探偵とはどんなものか?
 探偵になるにはどうしてらよいか?
 探偵の仕事
 探偵の心得
 有名な探偵は?

 
ドラマのような衝撃的な出来事が
         こんなにも日常で起こっているのです



探偵とは、民間調査会社や興信所とも呼ばれており、素行調査や身上調査、浮気調査など対象となる人がどんな人なのか、どんなことをしているのかなどを調査して情報をもたらす人を総じて指しているようです。最近では探偵と呼ばずに興信所と呼ぶことも増えています。

探偵というと、シャーロックホームズみたいに推理小説にあるような殺人事件を解決してかっこいい、というイメージもありますが、実際には探偵業というと個人のみではなく、数人単位のグループで編成して素行調査や人探しなどを行い、社会の裏方のような案件を多数扱うことになるようです。

また、人物についての調査のほかに、自分についての評価を検証する自己調査、転職する会社の評判などについて調べる法人を対象とした調査など、探偵社はさまざまな調査案件を扱っています。

特定人物についての素行調査や行方不明になってしまった人探し、会社の評判など、個人では調べきれないことなどは多くあるかと思います。こういった調べ物についてのノウハウも探偵業者は多く持っていることがあるので、相談してみるのも方法のひとつといえるでしょう。

しかし実際に探偵を探してみようとホームページを検索すると何万というページがヒットします。こんなに需要があるのかと驚いてしまいますが、実際に探偵の名乗る業者の中には違法行為によって情報を入手したり、ろくに調査もせずに料金だけ請求するなどの悪徳業者が存在するので、選ぶ際にはよくよく見極める必要がありそうです。
 
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探偵になるには、どうしたらよいのでしょうか。小説やドラマの影響か、はたまたスパイのようなイメージが強いのか、探偵は憧れを持つ人は少なくないようです。しかしそれでは実際にどうすれば探偵になれるのでしょうか?

現在のところ、探偵は特に国家試験などの資格は必要ありません。探偵業としての届出を行えば探偵を名乗ることはできるのです。
しかしそれでは探偵になったとはいえませんね。実際に探偵業に携わるためにはどうすればよいのでしょうか。

最近、探偵学校なるものも目にするようになりました。こういった学校で探偵業について学んだり、必要な知識を吸収するのも探偵になる手段のひとつかと思います。

しかしこれらの探偵学校に関しては、大手の探偵社の主宰する学校がその主になりますが、その学費は数十万円からとかなり高額です。

また、学校を卒業したから必ずすぐに探偵業で身を立てていかれるというわけではないので、実際には探偵事務所や興信所などで就業する必要があるようです。

多くの探偵業者はこういった学校の卒業ではなく、実際に働きながら探偵業に必要な知識を学んでいった人も少なくないので、必ずしも学校に通う必要はないようです。

一番探偵業に携わるのに手早いのは、探偵事務所や興信所へ直接就業してしまうことです。調査に関する知識やその方法は知識として学んでいくことはできますが、クライアントによってどんな調査法を用いるか、また現場現場でどう対応していくかなどは、経験によって培っていくほかありません。実際に探偵社の求人はまれに新聞などに載っていることがあるので、探してみると良いかもしれません。
 
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探偵にはどんな調査があるのでしょうか。探偵事務所が扱う調査内容は、多岐にわたりますが、その主だったものは人に関する調査です。

ある人物について、社会的立場などを含む個人情報や評判などを調べる個人信用調査や、行動の追跡などを含む素行調査や身上調査。雇い入れた人の経歴や個人情報などを調べる雇用調査。人事調査や結婚前に結婚相手について調べる結婚調査。個人では調べきれない家系をたどっての家系図調査。車のナンバーや電話番号などの断片的な情報から個人情報を調べる割り出しなど、人に関しての情報を調べる調査業が探偵の主な業務になります。

特に、お見合いでの結婚が多かった頃は、結婚前の身上調査などはあまり珍しくなかったようです。現在でも格式などを気にする人は決して多くはありませんがまったく居ないわけではないため、依頼があります。

また、企業が雇い入れる人間について身上調査を依頼する雇用・人事調査のほかに、転職などで就職する会社についてや、新規の取引先についてなど、法人を対象とした信用や評判などを含めて調査する法人調査を扱っている探偵業者もあります。

その他に、行方がわからなくなった人を探す人探しも、請け負っている探偵業者もあります。変わった毛色のところでは、ペットが家出してしまったり、何かのはずみにはぐれてしまったペットを探す業者も、ペット探偵と名乗っているところもあります。これは最近になって耳にすることが増えてきた業者ですね。いわゆる探偵業とは一線を画しているようにも思えますがどうなのでしょうか。
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探偵に必要な心得とはどんなものでしょうか。探偵業を行うには開業に関する届出が必要ですが、探偵社などへの就業の場合は必要ありませんし、探偵という職業そのものについては国家資格など公的に許可が必要な業種ではありません。

探偵業を行う上でまず一番最初にあげられることは、守秘義務です。依頼主以外には、調査によって得た情報については一切口外してはいけないのです。これは個人情報に多く触れる職業柄、モラルとしても必要なことといえます。

情報によっては個人情報保護法に触れるれっきとした犯罪になりますし、また、「情報をほかに漏らす探偵」というレッテルが貼られてしまっては探偵業としては致命的です。

そして、もうひとつ必要な心得としては感情的にならないこと。探偵業はターゲットの情報を調べて依頼主に報告するということが業務の主になります。得た情報によって類推を加えたり、その情報そのものを解析する必要が生じる場合があるかもしれません。

しかしその情報が探偵によって主観的に脚色されてはならないのです。依頼主にもたらす情報はあくまで客観的な事実であって、探偵本人の主観は必要ありません。調査対象に対しても、依頼主に対しても特別に感情移入することなく淡々と情報を集める必要があるのです。

探偵業を志す場合には、こういった個人情報を扱う業種として、冷静に対処できる心の太さと、臨機応変に対処できる柔軟性とが心得として必要なのかもしれません。
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有名な探偵というと、シャーロックホームズや金田一耕介など、ミステリー小説で活躍する探偵を思い浮かべますが、実際に現代社会に有名探偵はどんな人が居るのでしょうか。

現在日本では、公的な探偵機関というものはありません。探偵業としての届出のみ開業に関して義務付けられていますが、それ以外に資格試験などもありません。

海外では、警察機関の一部として調査業を請け負う公的機関などが探偵を名乗ることがあるようです。

しかし日本ではこういった機関は存在しないため、探偵業は民間の調査会社ということになります。

本来探偵というと、そういった調査業を生業とする人をさす言葉ですが、日本ではそういった調査員を抱える事務所などを総じて探偵と呼んでいます。こういった探偵業者で有名なところはどんなところでしょうか。

探偵業の大手としては、ガルエージェンシーが有名です。探偵学校なども主催しており、日本各地に事務所を構えており、大規模に展開している探偵社として有名です。
 
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