俳句案内
春の季語(2月3月4月)
二月
春
旧暦では1月2月3月、新暦では2月、3月、4月を春としている。
立春[春立つ・春となる]
寒明(かんあけ)[寒明ける]
早春[春早し]
春浅し[浅き春]
二月
初午
雪解(ゆきどけ・ゆきげ)
雪代[雪濁り]・・・雪が解けて川や海に流れ出す水をいう。このため川や海が濁ることを雪濁りという。
雪崩
残雪[残る雪・雪残る]
雪間[班雪(はだれ)]・・・山などの雪が解け始め地肌が斑にみえてきたさま。
凍解(いてどけ)凍ゆるむ・・・春になって土の凍てがゆるみ、やわらかくぬかるんでくること。
春の氷
氷解く[解氷]・・・湖、川などにはっていた氷が解け始めること。
流氷[浮氷]
春寒[春寒し・春の寒さ]
・・・春になってからの寒さ。
余寒[残る寒さ・寒残る]
・・・立春になってからもまだ寒さのこっていること。
冴え返る
春時雨[春駿雨]
猫の恋
[恋猫・うかれ猫・春の猫・猫の夫・猫の妻]
白魚
公魚(わかさぎ)
野を焼く[野焼・野火・畑焼く・畦焼く・芝焼く]
焼野(やけの)[末黒(すぐろ)]・・・枯れ草や雑木を焼き払った野。
山焼く(山火)
・・・害虫駆除と肥料をつくるために、山の枯れ草などを焼くこと。
焼山(やけやま)・・・枯れ草や雑木を焼き払った山。
麦踏
木の実植う
猫柳
雛菊
ほうれん草
蕗の薹(ふきのとう)
水菜
海苔
青海苔
梅
梅見
紅梅
鶯[匂い鳥・春告鳥・初音]
下萌え[草萌・草青む]
いぬふぐり
若布
実朝忌
陰暦1月27日。
源実朝
の命日。
三月
三月
如月(きさらぎ)
・・・陰暦二月
雛市(ひないち)
雛祭り[ひいな・雛・桃の節句の日]
白酒
菱餅
春の雪[淡雪・春雪]
春雷
啓蟄(けいちつ)
・・・地中の虫が出てくる頃。3月6日頃。
蛇穴を出る
東風(こち)[朝東風・夕東風・強東風・荒東風]
・・・春先になって東方から吹く風。
春めく
春の山
山笑う[笑う山]
水温む
春の水〔春水・水の春〕
田螺
蜆
水草生ふ
春田
春の川
若鮎
春日祭・・・3月13日。奈良、春日神社の祭礼。
お水取り
・・・3月13日午前2時頃。奈良東大寺二月堂。
涅槃[涅槃会・涅槃像]
・・・旧暦2月15日釈尊入滅の日。
涅槃西風(ねはんにし)・・・旧暦2月15日釈尊入滅のころに吹く西風。
西行忌・・・旧暦2月15日、
西行法師
の命日。
引鶴[鶴帰る]
春の雁[残る雁]・・・雁は春になると北方に帰るが、とどまって帰らない雁をいう。
帰雁[帰る雁・行く雁・去ぬ雁]
鳥帰る
春分[お中日]
彼岸
・・・春分の日を中心にその前後各3日間とあわせて7日間を彼岸という。
彼岸桜
暖か[ぬくし・ぬくとし・暖雨]
炉塞(ろふさぎ)[炉塞ぐ・炉の名残]・・・炉に火をたかぬようふさいでしまうこと。
春炬燵
炬燵塞ぐ
春の暖炉[春の炉]
北窓開く・・・暖かくなり、山野の家などで冬の間閉じていた北側の窓をひらくこと。
目貼剥ぐ(めばりはぐ)
雉[雉子・きぎす]
駒鳥
雲雀
燕[つばくら・つばくらめ]
春の雨[春雨]
春泥[春の泥]
田打(たうち)[田掻(たかき)]
・・・田植えの為に田を耕すこと。
畑打(はたうち)
耕し・・・田畑の耕作をすること。
物種・・・春に蒔く種。 種蒔き
花種蒔く 物種蒔く
苗床[温床・冷床・苗障子]
苗札・・・花壇などに草花を蒔いたときなど、名を書いた小さな木札を立てておく。
苗木市[植木市]
剪定(せんてい)
根分(ねわけ)・・・菊、萩・菖蒲などの古株を古株を掘り出し、その根をわけて植え直す。
木の芽[木の芽時・木の芽晴・木の芽風邪・木の芽雨・芽立ち・芽吹き]
山椒の芽 楓の芽 たらの芽 枸杞の芽
椿
接木(つぎき)
挿木(さしき)
卒業
春の野
霞
陽炎(かげろう)[糸遊(いとゆう)・遊糸(ゆうし)]
踏青(とうせい)[青き踏む]
野遊び 摘草(つみくさ)
蓬(よもぎ)
土筆(つくし)
蕨(わらび)
薇(ぜんまい)
芹
三つ葉芹
防風
菫(すみれ)
蒲公英(たんぽぽ)
紫雲英(げんげ)
首蓿(うまごやし)
はこべ
薺の花[三味線草・ぺんぺん草]
虎杖(いたどり)
春蘭
利休忌・・・旧暦2月28日茶人利休の命日。
四月
四月
四月馬鹿[エイプリルフール]
春の日[春日]
日永(ひなが)[永き日]
遅日
麗らか[うらら]
長閑(のどか)[のどけし]
清明(せいめい)・・・新暦の4月5日にあたる。春たけなわの時期。
初桜[初花]
・・・その春初めて咲いた桜の花。
入学[入学式・新入生]
入社[新社員]
虚子忌・・・4月8日
高浜虚子
の命日。
啄木忌・・・4月13
石川啄木
の命日。
鶯餅
草餅[蓬餅・草団子]
桜餅
蕨餅
都踊り
桃の花
梨の花
林檎の花
沈丁花
辛夷
木蓮
連翹
木瓜の花
黄楊の花 枳殻の花 山椒の花
杉の花
春暁[春あかつき・春曙]
春昼[春の昼]
春の夕
春の暮
春の宵[春宵・宵の春]
春の夜
春の燈(はるのひ)[春燈・春ともし]
春の月[春月]
朧(おぼろ)
朧月
蝌蚪(かと)[蛙の子・おたまじゃくし]
柳
桜
花
・・・俳諧で花といえば桜の花。
花見
蛍烏賊
桜鯛
春の海
春の潮
汐干[干潟・汐干潟]
蛤 浅蜊
桜貝
壷焼
金鳳花
ヒヤシンス
仏生会
[潅仏会・降誕会]・・・4月8日釈尊の誕生日で各寺院は法要をおこなう。
花御堂(はなみどう)
・・・仏生会のとき、つくられる御堂。中には釈迦像が安置され、華やかにお堂がかざられている。
甘茶[甘茶仏]
・・・仏生会のとき、釈迦像に注ぐお茶。
花祭り・・・仏生会に行われるお祭り。
囀り(さえずり)
・・・いろいろの小鳥の鳴き声の総称。
百千鳥(ももちどり)・・・春の鳥が群がっている姿。
鳥の巣
燕の巣
雀の巣
子馬[若駒]
春光・・・春の明るい陽射し。
風光る[光風・風まぶし]
菜の花
蝶[白蝶・揚羽蝶・胡蝶など]
風車 シャボン玉 風船
ぶらんこ
春の風
遠足
鶯笛(うぐいすぶえ)・・・竹で作った鶯に似た音色を出す笛。
遍路[お遍路]
春日傘
朝寝 春眠 春愁
蜂[熊蜂・蜜蜂など] 蜂の巣
虻 春の蚊[初蚊]
雀の子[子雀]
仔猫
鹿の角落つ[落し角]・・・4月になると鹿の角が落ちる。
人丸忌・・・
柿本人麻呂
の命日。
陰暦3月18日。
山吹
海棠
馬酔木の花
ライラック(リラの花)
松の花
苗代
八十八夜・・・立春から数えて88日目。
茶摘み[茶摘女・茶摘歌・茶山・茶園]
製茶
穀雨・・・新暦4月21日頃。晩春のころ。
春深し[春たける]
夏近し[夏隣]
蛙
躑躅(つつじ)
石楠花
薊の花
藤
行く春
暮の春[暮春・春暮るる]
晩春
春尽く
春惜しむ[惜春]
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