夢惑う世界 終わりに<夢の夢>
夢惑う世界5.3.17 履歴その17
日 付 記 事
247 2006年7月23日
草紙/蜃気楼その73追加
今週、コチャバネセセリの幼虫が笹の葉を綴って蛹になる準備を始めたので、2日後綴った笹を開けてみた。“それぁないよ!”中には、白いのが一杯詰まっていた。寄生蜂の繭である。“がっかり!”
夏が遠ざかってしまった。そして、我が家の扇風機も回るのを止めてしまった。最近の天候は、常識が通用しなくなっている。日本社会の乱れと同じかも知れない。放っておくと、両方とも行くとこまで行くしかなくなるかも。
246 2006年7月16日
雑記帳/ちょっとひと言「心のグラデーションその20 小鳥の塒(ねぐら)」追加
旅と昆虫/昆虫の散文/昆虫燦々「トガリシロチョウ属」追加
梅雨明けが近付いてきた。今週は、本格的な梅雨明け前の前兆となる暑い日が続いた。我が家では、標本箱に向けた扇風機が夜も回り始めた。これから2ヶ月ばかり、フル稼働となる。
今週も我が家では、石垣島で掴まえてきたアオスジアゲハやリュウキュウヒメジャノメが羽化した。近所に食草がある虫さんは、順調に育ってくれた。来週も、またいろいろと顔を出してくるだろう。
245 2006年7月9日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その96 インターネット普及拡大」追加
雑記帳/ちょっとひと言「気まぐれ昆虫記その25 イシガケチョウ」追加
日曜になると、やっぱり雨が降る。洗濯物が、なかなか乾かないので困ったものである。押入のカビ対策も何かいい方法はないものだろうか。押入箪笥は、最悪である。下の段は、外しておくのがいいみたいだ。
今週も家では、いろんなガが羽化してきた。そして蛹にもなった。ホソバセセリの幼虫も蛹になった。カメラをいじっているとき、私の足下に産み付けていったジャノメ?の卵も孵化した。あんたは、誰!
244 2006年7月2日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その95 セミの悲劇」追加
旅と昆虫/昆虫の散文/散文・昆虫たち「散文・昆虫たち75」追加
今週も家では、蛹の大きさの割には小さなユウレイセセリが羽化した。アカタテハも、2匹目の羽化である。クロアゲハの幼虫は、残念ながら蛹化に失敗してしまった。悲喜こもごもの一週間である。
自由の身になったけど、やはりシーズン中は、データ整理は無理みたいである。データが増える一方だ。今までも花の写真を撮っていたが、時間が足りないので整理はしていなかった。自由になってからは、花々の写真の整理もやっている。・・・会社を辞めても、やっぱり時間が足りないね。ただ、焦ることは何もない。
243 2006年6月25日
草紙/蜃気楼その72追加
今週、紀伊半島に旅に出ていた。3日間の旅立ったのだが、その間に家ではキチョウが羽化し、葉っぱで蛹化するのを諦めたユウレイセセリがタッパーウェアの側面で蛹化していた。・・・困った育ての親である。
雨が降っている。湿度も高くなって、そして前線が近くで停滞しているため気温も上昇中である。今日、標本箱に向けて扇風機を回し始めた。梅雨明けまでの3〜4週間は、じっと絶えて貰おう。でも私は、夏仕様だから大丈夫!
242 2006年6月18日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その94 犯罪の厳罰化」追加
雑記帳/ちょっとひと言「迷チョウ昆虫記その7 ウスアオオナガウラナミシジミ」追加
雨が降り続いている。まだ前線が太平洋側に横たわっているので、私には蒸し暑くなく助かる。私の体は、熱帯仕様となっているので真夏以外は、日本の夏も問題ない。さて、今夏の暑さは如何様なものだろうか?
今、部屋の中で、いろんなチョウやガたちの幼虫が蠢いている。街中なので、なかなか食草が手に入らないのが悩みの種なのだが、そんな私の悩みを知ってか知らずか幼虫たちは、毎日黙々食べ続けている。キチョウとアカタテハは、採ってきてすぐに蛹になった。西表で採ってきたセスジスズメの幼虫も、もうすぐ蛹になりそうだ。・・・旅に出たいのに!
241 2006年6月11日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その93 教育基本法改正論議」追加
雑記帳/ちょっとひと言「この一枚その33 小鳥」追加
梅雨真っ只中の八重山に行って来た。しかし、雨で採集を中止した日は、一日だけで、久し振りにのんびり歩き回ることができた。今回、今までになく多くの昆虫採集している人たちに出会した。そして、八重山に棲み着き始めた多くの迷チョウたちもいた。
八重山から帰って来て、まもなく静岡も梅雨入りした。静岡は、まだまだ太平洋高気圧に覆われないので涼しい梅雨である。昨日、いつも歩きに行くところへ行って来たら、ヒメサナエやミヤマサナエがまだ乾ききっていない翅を震わせて、私が通るのに合わせて飛んでいた。トンボたちの季節も始まる。
240 2006年5月21日
草紙/蜃気楼その71追加
先週、待ちに待った定年後を迎えることが出来た。心身共に元気なうちに、自分の好きな道を歩き出してみたかった。ほんの少し遅れたが誤差のうち。今後は、マイペース&マイウェイの人生となる。
今週から、私の旅の原点である八重山へ行ってくる。暫くホームページも更新されないが、いろいろのネタを仕入れてくるだろう。楽しみに待っていて欲しい!よろしく!
239 2006年5月14日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その92 林道のスミレ」追加
旅と昆虫/昆虫の散文/散文・昆虫たち「散文・昆虫たち74」追加
今週、家の中で同居人?(虫)が顔を出し始めた。今年初めて蚊に刺されたし、カツオブシムシや孵化したばかりのクロゴキブリも、部屋の中を我が物顔で歩いている。私は、部屋の片隅で、ただただ小さくなっている。・・??
気持ちいい天気がなかなか続かない。湿っぽくなってきたし、気温も上がらないし、まだ暫くパソコンの前から抜け出せないでいる。・・・最近、ちょっとパソコンの調子も悪い。パソコンのご機嫌を損なわない程度に、モニターと睨めっこ。
238 2006年5月7日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その91 メガマウス」追加
旅と昆虫/昆虫の散文/昆虫燦々「マネシシロチョウ属」追加
5月に入って湿度が徐々に上昇してきた。南からの湿った空気が日本に入り込むようになってきたからである。今回は、もう少し標本の撮影をしたかったのだが黴の季節を迎えそうなので、撮影は終わり。残念!
昨年の夏セネガルでカメラを盗まれてから、野外撮影に向いた一眼レフでない軽くてお手頃のカメラを探していたのだが、やっと見つけて買った。最近歩きに行くとき持ってゆくのだが、まあまあ良さそうである。今度は、盗まれないようにしなくては!
237 2006年4月30日
雑記帳/ちょっとひと言「企業論理を超えてその36 どの企業も同じ」追加
雑記帳/ちょっとひと言「迷チョウ昆虫記その6 マサキルリマダラ」追加
私が良く歩きに行くところは、今では採集禁止になっているギフチョウがいるところの近くである。だから4月にそこに行くのは、少しためらってしまう。歩き回っていると白い目で見られてしまうのである。しかし、先日その麗らかな川沿いの小径を歩いてきた。
久し振りに今日は、気温も20℃を優に超えて暖かい日になった。近所を歩いていると、あちこちで春型の薄い黄色をしたアゲハチョウやちょっと小形のまっ黒いクロアゲハが翔んでいた。やっぱり春はいいよね!
236 2006年4月23日
草紙/蜃気楼その70追加
桜の開花時期から続いている低温傾向は、今日も引き続きひんやりとしてすっきりしない。もう少し暖かくなって欲しいのだけれど、今年の夏は、このまま冷夏になるのかな?暑いのが好きな私としては、ちょっぴり淋しい!
自分なりに撮影環境を整え、画像処理も腕を磨いて、ただいま、最終となる標本画像を撮影している。少しずつ画像を置き換えたりしているが時間が掛かるので、まだほんの少しだけ。ムカシトンボ、ムカシヤンマを見ていただければ、新しい画像の画質が分かると思う。今後もよろしく!
235 2006年4月16日
雑記帳/ちょっとひと言「気ままにひと言その90 高速船事故」追加
雑記帳/ちょっとひと言「気まぐれ昆虫記その24 タイワンキチョウ」追加
今週は、春の長雨が続いた。ちょっぴりひんやりしていて、湿度も上昇気味である。標本の写真を撮影中なのだが、これ以上湿度が上がると暫く中断しようかとも思っている。
標本撮影も大変である。モニターに映る画像を確認しながらシャッターを押すので、ずっと頭を傾けながらの作業が続く。首が徐々に痛くなって、この前などは少し熱も持っていた。まあ、何事も程々が肝心か!
234 2006年4月9日
雑記帳/ちょっとひと言「緑の大地と青い空その13 路傍のスミレ」追加
旅と昆虫/昆虫の散文/散文・昆虫たち「散文・昆虫たち73」追加
気温が今ひとつぱっとしないお陰で、桜の花が散らずに長持ちしている。薄いピンクの花びらが舞う中を、白いモンシロチョウが舞う春が続いている。桜の便りが、あちこちから聞こえてくる。
部屋の中を蚊が飛んでいたが、まだ血を吸ってやろうという気持ちが強そうでない。そして、チャバネゴキブリも歩き回っていた。“えっ!もう成虫なの!”そう言えば、標本を持っていなかったので掴まえてしまった・・・。
2001年5月14日 ホームページ開設
−開設に当たって−

 2年半前計画したホームページが、ほぼ計画通り(内容は、ともかく)開設に漕ぎ着けることができました。サラリーマンとして、ライフワークである昆虫採集(収集ではありません)の成果として、昆虫館を建てるには、先立つものがありません。まして、訳の分からぬ本を出版することも、正気の沙汰ではありません。ところがです。デジタルの世界が著しい発展を遂げ、インターネットが瞬く間に、普及してきました。私は、そもそも科学文明には、あまり興味がありませんし、金儲けには、全く興味がありません。温もりのある生き物(昆虫をミイラにしているくせに)の方が、好きなのです。生活資金稼ぎのために、やむを得ず電機関連の仕事はしていますが、心の中(頭の中かも知れないが)には、いつもチョウが舞っています。
 そのような経過の中で、I氏からも奨められてホームページの開設に至りました。2年半という期間は、一見長そうですが、私にとっては、ライフワークに費やす時間を差し引くと、あっという間の2年半でした。パソコンさえも興味のなかった人間が、よくぞここまで辿り着けたと感慨深いです。
 多くの子どもたちに、”夢は、まだ輝き続けられる。”ことを訴えたくて(大人の男性には、特にサラリーマンには、全く期待してない)、視力があまり良くないにも関わらず、CRTを凝視続けています。
 いかがなものでしょうか。まだ、画像は非常に少ないです。文章中にも織り込んでゆくつもりでしたが、開設に間に合いませんでした。これから徐々にですが追加していきます(サラリーマン生活中は、余り期待しない方がいいかも知れないが)。また文章は、暫くの間は、以前書いたものが主ですが、内容的には古めかしいものではありません。どうぞ、いつまでも見守っていて下さい。

2001年4月23日静岡県沼津市にて 森みつぐ


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