下鴨神社境内の森。
源氏物語・須磨うき世をば 今ぞ離るる 留まらん 名をばただすの 神に任せて
俊成人のおもひ 糺のもりの よぶこどり 心のみやは 空にしるらむ
慈円君を祈る こころの色を 人問はば ただすの宮の あけの玉垣
暁台夕すゞみ糺の岸や崩らむ
一茶盃に散れや糺のとぶほたる
一葉千鳥なく かもの河風 みにしみて 糺の森に 更けし月かな
節糺の森 かみのみたらし 秋澄みて 檜皮はひてぬ 神のみたらし