2009年12月10〜13日「じゅっくりの会」in京都 記録 home 10日 駅から えいぞうさんの家体験記 えいぞうさん父を語る えいぞう・きみこさん新居を語る 11日 柳原照弘の この1年 工芸繊維大講義 デザインイースト 00 を語る 12日 渡辺菊眞さんに聞く 鼎談 アガカーン賞の王路 (森田一弥・渡辺菊眞・江崎貴洋) 松岡聡さんに聞く 工繊大3年生・浅野翔さんに聞く 松岡聡さんに聞く その01 その02 その03 その04 ( 布野研出身者ワイワイ その05 その06) その01 2009年12月12日 午前中に渡辺菊眞さん聞き取りを済ませる。午後 じゅくりの会in京都(川勝真一家の居間)午後3時より渡辺菊眞+森田一弥+江崎貴洋 鼎談 pm9:30 松岡聡さん pm11:50 浅野翔さんの聞き取りを行った その記録の一部である 絵左2人目松岡さん 猪鍋を食っている ( 聞き取る 切っ掛け ) 09年12月06日11時38分発 森田一弥さんからのメールには以下のようにあった 「京都在住の建築家(事務所は東京)である松岡聡さんを紹介します。設計の方法論を語らせたら関西では右に出るもののいない論客です。実作はまだ少ないですが、コンペ入賞歴で知る人には知られていて、今後がとても楽しみな人です。もし機会があればお会いされて、もしくはインタビューされてはい かがでしょうか?本人にも佐藤さんのことはお話ししてあります」 09年12月07日23時21分発 松岡さんからの返信メール 楽しいお誘いありがとうございます。ぜひお話ししたいです。ただ、学校の用事などで土曜日の夕方(17:00)以降しか時間がとれません。いかがでしょうか。 ( 2009年12月12日pm9:30分 川勝真一家の居間 ) 佐藤:はじめまして、よろしくお願いします。松岡さんを推薦していただいた森田さんの前ですが やりにくくないですか? 森田:あははははは 松岡:ぜんぜん大丈夫です 佐藤:今年の夏京都でインタビューしたんですけど、5年ごと20年やる予定なので、今日は最初なので、生い立ちから聞いていいきます。松岡さんは何年産まれですか 松岡:1973年です。 佐藤:36才 けっこうおじさんじゃん!どこで産まれたですか、 森田:あははははは 松岡:そうそう 名古屋 佐藤:おれ30歳前後をインタビューするって言ってたのに、オジサンじゃないですか、そしたら森田さんと県人会の仲間じゃないですか 松岡:名古屋じゃないんですよ、そぶえ町 佐藤:どうい文字ですか 松岡:祖父にさんずいの江で祖父江町です 佐藤:祖父江町は名古屋の傍ですか 松岡:岐阜の県境 佐藤:産まれも育ちも祖父江町ですか 松岡:生まれは名古屋ですけども 佐藤:祖父江町の紹介をちょっとしていただけますか 松岡:祖父江町は、日本一のぎんなんの生産地です。 会場あはははは 佐藤:森田さんの弥富は金魚で祖父江町はぎんなんで、銀杏の木だらけ、臭いじゃん! 松岡:京都の料亭に出て来る ぎんなん 佐藤:山なのね ですか 松岡:用水にずーらーっと並んでいる、銀杏の木が。 佐藤:銀杏並木 絵のような感じになっちゃっているんですか 銀杏並木が 松岡:結構 大木だけど、ぎんなんが出来ないみたいなんで、小振りのやつがズーらーっと、それを揺らして落とすんですけど。揺らしやすいものを 佐藤:祖父江町は日本一のぎんなんの生産地であると。小学校はどこへいかれたんですか 松岡:祖父江町立 まきがわ小学校ということころですね。 佐藤:小学校のときは登校拒否してたとかないですか、まったく正常でしたか 松岡:そういうの 無い、正常ですね 佐藤:おもしろくないな〜 松岡:ぼくは けっこう面白ないですよ 会場ははははは 佐藤:小学校の得意技に スカートめくりとかなかったですか、 松岡:はやってなかったですね〜。 佐藤:それで スポーツも何もやらず 松岡:スポーツはサッカーやってました。4年生からです 佐藤:ポジションはどこですか 松岡:ポジションはウィングという、端っこ走ってセンタリングするやつですね 佐藤:だめウィングでしたか 松岡:いやいや僕左のウィングで頑張りました。左利きじゃないとウィング出来ないので。 右利きなんですけど、左が蹴れたので。左で評価されましたね。 佐藤:サッカーやっていた人いなかったな〜岩崎さんだね 野球もいましたね 松岡:で中学校もサッカーして、いいですかドンドン言って 佐藤:いいよどんどん 松岡:はははは、あまり話がないので、高校ではサッカー飽きたので。バトミントンを 佐藤:サッカーでスターになれなかったので移動したと 松岡:女子がいるので 佐藤:ああ女がいると、いいね女好きは俺と同じだな。女の子にもてたいと。正直だね松岡さんは。バトミントンってシャトル早くってストイックな感じでむずかしそうだ 松岡:体力は結構つかいますけど 佐藤:地味に見える 松岡:そうですね。 佐藤:俊敏さを求められわりにはね体力キツイと、祖父江高校ですか 松岡:一宮高校 佐藤:地理感が無いのでどっち方角ですか名古屋よりですか 松岡:名古屋寄りです。 佐藤:3年間バトミントン 一筋でしたか 松岡:最初はテニスやったですよ。 かいじょう ははははは 松岡:やりだすとドンドン、まずテニスに行こうと、女子が多いので 佐藤:なにしろ女性がたんと居るところに行きたいと 松岡:そう、 会場はははははは 佐藤:動物的でよろしい!スポーツなんてどうでもいいけど女の子だと 松岡:いやいやちょっと華が欲しいなと 佐藤:なんで女が華なんだよわからん、華を求めてね 松岡:そうです。で凄く人気があって公式テニス。 佐藤:ただパンチら見たかっただけなんじゃないの 松岡:いやいや。先生が、担当の先生がなるべくやめさせようとしたんですね。多すぎて。球拾いずーっとさせて。 佐藤:しごくわけね 松岡:しごく、 佐藤:テニス部に入ったらまずは草むしり3ヶ月とか、それに耐えられた奴だけ入れようと みたいなことかな 松岡:で耐えられなくって、 かいじょうはははははは 佐藤:だめじゃんか華から去っちゃー、華なくなちゃうよ。 松岡:バトミントンへ 佐藤:バトミントンは外でやらない 草むしらなくっていいしね 松岡:そうです。そこで主将をして 佐藤:キャプテンでね。部員だれも居なかったじゃないの 松岡:けっこう強かったんですよ 佐藤:女の子が居たですか 松岡:女の子が副キャプテンで僕がキャプテン 佐藤:良い感じだったと。しゃとる130km/時と早いですよね、バトミントンのルールはどうなっているんですか勝負はどうなってきますんですか 松岡:3セット取った人が勝ちで、 佐藤:1セット取るってどういうことですか 松岡:15点かな、20点かな 佐藤:サーブ権が無いと点数にならずに 松岡:そうです 佐藤:サーブ権があって相手をこけさせると 松岡:悔しがらせないとね 佐藤:15点ぐらいで3セット取ると、実質5セットもあるんだ 松岡:いくこともあります 佐藤:勝負はどのぐらい掛かるんですか 松岡:長いときは2時間掛かりますね 佐藤:長いね サッカー以上だね、サッカーより激しい動きだから 松岡:シンドイです、ウイングのポジションよりはずーっとしんどかった 佐藤:で混合ダブルスでね 松岡:色々、シングルも、ダブルスも混合もありますね 佐藤:それでつつがなくバトミントンをつづけて高校卒業したと、恋も芽生えず、芽生えましたか 松岡:部活では芽生えませんでしたね (絵 ネットより) 佐藤:どこで芽生えましたか ガヤガヤ 松岡:中学校の頃のです 佐藤:スタイルはデブ好きとかありますか?巨乳好きとか、その子はどんな感じでしたか 松岡:いたって普通の、可もなく不可もなく、 佐藤:目が大きいとかスタイルがいとか何かフェチあるじゃないですか 松岡:足は長い感じです 佐藤:足はすらーっとしてね、靴の臭いをさかんに嗅いでいたとかありますか 松岡:それはない、 佐藤:正常ですかいたって 松岡:正常ですよ 佐藤:正常に女性を好きになってね。初恋はとうでしたか、誰にも今まで聞いた無かった、しまった 松岡:初恋はもっと前なんです、小学校ぐらいですね 佐藤:幼稚園生で初恋ってのも多いのかな 松岡:そうですね本当はね 京都大学に入る 佐藤:バトミントンも終えて、大学は京都大学と聞いていたのですけど。なんで京都大学を受けたんですか、名古屋だと東京も名古屋もいっぱい選択肢があると思うけど、 松岡:親は医学部に行かせたいと 佐藤:医学部ですか頭がよかったんだね 松岡:ちょっと良かったんですよ かいじょうはははははは 佐藤:ちょっと良いくらいじゃーはいれないよ国公立は 松岡:だけど色んな医学部があるから、でも医者になれっていうのが、何か親の 佐藤:医者だと人生安泰するみたいな 短絡的な親なのね 松岡:そうです 佐藤:馬鹿な親だね本当に 松岡:そうです、 佐藤:松岡さん自身の事考えてくれてないわけね 松岡:そうそう、まったくそういのやりたくないタイプで、もうちょっとイベント好きなんですけど。 佐藤:イベント好き、どこでイベント好き目覚めたんですか 松岡:学園祭とか。 佐藤:高校の時ですか 松岡:高校で、西高祭、一宮西高祭っていのが、けっこう有名なんですよ。それの門作りていうのをやって。今京都造形大に居るんですけど、発砲スチロール使って色んな造形物作りますけど。 当時発砲スチロール使って何か門を作ったんですね。4人ぐらいで徹夜して。発砲スチロール組み合わせて。オッキナ平安神宮みたいなのふふふふ鳥居を かいじょうへえ 松岡:途中が折れるんですよ、折れるから、それを軽くしなくちゃいけない。切ってトラスみたいなの組んで、外側だけ発砲スチロール 佐藤:大きさはどのくらいでしたか 松岡:だいたい飛ばしているスパンは校門はしから端だから、7,8m 佐藤:高さは 松岡:ほぼ正方形に見えたから7,8mだと思うんですけど 佐藤:発砲スチロールでね 松岡:柱の方は円柱で発注して、それをちょっと丸くする。 佐藤:一人でやったわけじゃないでしょう 松岡:5,6人で 佐藤:朱く塗ったの 松岡:朱く塗りました 佐藤:どのぐらい制作時間は掛かったですか 松岡:4週間ぐらい、一ヶ月掛けてやって、学園祭終わって。壊そうといって土の凹んだところで焼いたら1分ぐらいで燃えちゃった かいじょう はははははは 松岡:で5人の中の一人がそれに間に合わなくって、怒ってました。 かいじょうはははっはは 松岡:それ見たかったって 佐藤:イベントが好きなのか!作るが好きなのか今の話だと整理が出来なかったんだけど 松岡:ああ確かに。作るのですね 佐藤:イベントではなくってデカイの作るのがね、鳥居で目覚めたと。なるほど 松岡:それで、医者じゃないなと思って。 佐藤:おれは医者なんか嫌だと、作るぞと。それで京都大学受けて京都大学に入ったのは何年ですか 松岡:70〜あ、間違えた 佐藤:73プラス18だと91年ぐらいだね 松岡:93かな 佐藤:バブル終わった頃入ったんだね 松岡:そうですね 佐藤:鳥居作るだけで、建築に目覚めたわけじゃないでしょう、 松岡:絵は昔から得意で、 佐藤:絵の話出てこなかったけどどこで芽吹いたんですか 松岡:小学校とか から、写生大会だと、学校で一番ですよね 佐藤:義務 学校で一番っていうとツマラン絵って俺は感じる 松岡:水彩画使って油絵みたに描いていたんですよね かいじょうははははっは 佐藤:ごってり塗って油絵ポイのかな、イメージ湧かないな 松岡:とりあえず絵は描きたいし、 佐藤:子供が乱入して来ました。賑やかになってます かいじょうはははははは 佐藤:水彩の味を消して、目立とうとしてたんじゃないの 松岡:親父が教えてくれて、父は絵が好きなんですけど 佐藤:絵描きですか 松岡:まったく違うんですけど。こうやって描くんだって言って。 ワイガワイがやがや 佐藤:子供が興奮して賑やかです〜 凄いな。絵は子共の時から描いて。京都大学の建築を選んだ。 建築を選んだ動機は医者になりたくなかったと、絵を描いてた、それだけでいいですかとりあえず 松岡:まあそうですね 佐藤:京都大学を選んだのは 松岡:なででしょうか 佐藤:頭良いし公立大学で安いし 松岡:そうですね、安さもあったし、下宿もしたかったし。 佐藤:そうか親が五月蠅いから離れると。教育ママなんですか、医者になれって 松岡:医者になれって、一応選べるようになっているから、そういう事言い出したんですよね。僕はずーっと工学部の建築だよって事は昔から言ってた。 高校1年に入った時の進路指導、最初の進路希望の中で建築ってもう書いてたんです 佐藤:高一でね建築を目指しと明快だね 松岡:そうですね その02へ 15:08 |