いてよく伸び、勝利を手中に収めようとしたその瞬間、極端な大外、視界の外から飛んできたアグネスデジタルに交わされ2着。勝ったアグネスデジタルの能力も素晴らしいものがありますが、出し抜けを食らった感は否めません。叩き3戦目、距離も前走から400m延びる今回、勝利に一番近いのはやはりこの馬でしょう。

相手もお馴染みメイショウドトウ。前走は、超スローの中、押し出されてハナに立つ思いも寄らぬ展開。3着に敗れはしましたが、力負けした印象はありません。
他に、左回り対策に変形ブリンカーを着けるステイゴールド、日本の堅い芝が合いそうな外国馬パオリニ、一昨年の2着馬インディジェナス、臨戦課程にはやはり不安があるものの、調教よく動いたナリタトップロードまで。

◎テイエムオペラオー  ○メイショウドトウ   ▲ステイゴールド
△パオリニ         △インディジェナス  △ナリタトップロード

 ■ 11月24日(土)  クロフネ

今日行われた第2回ジャパンカップダートは、1番人気のクロフネが圧勝。
2着のウイングアローに7馬身差、勝ちタイム2分5秒9というとんでもないレコードでの勝利でした。スタートで後手を踏み、中団からの競馬。てっきりそのまま後ろから行くのかと思いきや、4角手前で大外を捲くって先頭へ。直線に入るともう後続は影も踏めない感じ。正に次元の違う競馬でした。

今年は海外の超大物リドパレスも出走。良いメンバーが揃った中でのものだけに大きな価値があります。来年のドバイワールドカップを勝つのはこの馬か!?

 ■ 11月18日(日)  マイルCS

マイルCSは、オリビエ・ペリエ騎手騎乗のゼンノエルシドが制しました。
大方の予想通りクリスザブレイヴが逃げ、この馬はその後ろ、2番手で折り合う形。直線を向いて早めに先頭に立つと、鋭い脚で伸び、そのまま押し切りました。前半4ハロンが47秒3というスローペースになったのが一番の勝因でしょうが、それを差し引いてもなかなか良い内容でした。

2着には、エイシンプレストン。前に有利な展開にもかかわらず中団から素晴らしい脚で伸び、力を示しました。先行したタイキトレジャーが3着。

1、2着以外の僕が期待した馬は、ダンツフレームが5着、クリスザブレイヴが8着、ダイタクリーヴァが9着。本命視したトロットスターは、やはり距離が長かったのか12着という結果でした。しかし、4着から13着までは僅か0秒1差。展開的なものもありますし、着順を気にする必要はないでしょう。

 ■ 11月17日(土)  マイルCS予想

この度、PCにWindows XPを導入したんですが、この作業が思っていた以上に時間を食いまして、予想をアップする時間が作れませんでした。申し訳ありませんが、本日の予想は印だけということにさせてください。

◎トロットスター   ○ダイタクリーヴァ   ▲エイシンプレストン
△ゼンノエルシド   △クリスザブレイヴ   △ダンツフレーム

 ■ 11月11日(日)  エリザベス女王杯

エリザベス女王杯は、トゥザヴィクトリーの勝利。
ヤマカツスズラン、タイキポーラが競り合い、かなり速い流れになりましたが、大方の予想に反し、先行争いには加わることなく中団からレースを進めました。直線、テイエムオーシャンが抜け出したのを見て追い出すと、これまでの逃げ、先行脚質のイメージからは想像できないような良い脚を使って差し切り勝ち。2分11秒2の勝ちタイムも優秀。遂にGIに手が届きました。

後方から外を通って飛んできたローズバドが2着。トゥザヴィクトリーと併せる形で追い込んできたティコティコタックが3着。内を突いたレディパステルが4着、道中3番手から直線、外に出して追い出したテイエムオーシャンが5着。
ゴール前は5頭が横一線。今日の着順に関しては、能力の差というよりも、展開、騎手の腕の差が出た感じです。

他に名前を挙げた馬は、タフネススターが7着、メジロサンドラが8着。頑張りましたが、上位の馬との力の差を感じる結果でもありました。

 ■ 11月10日(土)  エリザベス女王杯予想

エリザベス女王杯は、テイエムオーシャン本命です。
桜花賞、秋華賞は圧倒的な競馬での勝利。距離不安が囁かれたオークスでも、道中掛かり通しながら3着に残っているように、絶対能力は現3歳牝馬の中では頭一つ抜けている印象。今回は、内が荒れた京都の馬場、2200mという距離、強力な同型馬の存在、と不利な材料が多いのも事実ですが、この馬には、それをはねのけるだけの力があると思います。

対抗にティコティコタック。前走、府中牝馬Sは、ハイペースの中、早めに前を捕まえにいっての2着。敗れはしましたが、高い能力のあるところを示しました。叩き3戦目の今回、乗りなれた武幸四郎騎手が馬の能力を出し切れればここでも。

他に、距離不足の前走で見せ場を作ったメジロサンドラ、強烈な決め手を持つタフネススター、地力のある秋華賞2,3着馬まで押さえます。

◎テイエムオーシャン  ○ティコティコタック  ▲メジロサンドラ
△タフネススター     △レディパステル   △ローズバド

 ■ 11月 4日(日)  アルゼンチン共和国杯

アルゼンチン共和国杯は、トウカイオーザの勝利です。
今日は、後方2番手からの競馬。4角手前で外に出し、直線は大外から豪快に差し切りました。勝負所からずっと追い通しだったように相当ズブい馬。直線の長い東京コースは向いていると思います。1000m60秒2の澱みのない流れが、後方にいたこの馬に味方した部分もあるでしょう。

2着にハッピールック。道中、1頭だけ大きく離れた最後方。他の有力馬が早めに仕掛ける中、早い流れを読み切り、仕掛けを遅らせた岡部騎手の判断が光りました。

僕の期待した馬は、ファイトコマンダーが6着、スエヒロコマンダーが7着、シンコウシングラーが8着、本命視したクラフトマンシップは良いところなく殿負けでした。

このレースで4着に入ったダイワカーリアンは、ゴール後、急性心不全で急死。最近の中距離レースでは珍しい、前半1000m、60秒2の澱みのない流れを作り出し、素晴らしいレースを演出した直後の出来事でした。本当に残念です。

 ■ 11月 3日(土)  アルゼンチン共和国杯予想

アルゼンチン共和国杯は、クラフトマンシップを狙います。
斤量に敏感な馬だけに、前走から2キロ減の55キロで出られるのは好材料。休み明けの前走で太めを叩いた分、良化も見込めます。ローカル向きの印象がありますが、過去の成績を見る限り、坂のある東京も大丈夫。重馬場も得意ですし、このメンバーなら実力差もそうはないでしょう。不安があるとすれば2500mという距離だけ。こなしてくれることを期待しています。

そのクラフトマンシップから、53キロで出走できる一昨年の3着馬シンコウシングラー、地力強化が目覚ましいファイトコマンダー、前走から2キロ減は魅力のトウカイオーザ、堅実さのあるスエヒロコマンダー、仮柵の外れる今回、逃げ粘りが怖いダイワカーリアンまで手を広げます。

◎クラフトマンシップ  ○シンコウシングラー  ▲ファイトコマンダー
△トウカイオーザ    △スエヒロコマンダー  △ダイワカーリアン

2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

HOME