外は雨。
晩飯を買いに出るのも面倒だし、冷蔵庫の中には大した食料もない。
という事で宅配ピザを注文。
商品受け取りの際の事。
いつもは注文の確認をされた後、商品を渡され、そして会計となるのだが(その順が自然だと思う)、この日の配達のにーちゃん、注文の確認を終えるなり、「¥1,900になります」。
まあ、僕自身は順番はどうだっていいんだけど、にーちゃんさぁ、ピザを抱えたままでは両手が使えなくて、釣り銭を取り出すのが大変だろうよ、と思いながら見ていると、案の定、その通りになって、何だか手に持っていた紙を濡れた床に落としてるし。
しかも、雨の日だというのにタオルも持ち歩いていないようで、濡れたままの手で札を取り出し、濡れてフニャフニャになった札を釣り銭として返してくるし(今その札は、そのまま財布に入れられるような状態ではなかったので、これを書いている横のテーブルで乾かしている)。
もう最近は、コンビニ行っても何処行っても、こんなんばっかなので(ASIMOに仕事を奪われるのは時間の問題じゃないだろうか?)、怒る気も起こらない。
何はともあれ、あとはピザと領収証を受け取れば、はい、さようなら、ご苦労さん。
まずはピザを受け取り、次に領収証。
で、にーちゃん、領収証と共にさっき床に落として濡れて今にも破けそうになった紙を僕に手渡し、
「領収証と、濡れてしまいましたが、クーポン券になります。乾かしてお使い下さい。」
と、宣った。
あはは、乾かしてお使い下さいって、客に濡れたの渡しておいて、使う時は乾いてないといけないのかよ。オモロー。
つーか、普通、代わりのクーポン券を新たに渡すだろうよ。
まあ、こんなにーちゃんに、普通とか、常識とか言っても仕方がないんだろうけど。
クーポン券が屑籠に直行した事は書くまでもない。