2009年8月2~9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

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 岡田栄造さん編   8月06日 pm1時~ 曇りのち小雨 

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 その07  

  とびらプロジェクト など 

岡田:最近も川勝と一緒に、とびらプロジェクト始めて

佐藤とびらプロジェクトっていうのは何ですか 
岡田:コンペのね、ロッカテイ・コンペってうのがありまして。それの大賞の作品のね、実施コンペなのに 建たなかったんですよ
佐藤:北海道のお菓子やさんのね
岡田:それで1000件ちかく応募が集まって、若手にとっては凄く希望が持てるコンペだったから。それが建たなかった事はかなり落胆があったわけですよね。

佐藤:ジャーナリストはだれもそれを書いてないんですか
岡田:今 建築ジャーナルが。昨日か一昨日でたやつでコンペ特集で取り上げてますけど。そういうコンペいくらでもあるじゃないかみたいな。そいう醒めた見方もあるし。山本さんのように訴訟とか、あるんだけど。で、訴訟しろっていうね あるネットのサイトには山本さんの事務所の人が「それは訴訟になるから、訴訟も検討した方が良いんじゃないの」みたいなこと書き込んでいたりもしたんですけど。

何かけっきょく訴訟でも勝てないじゃないですか。何か出来ないかな~と思って。でみんな酒飲みながら雑談してたら、丁度藤村さんもいたけど。そしたらそんとき川勝が「建てたらいいんじゃないですか」って。「500万ぐらいだったら」。建設費が500万ぐらいだったっていうことだったから。そうやって建てちゃえばいいんじゃないですか

佐藤:いいこと言うね!彫刻家はみんな自分でたてるからね
岡田 いいね~って言って。みんなで集めて建てようかみたいな話に

佐藤:それでお金を、寄付を募っているんだ。
岡田:まあちょっとその建設費まで寄付をっていう話はちょっとまだそこまでは出来なくって。
佐藤:場所はどこでもいいんですか
岡田:場所はね。建てるだけならしていいよっていのはけっこ居るんですよ。土地持っていて。
佐藤:北海道じゃなくってもいいんですか
岡田:北海道じゃなくってもいい。

佐藤:それは建ったときにコンペ主催者から訴訟受けるんじゃないですか
岡田:そこはちゃんとしなきゃいけないんですけど
佐藤:そういう面倒くさい問題もある

 あ電話だちょっと失礼します

岡田:トイレにいってきます
佐藤:はい佐藤です。どうもどうも、先ほどはありがとうございました。今日は駄目なんだよね。明日大丈夫ですか?ほんなら明日夜は、僕が駄目で明日日中ですよ。事務所はどこに在るんですか。烏丸駅ね。四条烏丸。北山の方に行く地下鉄ですか。今北山にいるので地下鉄で四条烏丸で下りればいいわけだね。四条ね。じゃ何時にしましょうかね。何時でもいいですか。昼過ぎ1時ぐらいにしておきましょうか。その当たりで電話しあうということでよろしくお願いします。 誰だか分かんない人からインタビューの申し込みがあった。 

岡田:そうですか、誰から電話をきいたんだろう
佐藤:だれか教えたんだ
岡田:電話しろって言ったんだ建築家の人ですか
佐藤:そうです若い声していたから
岡田:京都ですか

佐藤:京都の人ですね、四条烏丸って言ってました、四条駅で午後1時に会うことになった
岡田:明日!
佐藤:よかっです。(電話してきた人は牧野研造さんでした)
岡田:凄いですね

佐藤:え!?何が
岡田:インタビューしてくれって、面白いこと~
佐藤:だれか電話したんじゃないかな。昨日も浅見俊幸さん門藤芳樹さん紹介したい人が居るってことで、昨日の夕方 突然電話掛かってきまして。電話の1時間後から 道を、駆け足しながら 3時間インタビューしました。今ままでもそういうことあるんですけど。、1日一人の予定だったですけど。だってほとんど初対面の方ですし 話始めると夜まで喋って呑むことになる。初対面なんで酒のみしたいじゃないですか。数がこなせるのはいいんだけども、「建築あそび」のようにジュックリ一日掛けてお付き合いする方がいいと思うんです。ゴロンと寝込むまで話し続ける。今日は4人 こなすんだけど、濃いくないですよ。

岡田:はははは
佐藤:それでも 一人 2~3時間ぐらいです、文字起こしは苦行ですけども
岡田:それはそうでしょう
佐藤:そんな事もあって 二度と来るなって言わない
岡田うん

佐藤:そういう話を来てドンドン電話したりメールして来てくれるんだと思います
岡田:佐藤さん来るだけで色んな人材発掘されて来るから面白いわ~
佐藤:ふふふふふ
岡田:おもしろいわ

佐藤文字起こし取り合えず2~3月かかってまう。 早めに1人1時間文字起こして公開しますんで。残りの雑談部もなるべく頑張って起こして公開します。 5年ごとで10年後に三回分まとまれば、例えば岡田論のようなものにまとめることが出来るじゃないですか。岡田論書けるじゃないですか
岡田:大人になった

佐藤:一次情報を採ってないかぎり単なる噂話になってしまう。ただ聞いて文字にして記録するってことは、凄く重要だと思うんで


岡田:私がやった箱展って知ってます?
佐藤:知らない。何ですかそれ?!

岡田:私の仕事知らないですな
佐藤:京都だって無名で初対面を条件に人選し で聞いてますのでだれの仕事も知らない、もちろん 岡田さんの仕事も知らないですよ
岡田:

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