2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

  魚谷繁礼 門藤芳樹 山本麻子   岩崎泰  柳沢究 森田一弥 浅見俊幸 満田衛資 川勝真一 岡田栄造 
  榊原充大 山崎泰寛 牧野研造  俺クチャー    観客感想 

   番外編  名古屋 小林聖明  東京 太田浩史 松島潤平 

 岩崎泰さん編   8月04日 am10〜 晴れ 鴨川河原にて 

その 01 02 03 04 05    06 07 08 

 その02  

(岩崎泰さん おいたちなど)

佐藤:よろしくお願いします。産まれた所はとこですか
岩崎:1973年 名古屋
佐藤:73年か。36才。名古屋でずーっと高校生まで

岩崎:そうですね。
佐藤:京都に来られたのは京大入ってから
岩崎:そうですはい

佐藤:建築を目的で入ったんですか。
岩崎:そうですね建築学科にはいって
佐藤:どうしてですか 建築を選んだのは

岩崎:建築を選んだ理由は。元々理系で。理系でも、中でもだいたい皆さんそうだと思いんですけど。文系寄りというか芸術寄りちっちゃい時からバイオリンをやっていたので。音楽も好きでしたし。絵観るのも好きだったので。あとはアレですかね、高校のときに姉がいて。短大で住居学みたいな授業があって。それのノートを見せてもらったことがあって。そういうの見てくと、住居、住宅設計するっていうのは 芸術だとかそういうことに関わっているような、そういうことで面白そうだな〜という感じですね。

佐藤:そうですか、それでバイオリンを弾かれたというのは何歳ぐらいですか。
岩崎:始めたのは6歳ぐらいですね
佐藤:早いですね、早いんですか遅いんですか
岩崎:普通じゃないですかね。始める人。でも別にそんなにしっかりやった訳でもないので。

佐藤;何歳まで弾かれたんですか
岩崎今はときどきやってますけど
佐藤:今もやってらっしゃる。そうですか。何かクラブか何かに所属してですか。
岩崎:そうですね、高校の時はサッカー部にも入っていたんですけどオーケストラ部にも入っていて。それで大学は
佐藤:サッカーもやってらっしたんですか

岩崎:小中高サッカーですね
佐藤うふふふふふ
岩崎:京大入って、体育会のサッカー部は入ったんですけど。ちょっと付いて行けなくて。
佐藤:練習キツかったですか
岩崎きつかったですね、やっぱり。下宿して慣れない所にいる。

佐藤:
ポジションは何処だったんですか
岩崎:昔はハーフって言ってましたけどね。ミットフィルダー

佐藤:運動量多いですものね
岩崎:そうですね、昔は長距離 走れたんですね
佐藤:うふふふふっふ
岩崎:今 全然 だめですよ
佐藤:この河原あるから
岩崎:ちょっと走って鍛えた方がいいと思う
佐藤:ほとんど運動はなさってないと
岩崎:そうですね、だからなるべく歩くように、毎朝ここを歩いて。

佐藤:あの橋の下の人達が多少居る処を歩いて
岩崎:そうなです、ずーっと南に橋の間ずーっと それぞれに。


 (京都のスクウォッター)

佐藤:
雨風凌ぐのが楽だと、東京の隅田川の岸辺には橋の下じゃないところにもブルーシートハウス在りましたが。
岩崎:でも夏場とか アレは結構気持ちいいと思いますよ〜
佐藤:音はどうなっているのか もう慣れちゃっているのかな。そういう人達が見えないな〜と思ったら鴨川に来てようやく。そういう暮らしの人に

岩崎:ああそうですね。町中にはあんまり居ない
佐藤:派遣村じゃないけど。そういう人達みかけないな〜 感じていた
岩崎:そうですね。
佐藤:去年の大阪には一杯いました。名古屋もあるし、東京もそこらじゅうに暮らしていますし。
岩崎:京都はあんまり聞かないですね。ああいう人達は不況に関係なく前からずーっと居ますから。

佐藤:派遣切りでどうこうって話ではないと
岩崎:ないですね
佐藤:名古屋の場合は博覧会があっったとき、あれで一掃された。一時いなくなったけど、また戻って来てると思うけど。見てないから判らないんですけど。ホドホドに色んな人が暮らせる。鴨川の土手に来てようやく、そういう人も居たわ 共にふふふふふっふう ちょっと安心した

岩崎:ああそうですか
佐藤:全然居ないと何かおかしいと思う。大阪だと難波あたりから淀屋橋あたりまで歩くと、商店街にダンボールで棺桶のような形をつくって、夜中は店の前にだーっと並んで寝ていますからね。大阪はやっぱり暮らし易いんだろうな〜って。真夏なんか特にね、店の余った食いものとか置いてあるから。店の人も判っていてんでしょうね 捨てるよりは。朝行ってみるともう6時ぐらいになるとみんな居なくなる。なかなか律儀な生活をして

岩崎:うふふふふふ
佐藤:店に迷惑掛けないように暮らしている。商売じゃましない。なかなか好い関係になっているな〜と思って見てきました
岩崎:うふふふふふ


 (どうして京都へ来たの)

佐藤:
ちょっと脱線しましたけども。今日は普通の日ですものね。だからあんまり散歩している人もいないけど。それでは戻してと。サッカーやったりバイオリンを弾いたり、名古屋だと東京に出るか、京都に来るか地元か選択肢一杯あると思うんですけど。京都の大学に来られた理由はなんですか。

岩崎:まあ地元に居たくない
佐藤:うふふふうふうふふ
岩崎:親元 離れたいっていうのありますよね。で、やっぱり東京へ行くよりも。京大来る人ってみんなそうでしょうけど、何となくそういうあまのじゃくっていうか。反体制というか、いう意識が有るんじゃないですか。
佐藤:左翼っぽいからねふふふふふ

岩崎:
そんなにイデオロギッシュなことは無いと思いますけど。
佐藤:共産党の市長さんかなんかじゃなかったですか、今は違うでしょうけど
岩崎:共産党が伝統的に強いですね

佐藤:そういう感じですよね。なにしろ被差別部落の問題だとか。歴史が永いので色んな問題があるって当然だから。単純に近代化するって言ってもね。複雑なのでよい いいですよね。
岩崎:あんまりそこまで深くは考えてないですけども。家出てそういうふうに将来したいなと。京都へ来たいなと
佐藤:京都へ来てサッカーは1年ぐらいやられたんですか
岩崎:いえいえ半年で
 
 共に うはははははは

岩崎:
半年でやめて。たまたまバイオリンの先生みつけて、その先生が同志社大学のオーケストラのトレーナーだったんで。じゃー同志社大学のオーケストラ。京大のオケーに入らないと
佐藤:ははははは まあこっちこいやみたいな
岩崎:はい。で結局3年生の時はやる人居なかったので。コンサートマスターやらしてもらてよその大学なですけど割と皆さん受け入れてくれて好かった。

佐藤:定期演奏会とかはやるわけでしょう。
岩崎:そうですね、定期演奏会して。
佐藤:学生の場合はどういう感じなんですか運営費用などは、運営の仕方は
岩崎:運営の仕方は
佐藤:お金とらないの

岩崎:とります とります。演奏会ノルマってのがあって。演奏会ごとに2万円とか1万円とか払ってそのお金で団員が100人ぐらい居ますので、それで100万200万。それでホール借りて、あと指揮者はプロ呼んで
佐藤:ああ、プロの指揮者ね
岩崎:はい

佐藤:佐渡さんとかいう人は、この当たりの人じゃなかたですか
岩崎:そうですそうです、京都出身です、機会はなかったですけど
佐藤:朝比奈さんとか

岩崎:
朝比奈さんはもう、その時かなり高齢だ。でも井上道義さんも来てもらって。それは凄くいい経験で。やっぱりプロの指揮者に振ってもらえる経験が佳かった。
佐藤:指揮者によって音が違うから聞き比べCDとか、出てますよね

岩崎:はいはい
佐藤:そういう体験もされて。100人も居るから。練習どうするんですか。ふふふふふ バラバラにしてきて
岩崎:バラバラ 一人で練習して、各パートで集まって。弦楽器で練習する。管楽器で練習する。あと全員として。
佐藤:かなりこまめの練習を重ねる
岩崎:そうですね、半年間練習して 演奏会

佐藤:ああそうかそうか
岩崎:年に2回
佐藤:年に2回は夏とか冬とか

岩崎:えーと初夏はい
佐藤:演奏会終わるとやったぜーみたいな、演奏しながら興奮してきますか
岩崎:やっぱり興奮しますね〜終わったら打ち上げして 鴨川に飛び込んで
佐藤:やっぱり 打ち上げするんですか ふふふふふふ
岩崎:それはもーう呑むために弾いているようなもんだから

佐藤:楽器ごとに性格が
岩崎:やっぱり
佐藤:よく知らないけど 管楽器の人達はお喋りだとか うははははは
岩崎:ああそうですね。ちょと フォルンは変わった人が多いとか。
佐藤:バイオリンはどうなんですか

岩崎;バイオリンは人数多いですから、色々ですね
佐藤:最近盲目のなんとかさんんて言って
岩崎:辻井さん
佐藤:盲目関係ないとか言って、バイオリンは国際的なコンテストで目立つ場合多いですよね。
岩崎:そうですね、日本人の若い人
佐藤:他にもオーケストラ演奏家 一杯いるのに、なぜかバイオリンが

岩崎:やっぱりやっている人の数が多いから
佐藤:多いですか
岩崎:オーケストラでどうですかね20人ぐらいは居ますよね。一番多いですよね

佐藤:今は社会人のクラブには入ってらっしゃるんですか
岩崎:今は入っているような、やめているような、。やめちゃたですね
佐藤:忙しい

岩崎:そうですね、卒業して、その同志社のオーケストラの友達と 立ち上げたというか。たまたま近くに居た友達がオーケストラやりたいと自分たちで作りたいと言うので。一緒にアマチア・オケをつくって最初演奏会何回かやったんですけど。

佐藤:なんで延々聞いているかというと、建築に携わっていると、人と関わらなければ出来ない。共同作業じゃないですか
岩崎:はい

佐藤:結局は一つの建物というか音楽を作るという、設計者は自分じゃないけど。楽譜が在って。それで共同作業なわけですよね。そうするとモチベーション、インセンティブとうかやる気ですね。何かバラバラなのかそれとも何か譜面があれば欲望のバラバラがねまとまって行くのか。そういうこと僕 判らないんですけども。それはどうなんですかね。譜面という設計図みたいな、それがあることが大きいですか。

岩崎:大きいは大きいですねやっぱり。ベートーベンであり、ブラームスであり、まずブラームスやべードーヴェン書いた譜があって、それに基づいて演奏するわけですけど、でもそれをどういうふうにするかとかは

佐藤
:喧嘩とかなないですか、君の弾き方おかしいとか
岩崎:喧嘩をプロではあるかもしれないですけど。揮者が指示するのと奏者がしたいのと違うっていうの在るですよねやっぱり。 プロの本当のトップの演奏やったら自分のプライドもあるし。学生の場合は指揮者の先生から教えていただいて

佐藤:演奏のしかたを教わると
岩崎:そうですね
佐藤:それから譜面の読み方とか。やっぱりプロの職人さんが集まっているっていう感じじゃないのですね。建築現場だとプロの職人さんだと、こだわりがあったりして「こうじゃないとやらねー」
岩崎:うははあはっはは
佐藤:今あるかどうか判らないけど

岩崎:でもお茶室の仕事 基本的にそうですから。みんなプロ。プライドもって
佐藤:学生時分のオーケストラはそこまではいかない
岩崎:そうです、中にはそういう奴もいますけどね
佐藤:うふふふふふふ
岩崎:かなり巧い やつで、そういう主張する人も居ます

佐藤:時代ごとに同じ譜面でも解釈というか演奏方法
岩崎:それは違いますね、今なにか流行でそういう ピリオド奏法とか、その当時演奏された奏法に近づけるとか楽器も変わってますしね。その当時ベートーヴェンが演奏した当時はこんなふうだったじゃないかという事を研究して、それに近づけた。
佐藤:音が違うんですね
岩崎:だいぶ違うですねやっぱり

佐藤:ベートーヴェンって何年ぐらい前の人でしたっけ 300年ぐらいですか
岩崎:いやいやそんな古くない、いい加減なこと言うとあれですけど (1770年12月16日ウィキペディア調べる)
佐藤:バッハ
岩崎:バッハの方が古いです

佐藤:生演奏の音は残ってないからね。
岩崎:ああそうですね
佐藤:何か日記だとか、記述されたものを読んで
岩崎:あとは楽譜に書いてあることを調べていく
佐藤:ある種の言葉というか設計図というか

岩崎:設計図ですよ本当に本当に 似てるな〜と思います

    ぶーぶーぶぅーと草刈り機が唸っている

佐藤:運動の方はそれでサッカー半年でねやめちゃって。人間関係の作り方は オーケストラに関わったのは役に立っていると言う感じですか。1対100だからそうでもないかな

岩崎:でも。、100人居て
佐藤:凄い人間関係ですよね
岩崎:そうですよね。今でも大学卒業してから付き合いのある友達っていうのは同志社の方がたぶん
佐藤:ははあははははは
岩崎:多いんじゃないかな〜と

佐藤:建築関係者じゃなくって音楽関係者の方が多いと
岩崎:はい 多いかもしれないですね。
佐藤:建築を立ち直らせるって言い方は変だけど。読み替えたり、作り替えたりするのには別のジャンルのね考え方というのを入っている、人の方が。何か違った位相に導きそうだ。音楽という考え方と(岩崎さんの)脳の中で誤配されているというか、 分かれてるが同時に体内に在るその事によって、何か違って 建築が解釈され易いっていうことで、単に建築だけ真面目にね
岩崎:ふふふふふふ
佐藤:ずーと突き詰めているという人よりは、状況を面白くしてくれるという気がするんですですよ
岩崎:音楽は本当に凄く、助かっているというか、嫁さんが一応バイオリン教えたりしてるんですけど  15:20 

 その03へ