和歌と俳句

天塩 天塩川

茂吉
天塩川 見えそめしころ 谷の入に くろぐろとして 山はおきふす

茂吉
天塩川の あかくにごれる いきほひを まぢかくに見て おどろくわれは

茂吉
天塩がはの 洪水見つつ わが汽車は 北へ走りぬ 眠気もよほす

茂吉
よる一夜 おりゐしづめる 雲ありて 天塩のくにを 汽車はくだりぬ

楸邨
秋天や天塩の濁り海に入る

楸邨
また見えて露のおどろく天塩川