大阪杯は、1番人気のサンライズペガサスが制しました。
タマモヒビキが引っ張るスローな流れの中、この馬は、中団やや後ろの位置取り。直線に入り、満を持して追い出すと、もの凄い切れ味で前を捕らえました。サンデーサイレンス産駒特有の爆発力を感じる末脚で、2着に付けた着差は2馬身半。天皇賞(春)でどうかは微妙ですが、今回のような中距離レースであれば、間違いなく一線級でやれるだけの力を持っていそうです。
2着にエアシャカール。今日は、59キロの斤量を背負っていたこともあってか、好位から早めに動く競馬。気分で走るところがある馬だけに、正攻法の騎乗で力を出し切れたのは大きく、天皇賞(春)に向けてのステップレースとして捉えれば、それほど悪くない結果でした。
期待したツルマルボーイは5着。位置取りが後ろ過ぎた感があります。次走、改めて注目したいと思います。
中京記念を5馬身差で圧勝。ここにきて本格化した感のあるツルマルボーイから入ります。
今回は、57キロの斤量、坂のある阪神コース、相手強化と、不安要素が多いのは事実ですが、それを跳ね返すだけの勢いがあります。連勝に期待。
そのツルマルボーイから、条件の合うサンライズペガサス、2冠馬エアシャカール、叩いた上積みが望めるテンザンセイザ、ビッグゴールドまで。
◎ツルマルボーイ ○サンライズペガサス ▲エアシャカール
△テンザンセイザ △ビッグゴールド
高松宮記念は、ショウナンカンプが逃げ切りました。
抜群のスタートでハナを奪うと、そのまま一人旅。父サクラバクシンオーを思わせる圧倒的なレースぶりでした。他馬とはスピードの絶対値が違う感じ。秋には、クリスタルCを快勝した3歳牝馬サーガノヴェルとの対戦もあるでしょう。楽しみです。
2着にアドマイヤコジーン。前2走の走りは本物だったようです。完全復活、といった印象。スティンガーが3着。スタートでダッシュがつかず最後方からの競馬。直線、大外から鋭い脚で伸びましたが、前を捕らえきるまでには至りませんでした。スタート互角で、速い流れに対応できていればまた違った結果になったかもしれませんが、この距離は今回が初めて。仕方がないでしょう。これまでお疲れさまでした。
連覇を期待したトロットスターは末脚不発で5着まで。気で走る馬だけに、今後に不安が残る結果です。
高松宮記念は、トロットスターを本命視します。
前走、シルクロードSは6着。3連勝で臨んだ昨年ほどの勢いはありませんが、前走は、59.5キロという酷な斤量を背負ったこと、ゴール前殆ど追っていないことから、ステップレースとして見ればそれほど悪いレースではなかったように思います。今年は、昨年に比べてメンバーが小粒。連覇も十分可能でしょう。
相手にはスティンガー。左回り、外枠、55キロ、と走れる要素が揃いました。これが引退レースということで、仕上げに幾らかの不安があるのは事実ですが、59キロを背負った前走でも見せ場を作っており、能力的な衰えはそれほど感じません。1200mという距離も案外合うとみています。
他に、前走不利がありながらも好走したサイキョウサンデー、持ち時計はないものの展開が向きそうなリキアイタイカン、前で競馬をする馬の中では、人気を落としているメジロダーリングが気になります。
◎トロットスター ○スティンガー ▲サイキョウサンデー
△リキアイタイカン △メジロダーリング
この度、当サイトは、いわゆるTABLEレイアウトをやめ、見栄えに関する要素のほぼ全て(うま資料室はまだ対応しきれていませんが)をスタイルシート(CSS)で表現するようにしました。
普段使っているWebブラウザで表示確認後、Another HTML-lint、W3C CSS 検証サービス
でチェックしてみたところ、取りあえず(文法上は)大きな問題はありませんでした。
まぁ、これまでのデザインを無理やりCSSで再現したため、位置やフォントサイズに絶対指定が多く、お世辞にも奇麗な記述とはいえませんが…。
上の画像のような感じで見えていると幸せなんですけど、どうでしょうか?
「全然違うよ」という場合は、掲示板、メールでお知らせ頂けると嬉しいです。
もちろん「それなりに見えてるよ」なんて報告も喜びます。
阪神大賞典はナリタトップロードの勝利です。
超スローな流れになるも、中団で控えた渡辺騎手は冷静。4角、それまでずっとマークしていたジャングルポケットよりも先に仕掛け、そのまま押し切りました。瞬発力勝負に賭けず、早めに抜け出したのは好判断でしょう。スローで2着に2馬身差をつけられたのは大きな収穫。貫禄勝ちといえます。
ゴール前4頭が並んだ激しい2着争いを制したのはジャングルポケット。何とか格好はつけましたが、物足りない内容でした。直線、伸びを欠いたのは昨年の札幌記念を見ているよう。右回りが駄目なんでしょうか。休み明けということもあり、本番でまた変わってくるとは思いますが、得意とはいえない3200mでトップロードと同斤量。かなり厳しい競馬になると思います。
エリモブライアンが3着。手応えほどは伸びませんでしたが、この馬もレース間隔が開くと走らない馬。次走に注目です。
とにかく能力が抜けている2頭の決着とみました。
京都記念を制し、勢いに乗るナリタトップロードに比べて、ジャングルポケットは、休み明け、3000m、58キロと不安材料ばかり目に付きますが、それでも昨年の年度代表馬。他の出走馬とは力が違います。
長距離実績のあるエリモブライアンも気になる存在ではありますが、連対までは厳しいと考えています。
◎ナリタトップロード ○ジャングルポケット
新しいコンテンツができました。
その名も「うま資料室」。JRA賞を始めとする各種データをまとめたページです。自分が欲しい情報、興味がある情報を列記しただけのもので、一つひとつの情報量は大したことありませんが(^^;、こんな情報でも喜んでくださる方がいればいいな、と思い公開しました。
全体のリニューアル作業も進行中。とりあえずトップページを少し軽くしてみたところです。
フィリーズレビューは、7番人気サクセスビューティの逃げ切り勝ち。
逃げると思われていたトゥインチアズが出負けし、楽に先頭へ。道中も他馬が絡んでくることはなく、この馬にとっては理想的な流れ。先頭のまま3、4角を向かえると、そこで後続を引き離し、あとはゴールまで一直線。単騎でいけるとしぶとい馬です。
前でロスなく競馬をしたキョウワノコイビトが2着。差のない3着にキタサンヒボタンが入りました。
期待したブルーリッジリバーは、直線よく伸びるも届かず4着。負けはしましたが、展開的に厳しかった後方待機組で、しかも大外に進路を取りながらのこの結果。上位とは大きな差もなく、本番でも怖い存在です。
すいません、今週の予想は簡単に。
前走惨敗もこの距離なら走るブルーリッジリバーから、実績のあるキタサンヒボタン、勢いのあるカネトシディザイア、前で競馬をすれば不気味なサクセスビューティまで流します。
◎ブルーリッジリバー ○キタサンヒボタン ▲カネトシディザイア
△サクセスビューティ
弥生賞は、4番人気バランスオブゲームが制しました。
抜群の好スタートからそのまま先手を取ると、あとはマイペース。競りかける馬もおらず、1000m通過が63秒台という超スローを味方につけての逃げ切りです。展開が向いたとはいえ、4角で一度2番手以下を突き放したことを考えると、能力的にも高いものをもっていそうです。
2着にローマンエンパイア。4角最後方から大外を通って豪快に追い込んできました。超スローの前半から一転、後半一気に早くなる乱ペース。今日の負けは位置取りの差でしょう。今回出走した馬の中では、間違いなくこの馬の能力が一番。本番と同距離、同コースで脚を測れたのは大きな収穫ですが、大外からの競馬しか経験していないこと、追い出してからエンジンが掛かるまでの反応が少し遅い点が不安として残ります。
期待したヤマニンセラフィムは6着。道中掛かってしまいました。
本命にする予定だったモノポライザーが回避。少し難しくなりましたが、京成杯を同着で制した2頭を上位にとりました。
素質、将来性に関してはローマンエンパイアの方が上だと見ていますが、今回走る中山コースは、器用さのあるヤマニンセラフィムの方が(現時点では)向いていると思います。ローマンエンパイアには、中間、熱発で順調さを欠いたこと、馬群の中での競馬を経験していないことなど不安があるのも事実。
朝日杯FSで差のない4着に入ったバランスオブゲームも魅力十分です。
◎ヤマニンセラフィム ○ローマンエンパイア ▲バランスオブゲーム
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