2009年8月2〜9日 ことば悦覧in京都 記録集    home 

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 岡田栄造さん編   8月06日 pm1時〜 曇りのち小雨 

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 その06  

  雑談 

岡田:今やんないけど。
佐藤:相手だってブログ書くのに3日位掛かっている感じがする
岡田:本当に面白かったから、それで 私が何かで柳原照弘さんを取り上げたのかな。なんか連絡とれるようになって。たまたま。

佐藤:イタリアでね 展示して
岡田:イタリアで
佐藤:まだ つい最近の話ですよね
岡田:そうそう、2005年位じゃないの、2006年

佐藤:そしたら あれよあれよという間に
岡田:本当にあの人は状況をデザイするっていうけど、本当に上手ですわ。自分がデザインする状況をデザイする

佐藤:ふふふふ。
岡田自分の作品に感情移入してないようで、していて。そこがまた凄くって。ふつうああいう事やる人って、あんまり自分の作品、中身の事なんて、藤村さんみたいに関心無いないかと思っいきや。けっこうマニアックにデザインも好きだな〜みたいな処もあって。面白い人だな〜と。色々やってますよ〜。

佐藤:うどんのまちづくりも一緒にやられているんでしょう。最近止まっている
岡田:話はしているんですけど。どうなっているんだろうな〜。やるって言ってましたし。大阪でこれ(デザインイースト)もやるでしょう。こんどカリモクの家具のプロデューサーもやるって言っていたし。

佐藤:どこかの会社の
岡田:ワークショップね。オフェクトか?、北欧のね。彼はデザイナーとしての能力は凄い。私とは、ねばり強く何年も掛けて自分のものが製品化にやるようなところまで出来るんですよ
佐藤:しつこいわけですね
岡田:あの人は凄いですよ。私は全然、私のやっているプロジェット一個、商品化しましたけど。粘り強く提案して来るし。私なんか人にプレゼンすることが出来ない

佐藤:選択と行動力もあるし、ちょっと話た後で連絡すると「もうやってます」と言うし。
岡田:行動力もあるし、説得力もあるし。彼も野球やっていたんですね。
佐藤:そうですね。高校球児からデザイナーに。凄腕石工の末裔らしですよ。「伝説がある」と言っていたですよ。「作家になるって 作家が成長していく推進力は大阪の地力っていうものがあってだから、エネルギーを何度も 大阪の地元に還していかないとね」と言ってたんですよ。何度も話し合い。なるべく壁・境界の無い靱公園でやるようにと、そしたらデザイイーストになったんです。

岡田:そうなんですか。
佐藤:分が育てられた世界に、お金を寄付するとかじゃなくって、行為として次の人を育てるなり、異種交流したりする場をデザインしたりして活動しないとだめだと。有名だけど孤独じゃだめだから。家族も仲間も育てろ!と言っていた。普通に暮らすことが肝要だと。

岡田:普通じゃ ああはなれないでしょう。

佐藤:
子供産まれましたから京都へは行けませんと電話ありました
岡田:どっちだったんだろう 女の子というイメージがある。

佐藤:女性に囲まて幸せだな。男は娘との方が話合うでしょう。岡田先生は子供は何いらっしゃるんですか。
岡田:2人男。男同士なんか話しませんよね
佐藤:まだ小さいからでしょう。
岡田:大きくなってもね、
佐藤:大人になっていのに決め付きすぎ。 会えば ひっきりなしに 俺は喋ってますよ。なんでこんなに喋るか。長男の講演内容・文字起こしもやっているから、
岡田:はははは

佐藤:ふふっふ
岡田:私は父親不在の家で育ったから 父親のイメージじゃないからね〜
佐藤:父親と思わなければ いいじゃないですか。
岡田:いやそうですかね〜父親になれないな〜と
佐藤:なんなきゃいい。

岡田:なんなきゃいいってこっちが勝手だけど まあまあ、親は選べないしな。
佐藤:すーぱーマザコンの寺山修司は 全て 女性は自分のお母さんだと言ったけど、ここでは子供はみんな 子であると。岡田先生の息子さんも隣の男を お父さんって言っていいんですよ。そういう構えでいると,このオヤジオモロイんじゃない。子供が30過ぎてからの 方が凄く話すようになったね。
岡田:そうですか
佐藤:家庭内で 問題がありなんでね〜

岡田:話さなきゃいけないからね。
佐藤:レジュメ作って家庭内問題をレジュメ見ながらはなしていたからふふっふ。レジュメ作らないと話がグジャグシャニなるから。

岡田:確かにね。そういう問題あると話ますね。家も よう話してましたは。オヤジが居ないから、オヤジに問題について。はあっははは、結束力はありましたね、そういう意味での。
佐藤:一人の背に問題押し付けてはだめで共有がいいですよ。一人で追い詰められた者が犯罪おこしたり自殺したりしたら 、嫌じゃないですか。みんなで語り合って分担して なんとかしようとすれば犯罪などは減る。危機こそ幸せだという構えでね。もっともっと日本が危機状態にならいと元気出せないかもしれないね。本当に危機が来たら隣近所の人と喋りますよ

岡田:そうね。そうだよね
佐藤:駄目だって言わないで、今は適当生きで 生きてられるんだからこれでいいのだ〜だね
岡田:そうなんだよね〜
佐藤:コミュニティーが無いなんて嘘でしょう。 情報流すまちづくりなんて言う人とそれに乗り仕事しようとする人になり、ある種 騙されているように思うな〜
岡田:なるほど。放っとけばいいのか
佐藤:危機になるまで放っておいて、自分のやりたいことをやって、本当に危機がやって来たら手伝うんですよ。 みんなで協同してやるでしょう。地震の時の様子見ているから分かるじゃないです。食いもの無くなりそうだったら、道路で屋上でも畑にしちゃうでしょう、死ぬの嫌だもん。
岡田:そうね

佐藤:「建築あそび」をやるときは今は危機的状況だからねとご託を並べると
岡田:うははははは
佐藤:2枚舌を使ってと。これはもう芝居ですからね、もう。柳原さんも役者になってもらって、彼もいい顔しているから、オモロイ芝居だね

岡田:タフなのは いいよな〜、タフな人が居るからな〜 放っておいても大丈夫な人いるし放って置けない人が居るんですよクリエーターにも。この人才能あるんだけど。この人にもの作らせる事しない!駄目だろうみたいな。

佐藤:アーテスト育てる文科省の研究費みたいなの、そういうの無いんですか。岡田先生が これからの世界を担う日本のデザイナーの支援金をとると。 アニメキャラ建築ばっかりじゃなくって。箱物から人へ税金流すと
岡田:本当ですよ。でもね ぼくそんな国の事なんかね国とか企業とか全く信用していない。
佐藤:そんなこと言ったってあんなに膨大な赤字作っられちゃって、子供地味たこと言っててもだめじゃないですか。
岡田:何て言うか。うん、そうだな子供じみた事なんですよ。藤村君たちと違うんですよ。そこは。

佐藤:藤村さんが本当に大人かどうかまだ分からない、。連絡し合い何でも話し合うようにとしてますけど
岡田:まだ分かんないけど。そういうベクトルなわけですよね。あの人は。だけど私はデザイナーにも成れなかったけど。個人的なスケールでしかものが出来ない人間かなと思って


 とびらプロジェクト 

佐藤:
だたさっきのマネージメントじゃないけども。こいつはいいものを作るっていう目利き なわけでしょう。

岡田
:だから自腹でやっているわけですよ
佐藤:あ〜それ自腹でやならいようにした方がいいんじゃないですか
岡田:う〜んでも何か、
佐藤:大学の先生やっているから 公的なものに 才能は皆でそだてる なっちゃうじゃないですか。10年とか経つと。
岡田:国からお金もらっているからそれでやってます はははあ
佐藤:それでいいと思うんですけど、そこで才能ある人が育てばいいじゃないですか。

岡田:そうしたいっていうか、何かね自腹切っているということは、そんなに大事じゃないのかもしんないけど。

佐藤:大事ですよ自腹も
岡田:そうしてでもやんなきゃいけないって言う事だ

佐藤:
自腹切るですか。違うかもしれないけど、 俺は無収入が永いので 電車賃4万円を振り向けて 健康保険税金払うか! 京都に来て聞き取りするか では悩むんですけど。 憲法25条の健康で文化的な最低限の生活を営む権利があると書いてあるんで、国保税を分納してでも ここで建築系の人々の肉声を聞き採って、帰って数ヶ月文字起こしをすることが 俺の最低限の生活だと思ってふふふふふ

岡田:大人になんなきゃいけないな〜と
佐藤:ふふふふ、説教しちゃったかな 
岡田:最近も川勝と一緒に、とびらプロジェクト始めて

佐藤:とびらプロジェクトっていうのは何ですか  15:25


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